新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第三百十話 Pのボレロ / 底にある真実

出立124~5日目(通算374~5日目)ペルー20~1日目 クスコ1~2日目

 

 

目が覚めると、5時過ぎにも関わらず空は白み、寝ぼけ眼には荒野に見える道を走っていた。

そのまま到着予定時間を過ぎ、7時ちょっと前にターミナルに着いた。

とはいえ、6時台には夜の影はなくなっており、人々は街を歩き始めていたので、早朝の街に放り出される、という事態にはならなかったようだ。

 

ターミナルから街の中央までは3km程あるが、コレクティーボも道々見かけたので、タクシーは必要ないだろう。

 

とか思っていたら結局歩いちゃった。しかしながら後半にターミナル表記のあるバスを見かけたので、うまくいけばセントロ近くまで行けるだろう。

 

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セントロに抜ける道ロレド通りには見事な石組が。確かにインカ時代のものらしく、ここまでも見てきたとおり、インカの高い技術を彷彿とさせる。

 

目標のホテル、カサ・デル・インカは広場を抜けた石段の上にあり、標高の高さも相まって、凄まじく疲れるという。覚悟していたからなのか、休憩は挟んだものの、思ったよりもすぐに着いた。しかし毎回これは、慣れるまできついだろうなぁ。

 

このホテル、日本人宿としての人気も高く、エクアドルのクエンカ以来のT君にも会った他、あと2人、日本人青年が滞在していた。

ここの魅力はまだあるが、取りあえずここに荷物を置く。1泊20ソルで、やっぱりBooking.com経由より安かった&データ上は残り1ベッドだったが、そんなことなかったぜ。

 

さて、早速街へ行こうか。

と、その前に、高山病はついた直後にならなくても、数日後に症状が出ることがあるので、着いた日はなるべく動かず、お酒も控えることが肝心だぞ!

 

さて、ではまずこの街、クスコについて。

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クスコはインカ帝国の首都であり、ケチュア語で「へそ」を意味する。彼らの宇宙観においてはまさしく世界の中心ということだ。15世紀前半の9代皇帝パチャクティ時代に首都として機能し始めたという。町中には神殿や宮廷が建ち並び、「剃刀の刃も通さない」石組みの上に築かれた建物の内部は、黄金増や宝石が散りばめられていたという。

 

しかし、1532年にカハマルカでアタワルバを殺害したスペイン人征服者たちは、翌年11月15日にクスコに侵攻。王=神の子である皇帝を失い、事実上滅亡した帝国においては、インカの金銀をほしいままにする征服者たちに抵抗することはなかったという。

こうして取り上げたものを金の延べ棒に変えて本国に送ると、神殿を破壊して教会を建てていったのだが、計算されつくしたインカの石組は破壊できず、その上に教会を建てるしかなく、今ある教会のほとんども、以前はインカの何かだった、という状態。

そしてクスコを襲った3度の地震によって、スペイン建築は多くのダメージを受けることになるが、インカの石組はびくともしなかったというから、個人的には留飲も下がる。

(しかも金の流入が一気に起こりすぎて、インフレが起こったとか。間抜けな奴らめ!)

っていうかスペインさぁ、本当、ペルーに謝ったほうがいいよ?な?

標高は約3400mというから驚きだ。侵略し辛かったんじゃなかろうか。

 

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階段を降りたところにはアルマス広場が。街の中央にこれがあるのはスペイン式とお伝えしたが、偶然にもインカの頃から広場であったようで、金銀の像が建っていたという。ま、取られたんだろうな。

 回廊式の造りも見事で、レストランやホテルが立ち並び、中央には皇帝の像かな。

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 標高が高いためだろう。雲の底(わかるかな?)の位置が近い。

 

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正面にはカテドラル。インカ時代のピラコチャ神殿の跡に、1550年から100年かけて築かれたという。屋根には南米一の鐘が取り付けられ、その響きは40km先にも届いたという。左の小さな教会が「Jesus Maria」、右が「El Triunfo」で、クスコ最初の教会だという。

本来は入場料が必要&撮影禁止だが、ミサは自由に入れる。まぁ、「ミサ中だが?」みたいなプレッシャーかけられたが、インカ帝国贔屓の今の私には「は?盗人に神聖もクソもあんの?」という感じで入る。さすがに入場料取るだけあり、約400あるという宗教画や、祭壇はポトシの銀300トンを使ったという豪華さで、それはそれは立派だった。

 

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こちらは「Igkesia de la Compania de Jesus」

11代皇帝ワイナ・カパックの宮殿の跡に建てられ、こちらは1650年の地震後に再建されたもの。こちらも入場料が必要。は?じゃあ見ねぇし。

 

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西の方に抜けたところにあるのが「Iglesia y Convento La Merced」。

1534年建設で、地震後、17世紀に再建。ここも金を使った見事な装飾が売りらしいが、やっぱり有料。っていうかそんなに使うなら本国に送る必要なくないですかっ!?

