新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

第二百八十五話 たったひとつのEのために / ナチュラル・ダイバーシティ

出立87日目(通算337日目)エクアドル13日目 ガラパゴス3日目 サンタクルス島3日目 ツアーへの参加のため、7:45には旅行会社へ向かった。 ここでウェットスーツを試着して、そこから車で移動になる。 初日に空港からサンタクルス島に渡って来た港にやってき…

第二百八十四話 たったひとつのEのために / 非日常の日常日

出立86日目(通算336日目)エクアドル12日目 ガラパゴス2日目 サンタクルス島2日目 快眠で目が覚め、朝食付きのため、いただくために屋上へ上がる。 揃うのを待っていたら、おこぼれ狙いか、フィンチさんが来訪。どうでもいいが、こいつら距離感が近い。まぁ…

第二百八十三話 たったひとつのEのために / ハローダーウィン!

出立85日目(通算335日目)エクアドル11日目 グアヤキル3日目~ガラパゴス1日目 サンタクルス島 1日目 10:40のフライトだが、宿を出たのが8:20で、若干焦る。国内移動だが、それ以上にいろいろ厳しいと聞いていたからだ。 乗り込むお母さんにお願いして、乗…

第二百八十二話 たったひとつのEのために / 君と僕の名前

出立83~4日目(通算333~4日目)エクアドル9~10日目 バーニョス4日目~グアヤキル1~2日目 移動日である。 朝9時に出るバスを予約しており、朝食は微妙に間に合わない感じだったので、パンにスクランブルエッグを挟んで宿を出る。 次のグアヤキルという街…

第二百八十一話 たったひとつのEのために / いよ虚しペダル

出立82日目(通算332日目)エクアドル8日目 バーニョス3日目 朝食はパンケーキにしてみた。膨らみ方はさすがだが、ボリュームを考えると昨日のものの方がよさそうだ。 さて、本日は宿で自転車を借りて滝を見に行こうと思う。 前日に買っていたパンにハム挟む…

第二百八十話 たったひとつのEのために / 空の手前に踊る影

出立81日目(通算331日目)エクアドル7日目 バーニョス2日目 バーニョスって、トイレって意味もあるから、正確に街の名前を言うと「Banos de Agua Santa」なんだよねー(バーニョスの言葉で、温泉で見る水着が取り立ててそそらない、の意味)。 宿では2ドル…

第二百七十九話 たったひとつのEのために / 君に夢中湯! I want to 湯!

出立80日目(通算330日目)エクアドル6日目 キト4日目~バーニョス1日目 朝軽く散歩に出かける。明るくなり始めた頃の街の空気は清浄で気持ちがいい。教会の雰囲気も厳かさが2割増しになっている気がする。 途中でパンを買って朝食とし、9時くらいに宿を出る…

第二百七十八話 たったひとつのEのために / 古きを訪ねて新しきも行く

出立79日目(通算329日目)エクアドル5日目 キト3日目 メキシコで再び大地震があったと聞く。 今度はプエプラとメキシコシティ。どちらも結構滞在したので、関わった人々の無事を祈るばかりである。 さて、この日は新市街(ノルテ)を観光しようと出掛ける。…

第二百七十七話 たったひとつのEのために / 伝説は塗り替えるもの

出立78日目(通算328日目)エクアドル4日目 キト2日目 明け方に花火なのか何なのか、散発的に聞こえたが、取り立てて祭りの様子もないようだ。 と思っていたら、独立記念広場でデモなのか何なのかが行われていた。目の前の建物は大統領府だ。暴徒化しそうな…

第二百七十六話 たったひとつのEのために / こ怖良い街!?

出立77日目(通算327日目)エクアドル3日目 オタバロ3日目~キト1日目 朝食の調達も兼ねて、散歩に出かけた。 昨日の喧騒が嘘のようにしっかりと街は片付いており、日曜日ということもあってシャッターが閉じたまま。中央の市場ではすでに出店の準備が始まっ…

第二百七十五話 たったひとつのEのために / サタデー・マーケット・フィーバー

出立76日目(通算326日目)エクアドル2日目 オタバロ2日目 朝食という程でもないが、フルーツとコーヒーはあると聞いていた。パイナップルとバナナだね。昨日の夜突然現れて、私のグミを食べて去っていた子どもは、どうやらスタッフの子だったらしい。 さて…

