第百七十一話 Tはわかってくれない / チャイルド・プレイ

出立18～9日目（通算181～2日目）　トルコ17～8日目　カシュ4日目～フェティエ1日目

移動日までに1日猶予を設けたが、特にすることはなかった。一応海水浴したが、もういいだろう。ホテルの朝食も飽きたしね、ということで、翌日にバスへ。

カシュは、カッパドキアで会ったQさんに勧められてきてみたが、海はきれいだし、ギリシャにも行けたし、かなり充実した街であった。

フェティエまでは2時間ちょっと、オトガルから乗り込む。中型バスと言ったところか。

昨晩寝付けなかったこともあり、ウトウトしているうちに到着。

予約したホテルまで3km程あり、ちょっとした運動だ。気温は30℃を越え、汗が滴る。

ここフェティエは観光業もかなり進んだ都市の様で、市内の整備もカシュより進んでいる。

しかし、マリンレジャーももういいので、本日1日のみの滞在。珍しいが、何か都会すぎてヤダ。

チェックイン後に夕立に会う。そういえば、トルコ入って初くらいじゃないか、雨に降られたの。

雨上がりに一応の観光地『岩窟墓』へ。

紀元前4世紀ごろのアミンタスの墓とされる、ギリシア調のものだ。時代の割に保存状態が良さそうだが、落書きがひどい……

入り口で5TLと言われたが、細かいので足りず、20出そうとしたら「足りなくていいから細かいのでいいよ」とおっちゃん。おつりなかったんか？ともあれ、ほんのちょっと、0.2TLくらい得したww

先に入っていた地元の子どもが、何か話しかけて来る。が、ほぼトルコ語なのでよくわからん！

しかし一人の子は「爆丸」というアニメＴシャツを着ていた。えっ？トルコでやってんの？」よくわからんが、雰囲気コロコロあたり。

iPhoneを弄りまくり、

「ゲームは？」と聞いてくるが、

「ゲームはネット繋がってないとできないよ！」と10回近く言って、ようやく返ってきた。まぁ、遊びたいだろうなぁ、これで。

英語とトルコ語を混ぜて喋っては笑っていたので、おそらくトルコ語の部分で「ち○こ」とか「う○こ」とか言ってたんだろう。雄ガキなんてどこの国もそんなもんだ。

帰ってシャワーを浴び、夕食へ。

それにしても、さすがは都会＆リゾート。おしゃれな店が多い。もちろん、そんなところには入らず、久しぶりに安いロカンタへ。

チキングリル9TL。

他のとこで食ったら倍はするだろう一品。そうそう、こういうものですよ。

スパイスでトルキッシュに焼き上げた逸品に、ピラウ、ポテト、サラダがワンプレートに。

カフェ飯wwのワンプレートランチはでぇー嫌いだが、こういう腕白なのはいい。

さてさて、明日も移動でございやす。