第二百二十三話 Iと共に去りぬ / 合縁奇縁
出立83~4日目(通算246~7日目) アイスランド7~8日目 ~レイキャビック
アイスランド編、連続投稿ww
疲れも溜まっていたのであろう。のんびりと起き出す。
朝食は残ったラーメンでトマトつけ麺を作り、昼食と兼用。ものの見事に買った食材を使い切る。
さて、深夜の便でEさん、Aさんは帰られるため、実質的に最終日。レイキャビックまで戻る。
好天に恵まれ、行きに見れなかったきれいな風景が見えるのは、昨日と同じ。つまり今日も2度おいしい。
しかし、もはや終わりが近づき、満腹感もあり、他の国の話をし出す状況。つまり、丁度いい期間だった!
出国と今晩にむけ、食材の買い出し。
この「BONUS」はアイルランドでも良心的な金額で買うことができる、バックパッカーをはじめとした旅行者の強い味方。宿はBONUSの袋で溢れている。
通称ブーナス。
しかしこの豚、表情ヤバ過ぎないだろうか。完全に目がイっているし、かわいくないし、、デザイン雑だし。
イッテイーヨー!
天使の梯子を眺めつつ、走るレンタカー。
午後、本日の目的地・ブルーラグーンへ。
温泉の国・アイスランドが誇る、一大レジャー施設。
沸かしてはいるものの、ご覧の通りの石灰質で幻想的な光景が広がる。
ちなみにこちらは施設の外で、お湯は暖かくない。
内部は温水プール的な造りになっており、一人40€。ネット予約なら35€だ。
さすが超絶物価のアイスランド。高すぎるww
水着のお姉さん方は見たいが、泣く泣く諦める。
ちなみに、日本人がかなりいた。ツアーかな。うっかり日本語で下ネタを離したら変な目で見られる始末。かき捨てていこう。
それにしてもキレイな水色だ。
ゴミ処理の熱を利用して……的な、熱の二次利用によって成り立っているので、全く無駄がない。
スゲー暑いから入るなゾーンで、足湯する。イイ湯加減だったぞ。
あー気持ちいい。風は冷たいが、足が温いので全身に熱が回った。
レイキャビックの街へ向かう。
久しぶりに信号機を見る。
街の散策。
初日に曇り空のもとで見たハットルグリムスも、夕日を浴びて輝く。イイ感じだ。
ほい、2回目の宇宙一のホットドッグ。
今日は長蛇の列ができている。しかし、何だかんだで旨い。
風に飛ばされることなく、完食できた!やったぜ!
猫二匹。栄養状態がいいのか、ないと死ぬのか、真ん丸で毛足が長い。
アイスランドの形を模した魚の絵。
カラフルな街並み。
湖も逢魔が時に輝く
ミニサイズの国会議事堂。
いちいちかわいいな。
カラフルストリートと、その先のハットルグリムス。
おしゃれ車止め。
自転車のカラーがイエローとピンクのものもあり。
ここでEさん、Aさんとはお別れ。
アイスランド編はEさんに誘われなければ、来ることはなかった。
ネパールでEさんに会わなければ、ここには来なかった。
その友人のMさんがEさんを誘わなければ、来ることがなかった。
初めて会う人たちとの旅行なんて、全くもって、世の中どこで縁がつながる、わからないものだ。まさに、合縁奇縁。ま、私の場合、ちょっと色気が足りないけど。
Mさんと初日と同じ宿に向かう。
買い込んだハムと玉ねぎとヨーグルトでパスタ。思った通り、こっちの濃厚ヨーグルトは、チーズ的なポジションで使えてうまい。
このあと、海岸まで出てみた。
さすがに首都、街の明かりが強いが、それでも多少のオーロラを見ることができた。
程度の差はあれ、3日連続で見られたのだから、文句などあろうはずがない。
いやー、最高!
コンディショ ンが整えば、もっとガンガン見ることができるらしいが、これもご縁のひとつ。今後の人生に取っておこう。あまりやることなくなっても困るからな。
翌日の早朝にMさんは宿を発ち、私は朝食を残った食材で作って使い切り、チェックアウト。街の散策をしながらバスターミナルへ。
ここで、アジア編でも活躍したサンダルとお別れ。
サイドの留め具が外れたのを、拾ったひもで固定して使っていたが、凹凸がすり減って滑り、最後は底に穴が開いていた。
ありがとう。思えば、大学時代のひこにゃんのコスプレ以来の付き合いだった。眠れ、氷の地に。
飛行機は予定時刻から遅れつつも、無事にフライト。ほぼ予定通りにポーランドへ。
到着時間を鑑みて、空港泊。電源も確保できたし、Wi-fiもある。実に快適だ。
翌々日早朝発なので、翌日は市内観光の予定である。