 

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「Iglesia y Convento de Santa Clala」

ここも修道院兼ねている様だ。たしかにデカい。

 

ちょっと雑になってきたが、今回のバスは早朝着ということもあって朝食無し。歩いてる途中でペピーニャは食べたが、当然足りないので飯にしよう!

 

このサンタクララ教会の横に巨大なメルカドがある。食べ物はもちろん、土産物いやも建ち並ぶこの一角で、朝から活気のある食堂街がある。この中の1店で今日は朝食だ。

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パスタが入ったスープの後に、

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こちらのロモサルタードのプレート。量はそこまでだが、5ソルという金額を考えれば、十分な満足度だ。味も申し分ない。

 

このあと、金が足りずにホテルとの道を往復する羽目になったが……。

 

き、気を取り直して観光を再開しよう。

 

メルカドを出てさらに西に行くと、完全に市民の台所な通りがあり、野菜や肉、魚がポンポンと景気よく並んでいる。あ、この後ちょいグロ画像注意。

 

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そこにあった、ヤギの頭。いや、あるのはいいんだが、どうすんだこれ?食うのか?食えるのか?

 

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さらにクイも売られている。毛皮のある状態と焼かれた状態は見ていたが、その中間は初めて。こう見ると、やっぱただの鼠だな。

なんかスリも多発しそうな場所だったが、熱気はすごかった。

 

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メルカドの正面には「Iglesia San Pedro」が建っていて、ここは普通に入れたが、やっぱり撮影禁止。

f:id:haruki0091:20171106103851j:plainそこに神輿(?)を担いだおっさんたちがなだれ込んできたぞ!そしてそのまま始まるミサ。もう出ようか。

 

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こちらは「Iglesia y Convento de San Francisco」。

祭壇には人骨で作った燭台があるらしいが、やっぱりここも入場料が必要。ミサ中だから入れたが。ってここも修道院か。

 

流石はペルーの京都的存在。教会が多いうえに撮らせてくれないケチなところが多いな!まぁ、ちょっとヘイトもあるから別にいいけどさぁ。

 

町中にいい感じのカフェもあるが、思った以上に高い所が多く、少し躊躇するレベルだ。まぁ、初日は飛ばしちゃいけないからな!既にもう結構歩き回っちゃったけど!

 

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中央広場では抗議デモ?かなりの人数だ。

 

ここで雨がぱらつき始めた。そして昼食の時間。メルカドに向かおうかと思ったが、微妙に遠い&芸がないので、適当に手前で入った袋小路にあった、地元民用の食堂へ。

観光客用からは隔離された空間で、6ソルくらいで食べられるのが嬉しい。

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具だくさんのスープから始まり、メインは訳したら「マレー揚げ」となった「Maiayan Frito」。

牛肉のような、ヤギの様な……皮つきで、臓物のような感じもするが……肉は柔らかくほぐれ、旨い。ついでにご飯が炒飯なのもありがたい。

 

カフェを探してブラブラする中で、お土産広場があり、そこへ。

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アルパカとリャマが!……って、もう見慣れてきたけど。

 

流石に疲れたので宿に戻る。

日が暮れたので屋上に登ってみると……

 

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広場丸見えやんけ!

そう、ここの特徴として、景色抜群の食堂があるのだ。これは素晴らしい!坂道の苦労が報われる感じ!

 

腹も減ったので降りていく。

 

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広場、

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教会群。暖色系の照明は雰囲気があって素晴らしい。

しかし、夜は安い食堂がないのが欠点だ。歩き回ったが、高い所ばかり。あ、アレキパのあの辛いのが残ってたんだ!と、インスタントラーメンを買って戻る。

 

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途中で買ったポップコーン。「Dulch?」と聞かれてうんと応えたら、甘いのがかかったヤツだった。よくわからないのにうんとか言うから~と思ったが、思いの外おいしかった。。甘じょぱいっていうの?

