第百七十六話 Tはわかってくれない / そして夜風とともに
出立24日目(通算187日目) トルコ23日目 セルチュク3日目
移動するよ!
と言っても夜行だから、22時まであるけどね!
朝食→荷造りし、チェックアウト。荷物を預けて、バスチケットを入手に向かう。
前回使用したパムッカレ社でイスタンブールまで購入。高いなぁ。まあ、いいや、リラ残してもしょうがないし。
その後、見ていなかった博物館へ。
前日に見たエフェスで発掘されたものも展示されているところで、10TL。
どの遺跡から出たものか記載されているため、ああ、これがあそこにあったのね、と補完できるのが魅力。というか、遺跡の後じゃないと楽しみは半減しそうだな。
……ね、思わず撮りましたけど、何でしょうね。
「フィギュア」みたいな、猿でもわかる情報しかなかったんで、アレですけどね。
わからないのが、撮影していいのかどうか。
特に禁止の表示はなかったのだが、それにしては警備員が巡回している。
何なのだろうか。
「ビューティフルアフロディーテ」と
「グレートアフロディーテ」
違いについて言及はないが、一番いけてる展示であった。
さて、あと9時間かw小さい街で見るものもないので、次の国に向けた情報収集。
トロイに寄って木馬を見ようと思ったのだが、なんというか、エフェスも見ちゃったし、また遺跡というのもなーということで、イスタンブールに戻って出国しようと思う。
ラマダン明けの激しい祭りとか、イスタンブールではしてるんだろうか?ま、スルーだろうな。
夕食をこれまた同じ店で。今日はキョフテ(小さいハンバーグというか肉団子というか)。
相変わらずうまいな、付け合わせにちょっと飽きてきたが、ポテトも自家製っぽい、芋丸ごと切ってあげたような肉厚感がたまらんのだよ。
エフェスダークと一緒、22TL。
隣の席のオーストラリアンの大学生が話しかけてきて、しばし話す。彼は3週間、社会人の私3ヵ月。テラダメ人間ww
更に帰り道で元気な地元の子たちに遭遇。握手を求められて応じると、キスマイフィンガーされw、同じように求められてする。初めてしたわww
それにしても、かわいい女子ならいざ知らず、こんな三十路のロンゲアジアおっさんにされて、何かメリットがあるのか、果てしなく疑問……ww
22時にバスに乗り込み、イスタンブールへ。
おお、なんかちょっと広くて豪華!だから高かったのか。納得。
かくして、夜は更けていく。トルコ最後の夜が……