新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第五十四話 Lの危険な香り/空・腹・航・行

 出立59日目 ラオス13日目 ルアンパバーン4日目~パクベン1日目

 

移動日である。

 

前日記したとおりの意外な方法だが、要は船。その名も「スローボート」である。

 

パクベンという街を挟んで、2日かけて国境のフエサイまで移動する、1日8時間のロングジャーニー。

そう、つまり今日がラオス最終日である。

早朝迎えのトゥクトゥクに拾われ、移動開始。途中でサンドイッチでも買って~と思っていたが、全く違う方に車は進み、船着き場へ。ま、周りに何もない!!

 

装備もなく腹ペコで船に乗り込む。ウルトラ五つの誓いに反する行いである。

 

ちなみに早朝の気温は10℃以下。国内の皆さんにはぬるいこと言うなと言われるかもしれないが、久しぶりの寒さ。それで川の上を吹く風にさらされるのだから、たまったものではない。

8時半発→50分くらいに出発して、さもありなん。

霧に覆われた川に日は射さず、寒さマックスハート。今日は曇りでこのままかと思われた時、太陽が!これで01よろしくパワー10倍だな!

 

12時を過ぎるころには気温も上がり、楽しむ余裕が出てくる。

フエサイまでの行程はバスもあるのだが、何せ山道で揺れることが予想された。その点、このボートは多少の波で上下はするものの、実に快適。緑生い茂る山々の間を抜け、風を切るスピードが心地よい。席の座り心地も◎。

ちなみにボート内にはビールやお菓子、カップ麺など簡単なものは売っており、欧米人どもは酒盛りしたりウノしたりと、いい気なもんである。

 

17時過ぎにパクベンの街に到着。ホテルにチェックイン。

簡単なものしか食えていない状況のため、餓えた二人の男はインド料理店に。

ラオス最終日にインド料理wwww

うまかった。インド人の作るカレー最高。おせちもいいけどカレーもね!!

そしてラオスの魂、ビアラオも最後か……。

 

明日は8時発で再びボートにライド予定。今度はサンドイッチなど購入していき、準備万端で挑む。

そしてついに新たな国、5か国目のタイである。

タイといえば、特オタ的には、ウルトラマン・ライダーとも共演した白猿ハヌマーンの国なわけだが、それよりもうまそうな飯があることに涎。