 

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宿の、夜景の見える食堂で食事。晩酌は、アレキパで買ってきたこのビール。

実はあの土地限定のがある、と知ったのは出る日だったため、買って持ってきたのだ。

 

ドイツ式の作り方、というだけあり、他のビールとは違い、酸味のある風味。あーこれは、早く知っておくべきだった……。

それにしても夜景を見ながらの晩酌最高だ。寒いけど。何だかんだ久しぶりに15km越えの距離歩いたから、体に染みるなー。

という、高山病予防の条件をガッツリ無視してこの日は終了したのだった……

 

翌朝、シャワーを修行僧の気持ちで浴び、朝食へ。

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屋上の屋根の上には牛の置物。名前忘れたけど、シーサー的なものがあるんだって。お土産でも売っているあたりまで一緒で笑う。

 

宿ではパンとシリアル、パンケーキに紅茶かコーヒーを取って食べる形式。

結構欧米人も泊まっているから、気にしてなかったわけだが、他にも日本人居たんだーとか思いつつ、彼らに背を向け、景色を見ながら食べる。もうね、カップルとかいいですから。これ以上はホント、いいんで。

 

同じ部屋のT君(あ、こっちもT君か)がワカチナに行くというので、マチュピチュ情報と交換したり、T君(クエンカ一緒だった方のT君)交えて雑談したり。久しぶりに日本語でガッツリ話せてよかった。まぁ、日本人でも相性とかあるよなぁ。と思わされる朝だった。

 

ホテルを出て、すぐ上にある教会へ向かう。

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この眺め!と思ったが、ホテルからの方がいい感じなので、そっちね(おいおい)。

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この「Iglesia de San Cristbal」も有料。T君によると、「まぁ、見慣れた感じの内部」らしい。塔からの景色も拝めるらしいが、今更少し高くなっても、ってとこの様だ。

 

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ここで手作りアクセサリーを売るおっちゃん。後々、この人からインカのシンボルマークのものを購入したぞ!たぶん先住民だ!

 

さて、今日は大きな目的がある。

クスコを訪れるほとんどの旅人たちの目的は、ここを中継地として向かう、マチュピチュだ。

このチケットを取りに行くのだ。繁忙期は取りづらいようだが、今はそうでもないようだ。

ホテルで聞いた観光庁に行ったら、停電で業務停止中。もう一か所の所を紹介された。

ここで予約&支払いを行う。現在、マチュピチュだけで152ソル。高いけど、ナスカを思えば安い。

このチケットが日にち指定&午前か午後かを選ぶ形になるのだが、まぁ朝の方がおすすめというのでそうする。そして日付は2日後の月曜日に。

移動に1日使うことになるのだが、日曜日はどうせいろんなものがお休みだろう、ということで昨日の明日で強行軍だが、決める。どえらい距離歩くことがわかっているのに筋肉痛というのが少し引っ掛かるが。しかもアレですよ、20代の筋肉痛じゃないですからね。少したってから来ている筋肉痛ですから、これひょっとすると明日本番になる可能性もまだあるという時限爆弾的恐怖。だが、俺は行く!だって、来るの明後日かもしれないじゃん!

 

出発がホテルの朝食提供時間前になることは確定なので、よそ様のブログであったおいしいパン屋さんで、翌々日分まで買いこむ。物価高そうだしな。

 

これと同じ通りに、5ソルで食べられる食堂があったので、ここでお昼にする。スープは鶏肉と米の入ったお馴染みのスタイルで、メインは「Arroz con Cubana」つまり、キューバスタイルご飯にした。実はペルーで何度か文字は見かけたコレ。前から気になってたんだよね。私も約1月滞在していたのだから、キューバ飯に一家言あると自負している。さてどんなのが出て来るか……。

 

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そんなバカな!

確かにプランチャフリットだっけ?バナナ揚げたヤツは懐かしいが、目玉焼きってお前!そして付け合わせはポテト。お気づきの方も多いだろう。米がススム要員がほとんどいない!醤油だってないんだぞ!?

キューバで目玉焼きって、朝食で見るかどうかだったような気がするが、一体どういう経緯でこれがキューバスタイルということになったのか、伺いたい。

 

まぁ、かくいう私の県にも、縁日の露店で売られる「大阪焼き」なるものがあったが、大阪人に聞いたら全く知らないと言われたことがあるので、これは世界レベルである現象なんだろう。

 

この近くにある「Iglesia de Santo Domingo」

の横にある、ケチュア民族博物館(無料)に入ってみた。

ここでは彼らの手工芸品や文化的背景を見ることができる。

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この双頭の蛇はピューマと牛で、男は皇帝、女はその妃とか。

 

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機織りしているお母さんたちもいる。タダというのは訳があるもので、ここの展示品のほとんどは販売品。そういうことだ。

 

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気を取り直して、「Iglesia de Santo Domingo」は、これまた有料なわけだが、ここで見るべきはこれではなく、土台の方。

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裏から見ることができるこれは、「Qorikancha」と呼ばれる、インカ時代の太陽の神殿が基になっている。

