新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第三百八話 Pのボレロ / その瞳が見つめた夢は

出立120~1日目(通算370~1日目)ペルー16~7日目 アレキパ1~2日目

 

 目が覚めると6時過ぎ。太陽の光も眩しい。遠くに山が見えるだけの平原を走っている様だ。

 

軽めの朝食が付くというが、こちら。

サンドイッチとセサミクッキーにキャンディー。朝飯だけ妙に雑だよね、ペルーのバス。

 

さて、ほぼ定刻通りにアレキパのバスターミナルへ。

 

この街にはホームステイ型の日本人宿があるというので、そちらに向かう。

名をば「サンドラのいえ」となん言いける。

セントロから西のはずれにあるのでアクセスはよくないのだが、ナスカアフターの気怠い気分に喧騒はノーサンキューなので、それもいいだろう。

 

まずセントロまではコレクティーボで移動。1ソル。

ガチセンターのアルマス広場にはいかないので、そこまで歩き、この近くからのミニバスに乗る。

警官に聞いた場所から多少下がったのでアレだが、広場北西の角を3ブロック行って左に2ブロックくらい行くと、バス停がある。これで宿の最寄りまで1ソル。タクシーだと12ソルくらいというから、安いもんだ。(後ほど知ったが、アルマス広場南西の角を西に向かえばバス停があった。近いやん!)

 

サンドラのいえはペルー人のご家庭にお邪魔するスタイルで、彼らは日本語を話せない。愛犬ドゥルセもかわいくお出迎え。は、いいんだが、宿帳記入しようとソファ座ったら膝に手を乗せて鼻をずっと舐めて来る。もう何が楽しいのか、おいしいのかわからんが、飽きずに舐めてくる。

チェックインを済ませて情報ノートを見ていても舐めて来る。どんだけ舐めたいんだ、君は。

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出掛けるころにはこの有り様。ちょろい奴だ。

 

そして久しぶりの情報ノートだが、何だかげんなりしてくる。

色々わかっていいんだが、あれもこれもと収拾のつかないものが入ってくるので、せっかく大して導がないのが楽しいのに、何とも言えない気分になり、早々に見るのをやめた。

そろそろ日本語話したいなぁと思ったのだけれども、案外そうでもなかったようだ。

 

さて、そんなこと言っていても始まらない。こういう時はジードだ。

取りあえず街に向かおう!

 

アレキパはリマに次ぐ人口第二位の都市だ。別名「Ciudad Blanca」、つまり白い街と言われる。建物が周辺で採れる石灰岩で作られたためだ。「地球からちぎれて月が出来た時に、アレキパを置き忘れた」なんてロマンチックな表現があるとか。

 

歴史的にはインカ帝国第四代皇帝マイク・カパックの時代に建設されたとされ、出来上がった街を見た彼が「Ari quepai(ここに住みなさい)」とケチュア語で言ったことが、町の名前の由来になっているとか。

 

再びコレクティーボでセントロまでやって来た私だったが、取りあえず腹が減ったのでメルカドへ向かう。

 

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ハロウィン&死者の日を控えているため、この死者の日ブレッドが並ぶ。頭が付いた、気持ち悪いものだ。

メキシコはオワハカのJちゃんからも写真が来ていたが、さらにデカかった。何で頭付いてんだろう、と思っていたら、市場の隅で頭だけ売っているおばさんがいた。もう更に意味が解らない!

 

い、いかん!取りあえずそれは置いておいて、飯だったな。

アレキパは食の都と言われ、さまざまな食べ物がある様だが、どこまでも食べた豚のカリカリ焼き「チチャロン」もその一つだ。

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これはそのサンドイッチ、5ソル。

ここを回ってみてわかったが、メルカドの食堂、別に安くない!値段出てないところがほとんどだが、これは闇が深そうだ。

 

サンドイッチの途中で、アイス屋さんを見つけた。

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こんな感じで氷で冷やして作っている、「チーズアイス」の名前の逸品。実は街中で、もうセントロの辺なんて1ブロックに1人くらいのペースで売っている。そこだと小サイズで4、大サイズで5ソルだったが、このメルカドの所は新聞でも取り上げらたところにもかかわらず、大サイズかそれより大きいボリュームで2.5ソルの破格のプライス。

食ってる途中なのにIN!

 

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おお、いい感じじゃねぇか!味はチーズって程でもないが、濃厚で、工程の都合だろう、所々氷っぽい。全体としてはさっぱりしており、上のシナモンがいいアクセントになっている。

これは通いたくなるぜ!

 

少し足りないが、こうなれば街歩きしながら食い足していこう!

 

メルカド近くからの教会から見て行こう。なお、例によって中に入れないことの連続だったので、ややこしくないように中に入れた3日目の写真も一緒に掲載していくぞ!

