新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百八十八話 グッド・ウィルB / 歩く日×ト×歩かない日

出立38~9日目(通算201~2日目) ブルガリア14~5日目 ソフィア6~7日目

 

 

さて、仕方なくソフィア滞在が伸びたので、取りあえず近場を観光するでござる。

 

他に行ってないところは……と探したら、8キロほど離れたところにありましたよ、ボヤナ寺院。

 

行き方が少々複雑で、一般的なのが、リラ僧院と同じバスターミナルまで出て、107のバスに乗る、というヤツだが、前述の通り、2015年7月現在、中心街近くから出る5番トラムは振替バスとの併用でもうごちゃごちゃ。

「待てよ、8kmとかなら歩けんじゃね?」とか思い出してしまって、実行。どうせ暇だしな。

しかし、この炎天下、かなり堪えたぜ……途中で歩道なくなるから、更埴インターの辺を徒歩で突っ切るような……ローカルネタスマソ。

 

途中の売店で買った水が冷たくて生き返る。そういえば、こっちの人、店出るとき結構な頻度で「チャオ!」って言ってくるが、何故なんだぜ?

それでも1時間ちょっとで到着。

 

10レフと若干高いが、まぁ、いいか。

 

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ここボヤナ教会は、その内部のフレスコ画で世界的に有名になり、ユネスコ世界遺産に登録されている。

11世紀に建てられ、13世紀と19世紀に二度増築されている様だ。この煉瓦の部分が最初に建てられた聖堂だ。

当然、撮影禁止で、保護のために1組10分間しか鑑賞できない。つまり、1分1レフ。スゲーww

 

内部のフレスコ画は1259年制作と言うが、保護の甲斐あってか、保存状態はかなりいい。

所々剥げ落ちているところがあるが、そこにもまた絵があるので、おそらく上から描き足しているのではないだろうか。つまり、建築時の11世紀の部分も一部で見られるようになっているのだ。

 

満足して今度は最寄りのトラム駅まで歩く。2kmちょっとで5番の沿線に着くのだから、バス本当に必要なのか?

 

で、例のごとく振り替えバスに乗り換えて帰るのだった。

 

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珍しく街で売っているピザとビールで昼食。

いや、コーラより安いんだよ、ビール。本当はコーラのつもりだったのに、節約しようとしたらこの様だよ。

 

宿でお昼寝である。そういえば韓国人が同じドミにやって来たが、日本語をしゃべれた。

下手なこと言えないな……。

 

夕飯はいつものビアガーデンでブルガリアン・ポーチドエッグとビール。

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前者はヨーグルト&パプリカのソースでいかにもブルガリア風。塩気はチーズのみというシンプルスタイルだ。ヨーグルトの酸味が絶妙で、うまい。

ビールはお気に入りと化したGLARUS ALEだ。

 

 

翌日は朝から雨。

久しぶりに朝食がきちんとありww、安心。同じ辺りを回っているドイツの女の子と話しながら、モサモサと食べる。雨に引き摺られたか、無職トークというネガティブさww

しかも先日の被害届が今日出るか確認のため、二重の意味で動けなかった。

 

どうやら今日はなさそうだ、ということで、晴れ間にちょっと散歩に出るも、再びの大雨。

 

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非難した地下道には、「セルディカの遺跡」が。本当に地下道にさらっとあり、子どもたちの遊び場とかそういう感覚。

2~14世紀の都市の遺跡なので、実は歴史もあるものなんだが……。

 

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共産党本部も雨に濡れている。

 

一度戻って雨が止むのを待ち、夕飯は中華へ。

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また炒飯だが、ここもデカい!メニュー時点で1kgって書いてあったが、本当、一人で行くべきじゃないわ……。

 

あー、そろそろ移動したいが、あと2日は動けず、か……。