新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第九十三話 Iが止まらない / 再びのヴァラナシ

出立103日目 インド18日目 サルナート3日目~ヴァラナシ6日目

 

 

早めに寝たおかげで、そこそこ体力も回復。

最後の勤行に参加する。チベット僧らしき方も参加し、気持ちよくお勤めできた。

インド人が行う、日本の仏教。なかなかに味わい深いものであった。

 

少し寝てから法輪寺を去る。

こちらにいるインドの方々には大変お世話になった。少しはインド人のイメージも変わるというものだ。

 

お布施は周辺ホテルの相場とお昼などで判断してお渡し。

当たり前だが、さらに要求されなかった。

いや、インドだし有り得るかと思って……大変失礼いたしました。

 

駅から乗合リクシャーが出ているというので、向かってみる。それっぽいのがあったので、声をかけると「200Rだ」

 

……もういいよ。

今日の私には余計な体力がない。したがって交渉の余力がない。

ので、スルー。

 

電車が一時間で来るというから、もうそれで行くことにする。

 

と思ったらすぐに来たぞ。どうなってんだ。

と思ったらなかなか出ないぞ。やはりそういうことか。

 

しかし最初に言われた「一時間後」より早く電車は出発。

ますますわからんwww

 

駅からは約4キロの距離を歩く。余計な体力はないんです!

 

当然のように声をかけてくるリクシャードライバーたち。

荷物背負った日本人なんてカモネギだろうからな。居合切り!

 

本日の宿はコルカタでもお世話になった「サンタナ・バラナシ」である。

かなり埋まっていたが、運よくツインに1人で入るTくんと部屋を共有できたので、ドミと同じ価格で泊まれた。

ダメならババか久美子のつもりだったから、別にアレだが。

 

Yくんも加えた3人で昼飯に出掛ける。

2人とも大学生→就職前の旅行という、最も多いパターンの若者であった。

発想がやはり若いなぁ、としみじみと考える。

 

宿でダラダラした後、地元民に人気のラッシー屋「ラッシーコーナー」へ。

インド人の客が多いというだけあって、とにかく安い。

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こちらの小は10R。中、大で15、20Rとなっていくわけだが、その辺で買うより安い。しかもうまい。よく冷えた、新鮮なヨーグルト。これは納得。

 

Jさんとの夕食はサンタナ情報で、ニュースターレストランとかいうところのトマトコフタ。

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大きい塊はトマトの中にマッシュポテトのような物を入れたもの。

ミートソースっぽい味付け(ミートではなく、大豆と思われ)で、チーズを散らしたもの。

 

カレー味じゃない点もだが、チャパティとの相性は抜群。まぁ、チャパティは2枚でよかった。ここの、結構厚めで大きい。

 

その後、ミュージックフェスがあるというので足を延ばす。

と、遠いっす!3キロくらいあるっす!

会場は道を尋ねたインド人が「小さい」と教えてくれた通り、思ったより小さく、インド映画的なものが大音響で夜通し流れているのかと思っていたら、シダールの音が静かに流れる情緒的なものであった。

いいねぇ。

 

宿では若者たちが大盛り上がりである。

ああ、やっぱこうなったか……。

 

まぁ、今日の料理屋の情報も手に入ったし、Wi-Fi早いし、きれいだし、2日間だし、音楽効きながら寝ればOK!

 

明日は「シヴァ祭り」なるデカい、ヤバい祭りが行われるらしい。

もちろん行くが、ちょっと怖いんですけど!

取りあえず早く寝よう!