第二十四話 Cの衝撃/国境・幻惑色町(くにざかい・げんわくのいろまち)
出立23日目 中国20日目 河口1日目
今日の記事は15禁くらいです。
ベトナムとの国境の町、河口まで行こうと思う。しかし、バスで8時間かかり、最終が19時半発→河口着が3時半とか→絶対良くないということで、河口に一泊すること。
こちらは以前出会ったT氏から「一度行って見てみるといいよ」と言われていた。
それもそのはず、ここは表題の通り、アレな街なのである。
もうここに沈没して、ベトナムとの行き来でビザを更新して滞在しまくる日本人もいるくらいの町なのだ。
しかも、ここにはどうやらユースホステルもない。よって予約を事前にせずに行くという、ドキドキの展開である。
そして案の定、面倒なことになった。
当初、ユースホステルがないとは思わず、突貫でこちらに向かったため、Wi-Fi使える飲食店を探した。するとフレッシュジュースショップを発見。のども乾き、疲れていたのでこれ幸いと入店、ココナッツジュースを注文。これがうまい!生の実を絞ったナイスな甘さとまろやかさで、久しぶりのナチュラルスイーツ。
しかし、飲み干して店を出た時に気づいた。
氷入っていやがった!
しかしもはや後の祭り。否、別の祭りがこれから始まるのだ。
い、いかん早く宿を見つけるんだ!
看板にWi-Fiと入った宿に入る。しかし、まるで英語が通じない!
ついに試され始めたぞ!
ノートを使って漢字でコミュニケーションし、ようやく部屋へ。100元か。ユースなら3泊はできるが、今はそんなこと言っている場合ではない。いろいろ時間がないのだ。
と思ったら、お姉さん、再びノートに書きだす。
要約すると、「中国美女を呼ぶか」
キ、キタ――(゚∀゚)――!!
そうなのだ。そういうこともやっているのだ、ここらの宿は。
ゆえに、そんなところにユースホステルなんて健全なものはないのだ。
もちろん答えはノーである。
我が軍は海外での武力行使を一切認めていないからである。
しかしそんな与党の姿勢を、脳内野党は弱腰であると批判した。今こそ我が軍の威光を隣国に示すべきである、と。
しかし与党はこれを拒否。我が軍は先の大戦の悲劇を踏まえ、いかなる場合であっても先制攻撃は認められず、専守防衛に徹するべきである、と。
すると、お姉さん、「では、そういう店に行くか」という。
えっ?そういう斡旋もしてるの?
もちろんノーと答えたが、中国語もしゃべれずに、それじゃあコイツ、何しに来たんだ、みたいな顔されたけど、そういう顔見に来たんだよ。
他のホテルの入り口にも、ちょっとどうかと思う格好したお姉さんがいたり、その辺歩いていたりする。
いやはや、恐ろしい町である。
しかしそんなことはどうでもいい。違うアレが迫ってるから、お姉さん、マジでもういいかな?ちょっとのっぴきならない理由があるんだよ!
かくして、色町でアナザーブラストをかますのだった。
全体的に腰から下で本当にすいませんでした。
そんな最低な中国最終日でしたwwww