新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第七十五話 Tより永遠に/ラスト・ディナー・オブ・タイ

出立85日目 タイ26日目 バンコク3日目

 

 

起床後、昨日と同じパン屋へ向かう。

丁度いい時間だったらしく、席が確保できたため、店内でコーヒーと共にいただく。

パン4つとコーヒーで150THBは高めだが、うまいし、タイ料理でない食品は貴重だ。

それにしても、チェンマイのBaan Bakeryは優秀すぎたなぁ。

 

この店、我々が食べ始めた頃には棚~レジ前は欧米人で埋め尽くされる大人気店だ。多少高くても、これほど客が来るなら、問題ないのだろう。

 

そして、なぜか店員がレディボーイだらけだ。どういう理屈だろうか。

いや、ホットドッグみたいなパンは売ってないな、申し訳ない。

 

さて、昨晩までに買いためたもので、以降使う予定のないものを、一度日本に送るために郵便局へ。

その場で箱を買い、箱に詰めると梱包作業はしてくれるので、その間に住所を記載。

なお、日本までの送付には3つの方法があり、価格順に①飛行機、②飛行機だが、間隙を縫う形でちょい安い、③船となる。それぞれ①2~3週間、②1カ月、③2~3か月での到着になる。

 

急ぐ必要はないが、③だと帰る頃にも届かない可能性があり、コーヒー豆ちゃんが心配だ。②にした。箱代を入れても1,100THB(3,800円程度か)。

うーん、日本から送るとなったら、考えられん金額だなぁ。

 

郵便局を後にして、カオサン通りのレストランへ入り、ブレイク。

ガイドブックで「日本人にはぴったり」と絶賛される、スイカシェイクを頼んでみた。

ちなみに、「この店が」ではない証拠に、果物と氷と水をミキサーにぶち込めば作れるので、配分に差はあれど、ほぼどこも同じ味だ。

そして、私と皆さんの疑念通り、味はほぼスイカそのもの。

いったい何なんだろうか。

 

寛ぐ我々のもとに、土産物を手にしたおっちゃん・おばちゃんが次々と声をかけてくる。

テラスとはいえ、一応店内。それもすぐ横に店員もいるのだが、お構いなしに、デカいライターとか、レーザーポインターとか、意味不明なものを見せてくるぞ!いらないぞ!

自由だな。いらないけど嫌いじゃないわ!(須藤元気

 

一度ホテルに戻って、明日の空港行のバスを手配。ホテルピックアップで150THBで行ってくれるらしい。まぁ、手間考えれば、いいところだろう。

 

本日はタイ最後の夕食である。

何にするか考えた挙句、基本のトムヤムクン!!!

 

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なんでも、こちらの屋台、そこそこ有名らしい。

「最近食レポがない」とおしかりを受けたので(だって、タイ飯に飽き……慣れたからさ、感動がなくて……)、まじめに伝えるぜ!

 

というのもこちら、何ていうか、ちゃんとうまいの初めて食べたかもくらいの味である。

魚介のだしがきちんと効き、辛さも程よく、酸味がこの暑い気候にマッチして、食欲をそそる。香草も嫌味にならない程度に花を添えている。何より、エビ!イカ!貝!の味・触感!筍のアシストもいいじゃないか。

うむ、これこそ正しきトムヤムクン!ご飯2杯いっちゃったぞ!それでも占めて105THBだけどな!

 

デザートは思い悩んだ挙句、こちらもバンコクでは屋台の多い、ココナツアイスにした。

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ココナツを加工した器に、薄切りにした実を敷き、その上にココナツアイスとナッツをかける。

これが絶品!!

ココナツアイスの風味の豊かさもさることながら、気候にマッチした冷たさが濃厚な甘さを程よく調整。さらに振りかけられたナッツが触感と香ばしさをプラスしたパーフェクトハーモニー。ココナツの実が本来の濃厚さを味あわせてくれる、まさにココナツのフルコース!

40THBと一食分に値すが、なに、140円程度で食えるスイーツとしては至高!

 

テンション上がりすぎたーwww

 

最後の夜ということで、缶ビールと、Moon Villageでもらったパパイヤワインも。

後者は移動時の高温もあって、限りに無く酢に近いwwwしかい、うまい!

 

ああ、タイバーツを使い切りそうだ。よかよか!

 

なんていうか、バンコク、ガイドブックで大半のページを締めている割に、一番何もしてないけど、まぁ、他の旅行者がきっといい話いっぱいしてくれるだろう!有名なスイーツとか、マーケットとかな!

 

遂に明日は次の国である。

当初の予定から大きく変わった次の国、激しき修行の予感であるが、第七十五話、まずはこれまで……。