新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第二百三十四話 M・オブ・デス / 外見は中身の一番外側

出立9日目(通算259日目)メキシコ7日目 グアナフアト2日目

 

 

本当に一人で、それはそれで寂しい夜だった。。。

 

朝食付きと聞いていたが、姉ちゃんはいないし、こりゃダメかな、と思いつつ、諸準備していると、姉ちゃん出勤。朝食を用意してくれた。

9時過ぎてるけどね。まぁ、いいや。シャワー上がりにいただいたが、ラスク3枚(これがうまい)、バナナにリンゴ、コーヒーと、思った以上に充実。特に野菜っつーかそれ系ね不足してるからね。

 

いざ出ようと思ったら雨。そして宿泊者がちらほら。とりあえず孤独は解消されたか。

姉ちゃんがわざわざ晴れたことを告げに来てくれた。いい子だなぁ。いくつかわからんけど。

 

雨季とはいえ、メキシコ入って以来ずっと雨だったので、これは貴重だ。よし、こうなれば遠いところから攻めよう。外堀から埋めるタイプなので。

 

バス停の場所がよくわからないので、また姉ちゃんに聞く。彼女は私以上に英語ができない。この先もっとこんな感じだなぁ。スペイン語も勉強だね。

 

「Alhondiga de Granaditas」前からバスに乗り、「Templo de la Valenciana」を目指す。5ペソ。

 

 

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ああ、いいね。

 

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この辺はかつて銀山だったらしく、ここにはその坑道がまだ残っており、見学できる。

が、忘れていたので、オミットww            

 

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中も豪勢。銀鉱山主が寄進したとかで、そりゃそうか、といった感じ。今も使われているらしく、週末はミサもあるとか。あと、めっちゃ関係ないが、かわいい赤ちゃんが観光で来ていた。えっと…それはピアス?

 

バスで帰りがてら、いいところで降りて徒歩。結構距離があったが、無事に到着。

 

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ミイラ博物館こと「Museo de las Momias de Guanajuato」。57ペソ。特に何があったわけではなく、気候的にできやすいらしく、処理もしてないのに仕上がってしまうらしい。

 

一応写真撮ったんですが……やめときますね。まぁ、藁みたいな色で、先代クウガよりも乾いてました。

あ、ちなみに分かったこと

① 条件によるが、髪の毛や服も残る

② 多分脂肪だな、みたいのもわかる

③ お○んちんがわかっちゃう

 

皆も見依頼になるときは厚手のしっかりした服を着ような!

赤ちゃんや胎児のまであったのは衝撃だが、それよりもこんな状況で自撮りする女子には理解が追い付かなかった。呪われそうじゃね?家族写真もいたな。あと娘に「前に屈め」ってお父さんも。娘顔引きつってるじゃねぇか。

 

意外に子ども連れが多くて驚く。なぜか地元住民に人気らしい。出た後にちょっと体が重かったが、何体か連れてきたかな。向こうが危険を感じたのか、すぐなんでもなくなった。手を合わせていたんだが……白衣観音経でも覚えておくか。

 

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お、グアナフアトの眺め。イイ感じだ。

 

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更に歩いて、これはちょっと距離があったが、「Museo Exhacienda San Gabriel de Barrera」。

 

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世界中の雰囲気を持った庭があり。

 

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日本風?も。きっと我々も諸外国のイメージを勝手に造ってるんでしょうなぁ。

 

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スペイン統治時代の館がいい感じで残っている。トイレ多すぎじゃね?

 

 

バスで戻る。グニャグニャの山道をイケイケドンドンで飛ばす。地元の人も慣れたものだ。

 

晴れていたので、町を見て回る。しかし、明日の写真とかぶりそうなので、こんなもんでww

 

市場の中で昼飯―と言っても17時だが―にする。シーフードもいいか、と頼んだのがこちら。

 

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カクテル オイスションだったかな。50ペソ。

周りの人が頼んでいたので、何となくで。後半部分がおそらく具だな。「SURIMI」は何となく何かわかったので、それ以外から適当にチョイス。そしたらカキだった。言われてみればオイスターね!

 

味はガスパチョが近いかな。パクチーが浮き、ライムが搾ってある。暑い盛りにはいい感じかもしれない。まぁ、高冷地だし、ほとんど汗かかないんですけどね。

チリソース各種がバリエーション豊か過ぎたんで、それで味変しながら楽しむ。

唯一言うことがあるとすれば、当たらないかどうかだけだね。生だからね。しかも日本で食べたら3倍はしそうな量入ってるし。

 

街歩きを再開し、一度宿に戻って休む。

時間設定がアレなのか、20時過ぎても明るい。そんな中、コリアンガール2人がチェックインに来た。もうレセプションいないよ。。。通じる電話持っていたのが命拾いした点でしょうね。

 

で、出掛けましたよ。「Pipila」の丘。

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こちらのピピラさん、メキシコ独立史の英雄で、独立戦争時に政府軍の立てこもる地へ松明を背負って血死の突撃をかけたとか。へぇ、上裸で松明背負うとか頭おかしいんじゃねぇの。

 

こちら、徒歩でもバスでも行けるんですが、「地球の歩き方」によると、このわずかな道の間に強盗が出ることもあるとか。何それ恐い……。

ケーブルカーなら往復50ペソ。バスは場所よくわかんない。ということで、さすがに私の命の見積もりが300円台ということはないはずなので、ケーブルカーで。なぜか前後の窓はなく、風と雨が…。

 

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おお、いいじゃねぇか、眺め!

この灯り、カンテラで作り出しているらしく、橙色の優しい光が幻想的に灯っていい感じ。

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しばらく眺めていたが、小雨を避けて戻ることに。

というか、韓国人が多い。他のアジアンは見かけないのに。流行ってるんだろうか。

 

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宿に戻ると、無事にチェックインできたらしいコリアンガールたちがトッポギを煮込んでいた。昼が遅かったため、ビールとつまみ(おいこのドリトス辛すぎるぞ、わかって買ったけど)で済まそうと思っていたが、勧められるままにご相伴にあずかった。

インドであった韓国人が「カレーの辛さがぬるい」と言っていたが、彼女たちもまぁまぁの辛さに仕上げている。メキシコ料理の辛さもちょうどいいのかもなぁ。

「全然平気」とか言ってたが、後半汗を書き出していたので聞いたら「蓄積ダメージだ」という。負けず嫌いだな。

 

さて、明日は市内をのんびり観光だ。といってもほぼ見たから、建物の中メインだけどね。いいんです、せわしなく色々やるんじゃ、働いてるのと一緒なんで。明日やること残さないと!

 

カリブの海が、我を呼ぶ!