 

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「Santo Domingo」

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大理石調の内装も美しい、落ち着いた造り。これは3日目の朝9時過ぎの様子だが、ミサが行われていた。死者の日で休日なので、それもあるかもしれないが、基本的に朝の早いうちくらいしか開いていないようだ。

 

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「Iglesia de la Compania」

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正面の派手な黄金の造りはこれまでにもあったが、大理石と赤い欄干のコントラストがいい感じに上品にまとめている。

 

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中央のアルマス広場。1540年にスペイン軍によって建設された、スペイン南部を想起させる造り(らしい)。先ほどの紹介の通り、白い石灰岩の建物に囲まれた、市民憩いの場だ。

どうやらペルー以南は街の中心がアルマス広場という名前になるのがほとんどらしい。皆さん混乱なきように。

 

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この奥にそびえるのが、カテドラルだ。

1612年に建てられ、19世紀に修復、増築されたとか。その後、2000年代に入っても幾度かの地震の度に修復されている様だ。

 

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これまた3日目にようやく入れた内部。朝しか開いてないからね。サンドラのいえからは厳しいものがある。外観から想像されるよりシンプルで可愛らしい色使い。とっつきにくい高嶺の花かと思ったら、案外家庭的だった的な……待てよ、最高じゃねぇか。

 

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背面のパイプオルガンも一面使った大きさ。入って右側が祭壇、左側がパイプオルガンという、横に収まる形になっている。

 

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実はこの教会、一体だけ悪魔がいるという。よく見てほしい、君は見つけられたかな?

 

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正解はこちら。うん、今までの写真でほとんど見えてないけど、正面右の何かよくわからん木の台の下敷きに。四天王が踏んづける天邪鬼みたいな感じで、親近感。

 

 

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「San Agustin」

さすが第二の都市、教会の数もかなり多い。

この飾りつけは死者の日に合わせたものらしい。日本で言うお盆みたいなものだろう。

 

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こちらは「Casa del Moral」

1733年に建てられた、バロックとシジャール様式の建物で、アレキパに残るコロニアル建築の最高傑作と言われている。19世紀の地震で大部分が倒壊。およそ100年後にイタリア人の手で復元されたらしい。繊細な彫刻の外観が目を引く。

 

内部見学もできるが、当然有料。高くはないが、興味がないのでスルー。

 

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「Monasterio de Santa Catalina」は1580年に建てられ、1970年まで実際に修道生活が営まれていた修道院である。その間400年、外界と接触を立って生活していたのがつい50年ほど前まであったというのが驚きだ。徳川幕府より長いからね。

この内部はそんな小さな町として機能した、巨大な施設を見て回ることができる。40ソル。冗談じゃありません、興味ないです。

 

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「San Francisco」もお盆仕様の様だ。

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正面に宗教画が並ぶタイプは初めて見た。漫画チックなものも飾られている辺り、現在進行形で生活に合わせて変わっていることがわかって面白い。

 

ここまで、カテドラルの内部を覗き、かなり白を強調してきたわけだが、こちらの地区も紹介しておこう。

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サン・ラサロ地区は1540年の建都の際には礎石が置かれた場所で、アレキパで最も古く、美しい地区とされている。太陽の照り返しで白く輝く美しい街並み、と言われている。まぁ、うん、そうだな。そう思うよ。

 

街はこんな感じで一周できる。アルマス広場のベンチで休み、おっさんと話した後、ついウトウトしてしまった。アカン!そうはいってもスリ、ひったくりが多発する国だ!しっかりしなければ!と思った矢先にまたウトウト。何てこった。現地人だってシャッキリしてるのに、彼らより危機感がない!そろそろ戻ろう。

 

サンドラのいえに戻ると、サンドラさんが現われた。更に次男も。さすがは一般家庭にお邪魔するスタイルだ。

サンドラのいえは日本人宿だけあって他に2人の日本人がいた。アンデス民族の生活に密着するF氏と、大学生。2人とも長期滞在コースだ。彼らの話を聞きつつ、夕食。

そう、サンドラのいえは夕食と朝食が付いて1泊30ソルなのだ!すげぇ!

 

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こちらが本日のメニュー。パスタスープとチキンの炊き込みご飯だ。うまい、うまいぞサンドラさん!特にチキンの仕上がりは、前日の屋台の硬い肉と同じ動物とは思えん仕上がりだ!

そう、最近は日本人宿嫌がっておきながらここに来たのは「飯がうまい」から。やっぱり胃袋掴めば男はイチコロってのは本当だな。特に最近、食べることが生きがいなんです!デブ活始めちゃう勢い♡

 

さて、飲んでもいいらしいが、何となく一人だけ晩酌するのもはばかれるので、この日は就寝。

 

翌日。朝食もパンに目玉焼き、ハムにトマトに紅茶にジャムに……とボリューミー。普通の宿の朝食付きではこうはいかない。いい宿だ!