第二百七十四話 たったひとつのEのごとく / ギリギリのボーダーライン

出立75日目(通算325日目)コロンビア23日目 イピアレス3日目~エクアドル1日目 オタバロ1日目 目覚めは雨の音と共にだった。移動日なのに豪雨感がすごい。 荷物をまとめ、パンをモサモサやってもおさまらないので、意を決して国境を目指す。 国境行きのコレ…

第二百七十三話 Cの時代の愛 / 永遠に美しく…

出立73~4日目(通算323~24日目)コロンビア21~22日目 ポパヤン3日目~イピアレス1~2日目 Kさんと同行し、国境の町を目指す。なんせ遠いもので(8時間かかる)、6時半のバスを目指して宿を出た。 当初予定していた信頼と実績のボリビアーノ社のバスだが、…

第二百七十二話 Cの時代の愛 / あなた色に染めて色の街

出立71~2日目(通算321~22日目)コロンビア19~20日目 カリ3日目~ポパヤン1~2日目 宿の食事はパン、シリアル、フルーツ、コーヒーなんかを好きに取れという感じなので、ここぞとばかりにフルーツを食って栄養補給だ。 さて、カリはすることもないので脱…

第二百七十一話 Cの時代の愛 / 仮にも狩りには会いたくない

出立69~70日目(通算319~20日目)コロンビア17~8日目 サレント5日目~カリ1~2日目 雨は上がり、気持ちのいい朝だ。宿は朝食付きで、それを待つ間に庭を見ながらのんびりと飲むコーヒーもいい。少し肌寒いのもいい具合だ。 猫は他にもいるが、取りあえず…

第二百七十話 Cの時代の愛 / 大きいことが生むもの

出立68日目(通算318日目)コロンビア16日目 サレント4日目 未明にメキシコで多きな地震があったと聞く。 取り急ぎ知人・友人に被害はなさそうなので一安心だが、余震もあるだろうし、まだまだ怖い思いをしそうだ。 私のところは全く揺れに気付かなかったが…

第二百六十九話 Cの時代の愛 / ここらが気合の見せ所?

出立67日目(通算317日目)コロンビア15日目 サレント3日目 コーヒー農園で説明してくれていた姉ちゃんが「明日私もその宿に行く」と言っていたので何かと思ったら、レセプションに座っていた。働き者である。 さて、朝食を済ませた私はセントロへ向かい、ジ…

第二百六十八話 Cの時代の愛 / 恋を忘れた哀れな男に

出立65~6日目(通算315~6日目)コロンビア13~4日目 メデジン7日目~ サレント1~2日目 本日は移動日。メデジンからサレントまで目指す。 アルメニアを経由して乗り換えるのが一般的なようだが、直通の便がいくつか出ていて、8時、9時、11時、13時の便がと…

第二百六十七話 Cの時代の愛 / Dethティニーを越えて行け

出立63~4日目(通算313~4日目)コロンビア11~2日目 グアタペ3日目~メデジン5 ~6日目 8時過ぎに宿を出て、バス乗り場へ。 少年が客の呼び込みをしており、料金は乗ってからでいいという。 8:30発のバスは、街の大通りを呼び込みをしてから出たため少し遅…

第二百六十六話 Cの時代の愛 / Die another day

出立62日目(通算312日目)コロンビア10日目 グアタペ2日目 海外の病院に行くことになったのは、これで二度目だった。一度目は黄熱病の予防接種。そして今回は治療のためである。何ゆえなのか、時間を巻き戻してみよう。 宿には有料の朝食があるが、10,000ペ…

第二百六十五話 Cの時代の愛 / 天使と悪魔の間に…

出立61日目(通算311日目)コロンビア9日目 メデジン4日目~グアタペ1日目 コーヒーを飲んで宿を出た。居心地は大変いい宿だったが、駅まで距離があったので、重い荷物を抱えてだと、大変いい運動だ。 途中で例のフライドチキン屋で丸いのと円盤を買う。 球…

第二百六十四話 Cの時代の愛 / 微笑みの爆弾

出立60日目(通算310日目)コロンビア8日目 メデジン3日目 うっかり昼過ぎまでホテルで過ごしてしまったが(すごく過ごしやすいです)、今日は南の方、つまり新市街?的な方に行こうと思う。 ホテルから30分しないくらい。 若干の坂道を登って辿り着いたのは…