新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第二百二十話 Iと共に去りぬ / ロックン・アイス・ヒーロー

出立80日目(通算243日目) アイスランド4日目 ヴィーク~ホフン

 

 

ようやくタイトル通りに、世界の果てまで来たと噂のこのブログ。

つまり、こっからがクライマックスだぜ?

 

朝の天気は悪い。天気予報が雨だから仕方ないのだ。

 

ホテルから歩いていける、『黒の海岸』へ。

要は砂浜が溶岩が砕けた砂でできた、黒いもの。

 

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うん、黒い。

彼方に奇岩も見える。しかし、寒い!!

 

そこから数km、「レイニスフィアラ」。

 

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そこの穴と棒状の岩。何でもない。

 

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多角形の石柱が折り重なるような形の構造が興味深い。パズルのようなイメージだ。

波が相当に荒く、思わぬ勢いに足元が飲み込まれる人続出。

ああ、波の中に三脚とカメラが!

 

……ドンマイ。

 

そこからさらに移動。

しかしアイスランドの道は、少し進むたびに全く違う様相を呈して、見ていて飽きない。

 

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絨毯の様な苔むした地。ふわふわ新触感が、獣の毛皮を彷彿とさせる。

 

そうこうするうちに、スカフタフェットル国立公園に到着。

 

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雄大な自然、特に滝が見どころの国立公園だ。

雨で寒いけどな!

 

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スヴァルティフォスは、パイプオルガンの様な周囲の岩肌の中を落ちる滝で、この公園随一の見どころだ。

 

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そして、生憎の天気の中、丁度運よく晴れ間がのぞき、虹が!

 

上の山にも見どころがあり、そこを登っていく。

 

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辺り一面を見渡せる大絶景。

 

ここでお昼のサンドイッチ。

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 左から大興奮の私、Eさんと、そんなことより頬張るMさん。

 

下る過程では清流も。水の透明度も高い。妙に日本のせせらぎを思い出させる。

 

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Aさんに躍りかかろうとする暴漢。

 

 

この公園を右に入っていくと、巨大な氷河に遭遇する。

 

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ヴァトナヨークトル。

アイスランド最大の氷河である。

 

ガリガリ君ソーダ味とか、ダブルソーダとかを想起させる、青い氷の塊。

圧倒的な大きさに言葉を失う。

 

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移動中、山の上に見える巨大な氷河。

これもヴァトナヨークトルの一部だ。

 

 

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そして、宿への道すがらで「ヨークロスアゥロゥン」へ。

ヴァトナヨークトルから崩れ落ちた一部が、流氷となって流れている。

 

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映画「007 ダイ・アナザー・デイ」や「バットマンビギンズ」、「トゥームレイダー」と言った作品のロケ地にもなったとか。

先程よりも距離が近く、興奮度も高いが、こっちの熱が上がる一方。当たり前だが氷が浮いているので気温は下がる。寒い。あと、スイカバーの匂いがする。流氷はスイカバーの匂いでした。

 

アザラシも泳いでいた。

 

満足した我々は、宿でラーメン。

その後。少し天候が良くなったため、外に出てみるが、オーロラを見ることはかなわなかった。

どうやら呼ばれていない様だ……。

 

ここまで来た以上は、何としても見たいのだが……。