新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百五十三話 翼よ、あれがTの灯だ / 台湾喫茶慕情

出立162日目 台湾・台北3日目

 

注意: 画像容量上限のため、一部表示できません。来月入れますww

 

雨の予報だったが、曇り空のままだった。何とか持ってほしい。

 

メトロに乗って、この街のランドマーク、台北101へ向かう。かつては世界一を誇った建造物である。駅を出たらいきなりの足元。ゲッ、で、デカい!!

 

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高さmというから、まぁ、スカイツリーには及ばないが、それにしたってデカい。

もちろん、展望台もある様だが、ま、どうせ高いんでしょう、いろんな意味で。

 

スルーして、目的地・信義公民会館C館へ。

この施設は、古民家を改良したような見た目で、子どもの遊び場から物販スペースからと、複合している。しかもオシャレ感が半端ない。

このC館では、今回の目的のひとつ、「台湾産コーヒー」が扱われているのだ。

 

阿里山珈琲、140元。スコーンを付けてみた。30元。

昨日偶然聞いた、「台湾珈琲は生産量が少なく、希少」という情報どおり、取り扱う店は極めて少ない。ようやく見つけたわけだが、む、これは……うまい!

 

浅めのローストで豆本来の酸味が感じられ、苦みは少なくてすっきりした後味。反面、コクは少ないのだが、ごまかしがきかない。師匠曰く、これが最近のフェイバリットらしいが、このタイプはタイ以来だ。

調べてみると、日本人がプロデュースしているらしく、それがこの仕上がりを決定付けたのだろう。いや、それにしてもうまい。

内装もオシャレだし、デカい塔に登るよりもよっぽど有意義。

 

店を出て、再びメトロへ。しっかし、台湾人はオシャレだし、同じ中華民族でも、中国人とはやはり印象が違う。というより、かなり見た目日本人に近い(何回も書いたかな?)。

日本の地下鉄に乗っている錯覚すらしてしまう。

 

そんな良識的で機械的なメトロを降り、龍山寺へ。

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台湾最古の寺であり、聖観音がご本尊。米軍空爆の折にも、木造の本尊は焼け残り、ここに避難してきた住民たちは皆無傷であった、という逸話が残る。

極彩色で派手派手。中華寺、という感じだが、本国で見たものよりも色は落ち着いて見える。

赤が煤けて、オレンジと半々で使われているからだろうか。装飾も細かく、見ていて飽きない。

 

中華式のお祈りを横目に、寺を出る。

夜市になる通りは、まだほとんどの店が閉まっている。脇道で昼食の排骨麺、80元。

麺柔らかめ、肉は骨までトロトロで、揚げニンニクのアクセントが楽しい。

しかし中華系のフードって、本当に外れがない。朝貢以来、もはや遺伝子レベルで刷り込まれたうまさかもしれない。

 

そのまま大通りを散歩。海は高速道路で見えなく、期待外れ。残念。

化街へ。ここにも台湾珈琲が飲める店がある。

爐鍋珈琲である。ここもオッシャレwwつーかこの通りがオシャレ。

つーか、台湾オシャレ過ぎ。マジ日本の意識高い系にお勧め。

 

阿里山をはじめ、世界各国の豆を扱っているが、他の台湾コーヒーはなかった。残念。今回はブレンドをチョイス、200元。

ショットグラスは香りをかぐよう。スゲーこだわり。おしゃれww

 

さすがブレンド。酸味と苦み、コクが適度に混じりあっている。そうか、複数種入れるからこうやって補い合うことができるのか。勉強になるなぁ。

ちょっと高めだが、店内は落ち着いており、いい具合に席も埋まっている。神保町あたりにあってもおかしくない雰囲気で、タイでも見なかった。やっぱ意識高い系だわww

 

一度宿に戻って時間を潰し、台北駅直結のQsquareへ。

ここでは元会社の元後背、Tちゃんが働いているのである。

地下3階の抹茶メインのスイーツ屋「108MATCHA SARO」。久しぶりに会うわ~と意気揚々と行ったら、げ、滅茶苦茶混んでる!!

 

「週末はこんな感じなんですよ~」

マジか、スゲーな……。文明人とはいえ、外国人の部下に客。しかも目の回る忙しさ。すごいなぁ、この子。

期間限定のパフェをチョイス。抹茶味久しぶり!半年振りか。つーか、日本的なスイーツ超久しぶりww

なるほど、本格的な和スイーツが食べれちゃうから、台湾人も偉い居並んどるのか、納得納得。

サービスまでしてくれて、ありがとうね。

 

夕飯はまた夜市へ。寧夏夜市というところ。相変わらず所狭しと犇めくが、ホテルを出た時点で雨が降っており、いささか回り辛い。それでも週末ということで、賑わっている。

 

潤餅:クレープ状の生地に肉やカレー味のキャベツ、砕いたナッツ等を巻いた、春巻き。結構ボリューミー。40元。

 

小腸包大腸: 読んで字の如く、ソーセージ(小腸入り)をもち米のソーセージ(大腸)で包むという大胆グルメwwニンニク効いてスパイシー。ちょっとしょっぱい。おバカ料理だな。

 

宿に戻って、ビールで乾杯。

それにしても、台北は本当に都会。ソフトランディングと何度も言っていたが、ふー、致命傷で済んだぜ。

 

明日は朝から移動で大忙しだし、早めに寝ることにするよん。

雨、止むといいなぁ。