新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百九十七話 スタンド・バイ・H / グレー無いの、ブタ

出立53日目(通算216日目) ハンガリー1日目 ブタペスト1日目

 

 

バスは夜中に国境を抜け、やに早く通過すると思ったら、パスポート私だけであった。

あー、何とか条約?何その免許証みたいなカード?それでいいの?スゲー……

 

予定時刻より20分ほど遅れ、6時ごろ、バス停へ。

予定時間でも空は明るかったから余裕だっただろう。

 

そしてバスを降りるとともに、蜘蛛の子を散らすように消える乗客。早い!ここがどこだか理解しすぎだ!

 

取りあえずATM探し→地下鉄でホテルを目指す。

が、この切符券売機、コインしか受け付けない?窓口も開いていないし……。

朝食を兼ねて1ピースピザを買ったら、滅茶苦茶嫌そうな顔された。

10,000HUFで200HUF買ったからね、わからんでもないけどさ、それしかないから仕方がないでしょう。

 

無事地下鉄からホテルへ。

……何か病院の空いている部屋客室にしましたみたいなトコだな……恐ろしい……。

しかし次から次に、予約していない人もやって来るところを見ると、人気のホテルなんだな。

ま、受付にイケメンとカワイコちゃんいるし、素敵なことだね。

 

ここでこの街の情報集めなどし、お昼に出発。暑いわ!!蒸発しそう。蒸発都市。

いや、湿気がない分日本よりましだ。贅沢はいかんな。

 

f:id:haruki0091:20150815042502j:plain

国会議事堂前。いい角度がなかなかないが、キレイだ。他国民から見れば、日本のもそう見えるのだろうか。

個人的にはゴジラが壊すのとモスラが繭作るのと込みでイメージしてしまうが。

 

 

f:id:haruki0091:20150815042558j:plain

前の広場から、やおら、霧吹き的に蒸気が。

おおこれいいな!オシャレだし楽しい。ローラースケートで駆け抜ける現地人がいたが、超楽しそう。

 

f:id:haruki0091:20150815042630j:plain

橋を渡って、ドナウ川の向こう側へ。

 

f:id:haruki0091:20150815042426j:plain

あ、そうそう、ここドナウ川ね!あの美しき流れで有名な。ま、汚いけどな!

 

そして、このブタペスト、レッド風に言うとブタペッスト!は、川を挟んでブタとペストに分かれているらしい。ま、マジかよ。ラルクアンシエルラルクさんとシエルさんのコンビです、っていわれたくらいの衝撃だぞ!?

 

そういうわけで、そのブタ側に行くでござるよ。

 

ブタ側の名所は、丘の上にある王宮部分で、ここにいくつもの建物が立つ。

 

f:id:haruki0091:20150815042724j:plain

ランドマーク的な、マーチャーシュ教会。

モザイク模様の屋根と、整備された石の塔が特徴で、1470年~建築である。

「聖処女マリアの教会」という正式名称を持ち、中に入っていくことによくわからん抵抗と高揚が伴うこちら、1,400HUF。あ、今更だが、1HUF=0.44円。約半分くらいだ。

 

f:id:haruki0091:20150815042958j:plain

中の装飾も圧倒的だ。

 

f:id:haruki0091:20150815043048j:plain

オスマン帝国の侵略で一度はモスクにされたが、その後奪還。ロマネスク→バロック→ロマネスクと変遷をたどり、当時の面影を再現したようだ。

 

f:id:haruki0091:20150815043155j:plain

 

f:id:haruki0091:20150815043119j:plain

ゴールデン&カラフルで、荘厳な雰囲気抜群、ついでに日も当たらないから涼しくて俺に良し。

 

f:id:haruki0091:20150815043306j:plain

宝物も飾られる。

 

f:id:haruki0091:20150815042801j:plain

周りにある、三位一体の塔や、

 

f:id:haruki0091:20150815042906j:plain

マーリア・マクドナル塔なども見て回る。

 

f:id:haruki0091:20150815043238j:plain

お、向かいの国会議事堂、良く見えるな。

 

地下王宮という迷宮のようなところがあり、まっくらでロープを伝って歩くような施設もある。まるで善光寺のお階段巡りだが、その次くらいには暗い。

撮影禁止だが、2,000HUF。超涼しい、流石地下。

 

そういえば、何も見えなかったが、欧米人たちは結構自由に動いていた。

日本人は目が黒いからサングラス不用説があったが、同様に欧米人は夜目が効く、とかあるんだろうか。

 

ヘトヘトで宿まで戻る。トラムを使ったが、そういえば金払っていない。悪いことをしたが、寝不足で疲れてたんだなー。反省。

 

ホテルでは、ジャーマンがギターをかき鳴らし、ガールズとイケメンがじゃれている。いつの間にかガールズに囲まれていたり、っつーか、このホテルにアジア人俺しかいないのか!

 

夕食は近場のレストランへ。

 

f:id:haruki0091:20150815043350j:plain

ポークカツレツ・フォアグラ入りとジャスミンライス、ビール。

そう、ハンガリーはフォアグラが安いらしい。特に好きとは言わないが、いるうちに腹いっぱい食ってやろう。

クリーミーなソースも入り、食が進んだ。

 

ルーマニアよりも少し物価は高い様だ。3,445HUF=1,550円くらい。

これは自炊も検討だな。

 

宿に戻ると、道路でギターをかき鳴らして盛り上がる奴がいたり、レセプションの男性が男性器を連呼して、女の子と爆笑していたりで、カオスwwでも、嫌いじゃないわ!

ハイシーズンなのか、残念ながら連泊で宿が取れなかったので、明日は移動である。

 

次にどこ行くかもじっくり考えたい。