第四十四話 Lは危険な香り/デカけりゃ、そんなにエラいのか
出立46~48日目 カンボジア10~11日目 ラオス1~2日目 パクセ1~2日目
えらい跨いだな!!
更新遅れました。。。なんせ、移動が。。。
12/21
シェムリアップ3日目は周辺の散策で、「ワット」とつく寺を歩き回る。
川沿いに点在し、ほとんど地元の寺状態で、まぁ、お盆に行くイメージ。
一部、前日行けなかったキリングフィールドである寺に入った。
ここでも骨が祭られていた。
12/22
さて、ラオスへの移動日である。
7:30出発の9時間の、ミニバンをチョイスした。
豪華な大型バスもあったのだが、下記の理由からミニバンを選択した。
・わずかだが、ミニバンのほうが安い
・大型バスは12時間と書かれていて、出発時間が一時間遅い
・入国審査で、日本人はビザいらないが、他のビザがいる国の人の処理も待つため、可能な限り人数が少ない方が早く通過できる
→ラオスの方が治安悪そうなので、できるだけ早めに着きたい
9時間なので、遅くてもまぁ、12時間くらいだろう、と思っていた。
・誤算1 想定より人数が多かったらしい
まったくバカげた話だが、手配会社の想定より人数が多かったようで、とてもじゃないが一台では乗り切れず、大きいバスに乗り換えないか、みたいな交渉を始めた。
なんで予約とる段階で確認しないんだよ。馬鹿なのか、コイツら。
これにより、一時間ほど遅れて出発。
・誤算2 途中で大型バスに乗り換え、しかも手間取る
ギュウギュウ詰めで辟易しながら、休憩地点に着くと、ここに大勢の移動客が溜まっていた。他の地域から来た人たちで、ここで乗り換え待ちだという。
すでに3時間近く待っている人間もいるという。
段取りが悪すぎる。
結果、一時間以上待って出発。
・誤算3 越境
上記大型への乗り換えにより、当然、ビザ発給の時間は食う。
ここでさらに1時間程度。
手前の4,000アイランドにしておけばよかった……。
結果的にパクセに着いたのは21:00くらい。まぁ、なんていうか、まぁ……夜中じゃなくて、よかったな。
その後、欧米人には媚びへつらい、東洋人には強気のクソトゥクトゥクドライバーズとの戦いを行い(2人の欧米人のおっさんと相乗り→私のホテルがありそうな辺を通過して二人を先に送り届けた挙句、そこで私を放逐しようとする→おっさんも擁護してくれて出発するも、増額を要求してくる→つっぱねると、こちらがきちんと場所をわかっていないのをいいことに、いい加減なところで降ろす)、
地元民に聞いたら、みんな親切に場所を教えてくれたので、ようやくホテルへ。
まぁ、ホテルも英語表記(綴りと数字の位置)が予約サイトと違い、フロントも微妙に困惑しながらも一応合ってるという紆余曲折を経て、飯を食いに出たのは22時半。
危ないというか、店もうやってないし。仕方なく、ラオスのスナックとビールで腹を満たして寝るという、ジャンキーさ。
ただ、この移動で、日本人2組に会えたのは、大きな収穫だった。
インド→カンボジア→ラオスと移動中のA夫婦。インドのおすすめ地方を教えていただいたので、今後の参考にしたい。
ビエンチャンまで24時間バス移動と言っていたが、パクセで路上に。トゥクトゥクが走り出してしまったため、その後が気になる……
カンボジアに一月いたI君。コーヒーに対する情熱が半端なく、日程的に追って合流することになりそう。彼は手前の4,000アイランドへ。
旅は道連れ世は情け、とはよく言ったものである。しかし、やはりトゥクトゥクドライバーは嫌い。
あと、移動は極力短距離にした方がいいだろう。
中国、ベトナムも完全に時間通りではないにせよ、ここまで大きく遅れなかった。
途上国だから仕方ないけどさ。
12/23
パクセに寄ったのは、世界遺産「ワットプー」に行くためである。
日帰りできる距離にあるが、
1、ツアーを利用→前日までに予約が必要
2、トゥクトゥクやミニバンを利用→一人では高い
3、スクーターを借りる→実は国際免許申請してない&事故ったらやばい
(まぁ、まともな店なら免許確認するだろうけど)
3は安いが論外(ちなみにラオスのドライバーはこれまでの国で一番良識的な運転。まぁ、舗装が行き届いてないから、無茶したら死ぬからかもしれないけど)。
2は金額面もあるが、前日の件で嫌悪感もあり、ツアーを探す。
2泊の予定のため、1泊追加も考えたが、ヴィエンチャン行のバスが10時間かかり、スリーピングバスが一般的なため、ツアー後に移動というプランに。
しかし最初に行った、カフェ併設の大きいツアー会社が手際が悪い。
14時まで確認できない→16時まで確認できない→まだ確認できてない
ああ、ダメだわココ。
少し先の、もうすでにビール飲み始めてる兄ちゃんの個人商店みたいなところに行ったら、同じ額で5分で両方のチケット確保。
何だったんだ……(ま、明日まで予断は許さないが)。
上記待っている間に、徒歩で行ける、ほぼ唯一の観光地「ゴールデンブッタ」へ。
山の上にそびえる、金ぴかのデカい奴で、夜にはライトアップされるシンボル的な仏像である。
「日本橋」という、おそらく日本の援助と技術提供で作られた数キロの橋を渡り、朽ちかけた階段を上がった先にある、十数メートルの黄金の巨大仏。
その威容は圧巻!
山の上にある、ということで、パクセの町とメコン川を一望できる。
町の外は木々に覆われ、ラオスが自然の中にある国だと再認識できる、非常にいい眺めであった。
画像は……容量の関係で、後日。
※2/28 一部画像追加
駆け足になってしまい、猛省である。
明日は移動のため、次回更新は明後日になるが、
アレ、クリスマスイブの夜にバスの中?
ま、まぁ、関係ないというか、まぁ、よし!!