侵略者はこの石組よりも壁に取り付けられた幅20cmの金の帯に息を呑んだようだ。更に内部には金の泉に金の畑、金のトウモロコシ等身大の金のリャマを連れた人間の像、極めつけは金で覆われた祭壇の金の太陽の像があったとか。これらを取り去って上を叩き潰し、教会を建てたようだが、前述の通り、大地震で基礎を残して倒壊した、ということだ。

 

「Qori」は黄金を、「Kancha」は居所を示し、神殿内には広場を囲んで太陽、月、稲妻、虹、星等の部屋が囲み、黄金の像も安置されていた様だ。

と、この中には他の施設とセットの周遊パスでないと入れないというので、断念。ちぇっ!

 

鉄道駅の辺まで下ると民芸品市場があるというので、行ってみた。

かなりの広さにお土産群。毛皮系は後の街の方が安いというのでその他を探す。品揃えは申し分ないが、疲れて来るとすべて欲しくなくなるもので、ざっと見て広場に戻る。

 

マチュピチュへの行き方はいくつかあるが、バッグパッカーお馴染みのバス&歩きのコースにするため、バスチケットを購入しに行く。

これは基本的に往復60ソルが固定のため、それ以外を除外すればいいのだが、トラブルがあると嫌なので、「テメェ、間違いがあったじゃねぇか!」と怒鳴り込まれる隙を与えてくれるところ=安全なところという判断で、広場近辺の大々的な店にする。

 

さて、かくしてガワの準備は整った。一度宿に戻って荷物を置くと、優雅にカフェへ。

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コーヒーとケーキのセットで10ソルだが、コーヒーはまぁ、こんなもんだなって感じだ。セントロ近辺でこのお値段ならお得だしね。

 

残る観光地はこちら!

 

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通称12角の石。例の、精巧なインカの石組を端的に表す箇所として、ガイドブックはもちろん、宿でも教えてくれる名所。他の石は大体四角形で、これまでも見てきたとおり、それで十分に成り立つものに、敢えて8角だの10角だのを加えて、最終的に12角をぶち込んでピタリと接合させるという、即ち「極付粋合体(きわめつけいきながったい)」を見せつけている。

この石の意味について多くの推測があり、例えば当時この石組の上の宮殿に住んでいた王の一族の数を表していたとか、1年の月を表しているとか、そんな感じだが、いずれにせよ十数kmの距離を運んでこの幾何学的複雑さに挑んだことが、インカ流の美意識だったのでは、と言われているとか。

 

丁度ツアー客がいたので、「見つけてみよう!」とか言ってくる「地球の歩き方」に挑もうと、彼らが離れるのを待っていたわけだが、近づいたら「親切な」ペルー人が教えてくれた。

オーマイ!

 

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ちなみにここを回り込むと、14角の石もあるが、こっちは流行っていなかった。まぁ、デカい方がすごい感じがあるからね。そうだろうね。

 

さて、あとは唯一手数料のかからない銀行でお金を降ろして(もっと早く知りたかったぜ……)、メルカドで明日に備えてバナナを購入。17時を回って、もう暗くなっていたが、開いてはいた。500gで2ソル。塊が750gだというのでどうしようかと思っていたら、スイートスポットだらけのをおまけにくれた。ありがとう。でもそうじゃない。重いのヤだなーだからね!まぁ御屋形様が「もらえるもんは、病気以外はもらっとけ」と言ってたし、もらいました。

 

そう、基本的に宿に預けて選抜メンバーにしないといけない距離なのよね。まぁ、明日の朝たくさん食べればいいな!

 

宿に戻ると雨が降り出した。収まるのを待って出かけたのは、昨日目星を付けたポジョ屋さん。

 

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このボリュームで脅威の6.5ソルは、おそらく夜のクスコ最強レベルだろう。ポジョ屋さんなので、鳥もジューシーで申し分無し!まさしくMVP(ミラクル・ヴィクトリー・ポジョ)!

 

サンタクララ教会を少し過ぎた辺りだったかな?興味ある方は是非。

 

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雨の中でもアルマス広場を眺めながらのビールはイイ。このCusquena、クスコの地ビールだったのが全国区になった、高級路線の逸品で、白、赤、黒がある。

この日気づいたのだが、瓶の下の方が12角の石模様になっているのね(わかるかな?)。

 

ポップコーンも雨で閉店間際だったため、滅茶苦茶な量で1ソルだった。よっしゃラッキー!

 

と言いつつ、腹パンパンで眠りにつくことになるのだった……。

 

 

古代の夢が、我を呼ぶ!