新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第八話 Cの衝撃/男はひとり河を行く

何が~あるのか知らないが~。

さて、そろそろ読者がほぼいなくなってきた、俺の独壇場ってやつだな!

みんな働いてんだから、そんな暇ないっての。

 

本日は何しに来たかよくわからなかった桂林から、バスで揺られること一時間にある、陽朔に。

観光ガイドとかだと、桂林からの川下りでの終点となっていますが、高いんで、お金ないんで、カモられた影響なんで、バスで来ました。超安い。

 

さて、荒れ果てたバスターミナルが、ここどこやねんとメダパニること一時間、WiFiありの飲食店になきながら入店し、場所把握。なんだよ、あとちょっとだったか。

思った以上に未整備&観光客に優しくない入口。

そこらにウジャウジャいるタクシーやバイクタクシーの売り上げを伸ばすためという戦略的な狙いが透けて見えるので、使いませんでした。

 

さて、入店して食べたのが、この土地の伝統料理、ビールフィッシュです。

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要はビールで煮た川魚ですね。

店の若い……若いお姉さんが英語喋れ、

「1キロ当たりの金額でここは出しているので、1匹のサイズによって価格変わります。どれにするか見ますか?」というので、そりゃそうだろう、と後に着いていくと、

「お一人だから小さいのがいいですよね。これなんかどうですか?1.6キロ」

「ああ、それでいいです」

「わかりました」

で、活きのいい魚をその場で打ち殺しました。

ちょっと惚れそうでしたwww

 

そして登場した料理はデカい。

見た瞬間に食いきれないと思ったほど。

「ライスいります?」

「あ、はい……」

生返事で、いざ食べ始める。今回はスパイシーな「紅~」というのを、よくわからないまま何となく選んでいたため(紅がつくと基本辛いようです)、

トマトのほかにニンニクと青唐辛子が。

骨は気になるが、ウマい。川魚特有の臭みがビールで消えていて、ほぐれる身がスパイシーなソースと絡んで箸が進む進む。これでビールを飲んだら大変なことになるぞ。

とかやってたら、ライス登場。

待て、なんだそのサイズは。

ビールフィッシュの皿が洗面器。ライスの皿がカレー食えそうな皿で出てきた。

姉ちゃん、儂一人でこれ食うの無理やで!とか思いながら完食しました。

は?ライスお替り?いるか!

 

満腹を抱えて何とか宿に辿り着き、予定時間を2時間オーバーして到着。

迷ったのと、量多かったのだな……

序盤に書いた桂林~陽朔の川下りは高いけど、陽朔で周辺を見て回ることもできると言う情報があったため、日も落ちかけていたが、一か八か河原へ。

そこで運よく、英語が喋れる客引きのおカアさんにつかまり、値段も手ごろだったので、手を打った。

バイクの後方に乗っけられ、移動。このお母さん、日本ではできないような危険なライド(中国では普通)で、すごい気持ちがよかった。そうか、メットしてないからだわ。

 

さて、そこから川下りスタート。

水墨画の世界といわれる光景をご覧ください。

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おそらく歴史的建造物らしいことを、漕ぎ手のおば様(ライダーとは別)が中国語で教えてくれた。つまり不明。

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曇っていたのですが、逆に水墨で描いたような、味わい深い景色になってました。

もしかすると、桂林から下ってくると、もっといい感じの、パオズ山みたいのが撮れるのかもしれませんね。

すごく、よかったです。ションテンガリアーでした。

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左から、ニート、船漕ぎおば様、ライダー。

 

さて、もう一つのイケてるスポット、西街にやってきました。

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観光用にいい感じに整備されており、テンション上がります。

というか、川下りがよすぎて、もう「中国最高じゃん!」となっていたので、ここもテンション高めです。

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なんでも、西洋っぽく作られており、確かにこれまで見た上海や桂林の繁華街とは、

様相が異なっていて、接しやすかったです。沖縄的な?

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調子に乗って二往復。

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わかりづらいですが、建物の後ろにライトアップされた山が。

いくつか同じようになっており、昼間とはまた違う、幻想的な景色に。

 

いやーいいわ、陽朔。これまでで一番いいわ。

日本にはない自然の景色って、最高ですね。来た甲斐あったわ。

 

さて、今日は六人部屋なのに、今のところ部屋は僕一人。

なにしてやろうかな。

フッフッフッフッフ……。