新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第二百一話 スタンド・バイ・H / 輝けるものたちへ

出立58日目(通算221日目) スロヴァキア2日目~ハンガリー6日目 ブタペスト6日目

 

※199話、この旅最大の濡れ場写真、更新しました。

 

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早朝、明けきらぬ街を歩き、駅へ向かう。

短いが、これでスロヴァキアともおさらばだ。

 

街に人影はないが、駅は既に稼働しており、発券できなかったものの、乗り込む。

しかし、後のチケットチェックで揉めに揉めるのである。だったら発券しろよ。

多分、ハンガリー側じゃないと無理なんだろうな……。

 

案の定、乗換時に発券、無事にチェックを通過した。

 

……つっても、既に通算5回ものチェックを受けているわけだが……

 

ブタペストの街に戻ると、ちらほらと通電していない店もある。これは……と思っていたら案の定、電気錠は無抵抗に開いた。まだ復旧していない!おのれ!

 

暗闇に包まれたホステル。話では、昨夕には復旧の予定であったが、夜になっても目途は立っていないらしい。そのため、他の宿に移ることも勧めているらしい。

 

うーん、しかし、あと一泊だけだし、どっかで充電だけできればいいだろう。

ということで、再度ここへ。

ま、濡れて放置した服もあるしね……

 

とは言え、暗黒空間では何もできないので、出かけることに。

 

丁度お昼を食べに行くN氏と一緒に、地元のレストランへ。

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セロリのスープと

 

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豚肉ソテーのマッシュルームソース

 

ビールも付けて、1,680HUF。やっすいなー。ビール不要かなww

 

N氏と別れ、市内観光へ。

 

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先日のイシュトヴァーン大聖堂の中へ。200HUF。

 

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おっと、思ったより荘厳だ!

 

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さすがに西欧に近づくにつれて、雰囲気も大きく変わって来るな。

 

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なお、聖堂の奥には、ハンガリー王国初代国王イシュトヴァーン1世の右腕が残されている。

死んでからとはいえ、よく切り落としたな……国王だぞ……。

 

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そしてこの箱の中にあるらしいが、見えん!

 

なんでも、金を払えばライトをつけてくれるらしいが、今日はやっていないらしい。今日はやっていないってなんだっ!?

ま、いいさ。別に奴と因縁があるじゃなし……

 

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橋を渡って王宮へ。

 

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幾度となく戦火に晒され、建て替え・改修を経てこの姿になったとか。

麓からも見えていたが、大したものだ。

 

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見忘れていたこちら、マグダラのマリア院の跡。

塔の下に広がる遺跡である。

 

 

再び橋を渡り、先ほど見かけた『ロバート・キャパ』の写真展へ。

 

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キャパはご当地・ハンガリー生まれの写真家で、20世紀の5つの大戦を渡り歩いた戦場カメラマンだ。

 

基本的に白黒写真しかないのだが、今回の展示ではカラーに焼き直したものが展示されるというものだった。

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↓ 

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こういうことか。

 

当然、撮影禁止……。

戦場のものだけでなく、各国の風景の他、映画スターやピカソなど、幅広い人脈を活かした、彼らの写真もあり、殺伐とした雰囲気とは異なる。

しかし、これを白黒で見たら、また印象が異なるんだろうなぁ。

 

ちなみに、動画も流れていた。が、座れないので適当に切り上げる。

 

宿に戻り、夕食へ出掛ける。

N氏号令のもと、S君やNちゃんらと中華料理屋へ。

 

東駅の横にある、南京飯店。

地元ハンガリー人が推す店ということでは行ってみると、店中が中国人。店員がハンガリー人という、奇妙な状況。

 

どうやら、中国人の団体客だった様だが、奴らは旅先でも中華が食えないと不満になるらしい。そういえば、他の国でも見たな、団体客。

 

どうでもいいが、その大胆に残す食い方はやめろ。13億人の人民がそういうことしたら、食糧難がどんだけ進むと思ってんだ。

しかし安心した。どこに行っても中国人である。

 

さて、6人の人間たちが、思いを一つにして注文した数々をご覧いただこう。

 

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酸辣湯スープ

酸味ととろみで食欲増進!腹が膨れてきたら、さらに評価されそう!

 

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炒飯

シンプル&さっぱりテイストで、バクバクいける!

 

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麻婆豆腐

これこそ、中華の王にして、王のための中華である!

山椒や豆鼓など効いた、本格仕様!

 

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空芯菜の炒めもの

ニンニクが強烈!これはどこの国でもうまいな!

 

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鯉の煮つけ

衝撃の一品。

どうせ泥臭い生臭いと思っていたが、どっこい、脂も乗っていながらサッパリした、白身魚系の味。鱗などの処理も完璧で、こりゃあ、イメージにある鯉料理がいかに適当に作られていたかがわかってしまうほど!

 

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回鍋肉

豆鼓を使っており、脂身のカリカリ感もおいしい。

ただ、超辛いピーマン(パプリカ?)が混入されていて、絶叫。

 

欲望の限りに注文したが、いやはや、これはうまい!!

日本でも食えないような本格中華。

 

 

これで一人3,000HUFなら文句なし!

 

そして、台湾生活中のTさんが中国語で中国人店員にプレッシャーをかけるのが、面白すぎた。

 

そして、ここでN氏の携帯に連絡が。なんと、ホステルの電気が復旧した!!

よし!待った甲斐あった!大勝利だ!!

 

店を出た我々は、N氏とNちゃんを置いて、夜景を見に行く。

 

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オペラ座

 

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イストヴァーン大聖堂に、

 

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くさり橋

 

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王宮や

 

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その付近から見るくさり橋&イストヴァーン大聖堂

 

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この通りは映画のハリポタで使われたらしいが、夜景を見た野郎4人は誰一人視聴していないため、定かではない。

ま、野郎4人で夜景見に行くのもどうかと思うが。

一人よりいいか。

 

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マーチャーシュ教会

 

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漁夫の砦

 

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対岸から見る国会議事堂

 

うーん、キレイだなぁ。見事にグリッター化している。

昼に見るのとはまた違う、幻想的な景色だ。

 

バスでホテルに戻り、本日は終了。

明日は移動日だ!