新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第二十一話 Cの衝撃/ロスト・ステーション

出立19日目 中国16日目 麗江3日目

 

 

今日は昆明に戻るための切符を購入し、次のアクションを、と思ったのですが、

何ていうか、ツイてなかった……

 

玉龍雪山に行こうとしたが、得られた情報で始発になっていたバス停が、建て替え工事中でどこかに移っていた。

 

②白沙行きのバス亭がわからなかった

→ネット検索しても、バス路線は出てこず、さまよっちまった…

 

仕方なく宿に戻り、この時点で14時半でしたが、根性で白沙行きのバスを見つけてゴーなのです!

 

●白沙

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白沙村 口コミ・写真・地図・情報 – トリップアドバイザー

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ナシ族の昔ながらの街並みが残る場所で、壁画が有名。

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壁画自体は仏教画で、日本では見ない仏を中心とした画。構図自体は普通。

 

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気を取り直して、その後は村を徘徊。流れている水が中国とは思えないほど(失礼)キレイで、おばあさんが野菜を洗っていた。

服装こそ違うが、一昔前は日本もそうだったのにね。

 

もうすぐ5時だし、時期的に日本だったら日が沈むけど、イチかバチか。もうちょい奥の方に進行!

 

●玉水塞(あ、サイトに載ってない!)

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ナシ族の聖地らしい。

上記の玉龍雪山は神と崇められており、それがいい感じに見えるもんだから、聖地らしい。

まぁ、写真ないんですけど(もう張ったけど)、いい感じです。もうすぐ日が沈むけどバス来るんかという不安を掻き立てられるほどの山奥。

市街地を走っているバスと同じ料金で行けていいのか心配になるほど山を登って行った。

 

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彼らはもしかすると、水をかなり大切にしているのかもしれない。

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池や滝を配置した施設で、山とのコントラストもよかった。

そして、もう少し早く来たかったwwww

 

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どちらかと言うともう少し南東寄りに見える神様が祭られ、狛犬的な形で、虎とヤクが陣取っていた(上に載せた玉水塞の看板のやつですね)。

ちなみに、ヤクは牛毛牛(最初の二文字で一文字を形成)と書くだけあって、見た目は毛の長い牛である。

 

ちょっとヒヤヒヤしながら施設を出ると、売店が閉まっている。

い、いかん!バス代のために適当に買って崩そうと思っていたのに!!

 

仕方ないのでチケット売り場のおねえさんに崩せるか聞いたが、ここは50元が入場料。

一方のバスは1元で乗れる(スゲー、18円とかだよ)ので、まぁ、1元とかあるはずない。

するとお姉さん、自分の財布には1元しかなかったのだが、あげるよ、と差し出す。

「えっ、悪いですよ」

「いやいやいや、言っても一元ですから」みたいな反応。か、かっこいい!

俺にはできないぞ……。

帰りにバスに合った求職情報で、月給5,000元と出ていたので、その1/5,000、日本の物価に換算すると、30万円の給料をもらっている人が、見ず知らずの男に60円渡すようなものである!

あれ、わかりやすくしようとしたら、何か有難味が減っちまったが、とにかく、大変に助かりました!!

 

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その帰りのバスが突然停車したかと思ったら、なんと牛(ヤクではない)の群れである。放牧されていた彼らが、おじさんに連れられて道をドナドナしているのである。

 

荒っぽいチャイニーズ・ドライバーも、牛の群れにはかなわないようだな!

 

この後、もう一つ中国の洗礼を受けてしまったが、まぁ、もういいやwwww

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うーむ、夜の麗江はやはりキレイだな。これだけでも見に来る価値はある。

 

明日は香格里拉と書いてシャングリラに移動だ!

ちょっと火の周りで談笑している欧米人たちに凸してくる!!

 

ではでは!

日が山の向こうに引っ込み、けれど平野には光が届いているからまだ明るい、そんな微妙な時間でげす。