新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百四十七話 Nにラブソングを / Sift to Next!

出立156日目 ネパール10日目 ポカラ8日目~カトマンズ1日目

 

 

移動日ですトン!

 

朝食をいただき、チェックアウトです。HPとはまた体制が変わって来たようで、過渡期にあった様子のサンタナ・ポカラ。とりあえず朝飯がうまいのは間違いなかった。

 

さて、先日ベグナス湖へご一緒したEさんと一緒に、ローカルバス乗り継ぎ移動。

 

ハランチョークからシティバスパークまで、20R。

そこからカトマンドゥまで500R。

 

ちなみに、この区間は運営本数が多いらしく、客の取り合いをしている様なので、すぐ呼び込んでくれる。ま、迷わないだろう。多分バスごとに金額は違いそうだが、多分さじ加減。適当ww

 

ローカルなので、途中で客を拾っていくが、とにかく運ちゃんが飛ばす飛ばすww

アーバスより小さめということも要因なのか、大型バスやトラックもぐんぐん追い越す。おい、谷沿いの狭い道だぞ!

とか言いながら、僕もEさんも度々爆睡。恐怖慣れ?いや、通常運転だから。

 

途中1度の休憩を挟み、16時過ぎにバススタンドへ。約7.5時間程度であった。

 

そこからはミニバスに乗って近くまで移動し、タメルストリートへ。

タクシー運転手がミニバスの乗り方を教えてくれるという、何度も言うがインドでは考えられない事態(もう今日はないよ、が多分デフォ)。いや、本当にね、2カ月も慣れてきてると驚くんです。

 

街の印象は、まぁ、汚い。道にゴミは転がってるし、川はもうドブといった方がいい。

しかしね、大体にして慣れているのだよ、最早。

 

ただ、大気汚染はヤバいらしい。

中国 北京 < インド デリー < ネパール カトマンズ、とか。

うん、どうにかしろよ。

 

ネパールといえば「エベレストの壮大なイメージ=キレイそう」を根本から崩す大問題。おいまて、今朝までいたポカラは蛍飛んでたぞ!どうなってんじゃい!

 

ダラムサラで会ったMくんから送ってもらった、タメル周辺情報から、「カトマンズHI HOSTEL」へ。1泊250R。驚異的な安さだ。

 

さて、本日はいい機会なので、贅沢に行きますよ!Eさんにもお付き合いいただき、「EVEREST STEAK HOUSE」へ。

 

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赤ワインソースステーキ、775R。レアでいただく。

ジューシーな肉汁と、十分な柔らかさ。言うことなし何てイイ日だ!!しかも1,000円以下で食えるって、すご過ぎやろ。

 

昼をお菓子で済ませていた我々の獣欲はこれだけでは満たされない。

次はEさんの希望も踏まえて、日本食屋・絆へ。

 

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カツ丼、250R。

これには驚いた。完全にカツ丼。少なくともかつやのよりおいしいカツ丼。

 

それもそのはず。ここのシェフ、親切な日本人の出資の元、ガッツリ日本で修業し、素材も日本米を入手するなどのこだわりで作っているらしい。

卵でとじているのに衣はサクサクという、絶対条件を軽々満たした一品。海外でここまでの完成度で出されると、寧ろひく。

 

「違うんだよなー。まぁ、これはこれでおいしいけどね」みたいな感じがない。つまり完全体なので、求めている人には至高。

 

そしてここで、インドのブッタガヤ~ヴァラナシ移動を共にしたYさんとまさかの再会!うぉおおおおっ!マジかっ!

あの後ヴァラナシで3週間、とポカラで30日以上、過ごしたという。

こちらの動きを話すと、「駆け足だねー」と言われた。

確かに……いや、しかし……。

 

ポカラはもう1週間はほしかった。次の機会だな。

 

 

一度ホテルに戻り、体勢を整える。

というのも、ここカトマンズのケーキも扱うパン屋さんは、ある時間を過ぎると、一部商品を半額で提供し始める。

そのタイミングでは多くの客が殺到するわけだが、それに参戦しよう、ということになったのだ。

 

今回の店は、どんなに客が並ぼうと、厳格に9時半~という姿勢を崩さぬ、硬派な店。

それに反して扱うものは甘いもの中心。

で、フライングは出たものの、無事購入。

 

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ケーキ2種。これで、本日の何がしかの何かは達成だな。合計110R。

ホテルに戻り、手前のフルーツケーキから。

 

……ん?

おい、これインド式のシロップ漬けじゃねぇか。まだ甘さ控えめだが、推して図るべし!!

 

もう一つは普通のドーナツ生地であった。ああ、そう、こういうのだわww

 

Eさんに例の歌を歌ってもらった。遠い異国の地にありながら、今年は一人というのは免れたらしい。

「三十路の誕生日にね、遠い外国で、一人でステーキを食べる……まるで私のこの先の未来の姿を、暗示している様だと思いませんか、皆さん!イェイイェイイェイウォオーッ!」

とか歌い出そうと思っていたんだが、よかった。個別の祝辞、ありがとうございます。これもみなさんのおかげです。

 

それにしても、ステーキ食ってカツ丼食ってケーキ2個食べて……いったいどうするつもりブヒ。