 

しかし私はこの日、宿を替える決意をしていた。

この日は10月31日。そう、ハロウィンだ。なにやらアルマス広場の辺で翌朝にかけてごちゃごちゃあるらしい。

見たい。しかしここからは遠いし、夕飯に間に合うために帰ると夜見られない。そうすると30ソルの価値が……。

加えてバスは減るというし、さすがに朝まで頑張れる体力も気力もモチベーションもない。一人だからね!!

こうして堪能しきる前に泣く泣く出ることになった。

まぁ、仕方ない。元々あと1日したら出るつもりだったし。バスターミナルに向かうには乗り換えが必要で、夜行となると面倒(タクシー利用が一番いいようだが……)だからね。

 

スペイン語学校に向かう大学生君とバスに乗ってセントロへ。

目星を付けたところに直接行ってみる。

 

この宿もBooking.comにのっているのだが、確認したいことがあった。

「やっぱりマージンのってんのか」問題である。クエンカの宿は予約した方が安くなっていたし、これまでの国ではそういうことが多かった。しかし思い返してみると、最初の街チクラヨからして、延泊した日の方が安かった。サービスかと思ったが、もしや……

 

そして案の定。サイト通すと26、普通に行ったら23だった。もちろん、時期とかいろいろあるだろう。そもそも空いてなきゃ泊まれもしないから、飛び込みが常に有効ではないだろうが、今回はそういうことだった。

しかも日本円に直して検討する作業を頭の中でしていたら、渋ってると思ったのか、初日は2ソルまけてくれた。よっしゃラッキー!

 

そんなわけで、ブッキングサイトも繁忙期かとかいろいろ検討して使った方がいいのかもしれない。

さて、宿を移ったわけだが、昨日ちょっと眠いからとパスした場所があったので、今日はそこに行ってみよう。

 

と言いつつまずは飯だ!

 

メルカド安くないじゃん問題に直面した私は、この街の安い飯屋を探すべく、行動を開始。

サンドラのいえの情報ノートにちょっと載っていた地域があったので、そこを見に行ってみた。

アルマス広場南西の角を西に進み、バス停のあるあたりから川を渡る手前までの辺だ。驚くべきことに、ここは5.5~6.5ソルの飯屋が並んでいたのだ!

とりあえず最安値の5.5ソルの店へ。

 

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「Caldo Blanco」は牛コツ出汁のスープ。筋肉とジャガイモ2種がメインの具。溢れんばかりの量と、ジャガイモの甘さの違いが楽しい。もちろんこってりとした味も魅力的。

 

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「Higado apanada」は字を見てもよくわからんから頼んでみたらコレ。食べて気づいたレバーソテー。

安いのに、というのも失礼だが、きちんとした処理されているのか、臭みもなく、いいとこどりの味。さすが食の都。安くても手は抜かないのか。

 

さて、では昨日パスしたところへ。「Museo Santuario Andio」は、アンデス聖地博物館と訳される。1995年、アレキパ北部に位置する標高6310mのアンパト山の山頂近くで、人類学者ライン・ハルト氏の手で、1体のミイラが発見された。500年前の12~14歳の少女、フアニータである。

インカ時代の火山鎮火を目的に、山の神に生贄とされたと推測されている。

 

館内は厳重に管理されており、カメラはおろか、荷物の持ち込みも禁止。ガイドに連れられてみる形になる。入場料20ソルに、ガイドにチップ。このチップっていうの、マジでやめてほしい。習慣無いからまず目星がつかん。入場時に「彼女たちはボランティアなので、貴方がいくら渡すか決めてください」とか言われるわけだが、そもそもガイドなしじゃ入れないんだから、入場料にインクルードしとけよ!ふざけやがって!

 

話を戻そう。

館内は薄暗く、まずは10分くらいのドキュメンタリーをみて、土地の性質(活火山があったとか)、背景の説明などがあり、フアニータと一緒に埋葬されていた土器や服飾品の解説が入る。

そして最奥に氷と共に眠る本人とご対面というわけだ。

 

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これはポスターの絵。実際は服飾品をはがしているので、もう少し地味で、腕や体は氷に覆われている。埋葬時の都合で顔は少し皮膚がはがれているが、黒い髪の毛、指などは浅黒いインディヘナらしい肌がわかるほどに残っており、先代クウガのミイラもかくやというレベル。

 

凍結に加え、乾燥した土地だったことが、これほどきれいな状態で彼女を残した理由ではないか、とされている。

 

冷却装置の厚いガラスの向こうに眠っているため、かなり小柄に見えるが、そもそも147cmくらいというから、本当に少女だ。彼女の纏う衣服に使われていた赤い布は、当時の最高位を表すものらしく、彼女の父親が高位の存在だった、みたいな話だった気がする。

いずれにせよ、山の神への捧げものである以上、美しい処女であることが必要だったようだ。

しかし、そんな若い身空で生贄にされるなんて、彼女は何を思って眠りについたんだろうか。

 

実はこのミイラ、日本にも来たことがあるようだ。個人的には小学校だか中学校だかの図書館で、学研の漫画かなんかでこれが取り上げられていたのを見ていたので、その本物を見たというのが何とも印象深い。

 

それにしても、一緒にツアーを巡った親子、このメインの少女にほとんど興味を示さなかったなぁ。私だけアホみたいにいろんなアングルで見てる感じになってしまったが、何しに来たんや、こいつらは。ミイラ恐いんけ?

 

展示品は本当にこれだけだが、昼間は日差しが強いこの街で絶え間なく冷却する必要性を考えると、維持費がかかるのは無理もない。修道院見るよりは価値ある気がする。

親子が2人で10渡していたので、5ソル渡した。最初から25ソルでやれって感じだ。

 

一度宿に戻って休み、16時ごろから何やら始まるらしい、と聞いていたので、そのころ出ようとすると、女子ドミのフランス人が帰ってきた。何か見たか聞くと、コスプレした子どもがちらほら程度という。うーむ、よくわからんが、行ってみるしかないか!

 

アルマス広場までの道すがらにも、コスプレした子どもと、手を引く親の姿が散見される。この日まであちこちの街でいろんな、主にアメコミヒーローのコスが売られていた。

 

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広場はまずこんな感じ。オーソドックスなドラキュラや、ディズニー系のキャラクターもいるし、日本からは悟空のコスプレが多い。スーパーサイヤ人(ブルー含む)の髪の毛の表現の仕方が多様で面白い。

 

都会的なショップやファストフード店が並ぶ歩行者天国のMercaderes通りでは、コスプレした店員もいて、子どもたちが籠を持って「トリックオワトリート!」していた。

ああ、そこはきちんとやるんだな!日本よりしっかりしているぞ!

 

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特に何も起こらないまま、時間は過ぎ、逢魔が時。広場から見るスペイン建築の光景も幻想的だ。

 

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そして日が落ちた月とカテドラル。滅茶苦茶絵になるな。インスタ映えですわ、これは。

 

することもないので、時間もアレだし、先に夕飯にしよう。

昼と同じエリアに行ってみると、なんとさらに安くなっている。な、何故だ!?昼の残りをどうにかしようみたいなテンションなのか!?

取りあえず、別の店で最安値4.5ソルに挑戦。数多のブログでおいしいものは紹介されているだろうから、ここは底辺飯をご覧いただくのも一興だろう。

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スープ。具は少なめでパスタが浮いているが、味は悪くない。昼の残りにパスタぶち込んだのかもしれないな、知らんけど。

 

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そしてタジャリンとポジョのセット。タジャリンは平たい麺のはずだが、普通のゲッティだ。やっぱり、残りなんだろうな。

味は悪くないが、麺はのびのびだ。客層もいかにもな感じなのが感慨深い。これも面白いね。

 

まだ何も起こらないので教会の夜景を撮る。

 

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セントロ付近に来たのには、これを見る目的もあったが、やはりライトアップは映える。

 

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更に混み合うセントロ。コスプレしている大人はあまりいないのが、日本との違いだが、そのうちペルーも同じことになるかもしれない。ちなみに、ゴミも少し落ちていたが、渋谷程ではないだろう。

 

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Mercaderes通りはこの有り様で、スリしやすそうという感想が漏れる。そうそう、そういう危機感大事。20時半くらい待っていたが、特にイベントはない。集まって写真撮っている人たちを見ていて、ハタと気付いた。

 

渋谷も別にイベントあるわけじゃ無くね?そして今の私の状況って、リア充を見てるだけのピンのおっさんだ。い、イタい!急になんでこんなことしてるんだろう感が!!

夜になればバーで何かあるみたいな話もあったが、よく考えたら一人でバー行ってコスプレしてる人間を仮に見たところで、だから何だっていうんだ!仮に若い姉ちゃんだとしても、それならビーチ行くわ!

 

こうなると急激にモチベーションは下がり、もう帰ってビール飲んで寝よう、ってなってしまった。むべなるかな。

 

とはいえ、翌々日の夜行バスでの移動なので、まだ時間はたっぷりあるぞ!

 

 

古代の夢が、我を呼ぶ!