第百八十九話 グッド・ウィルB / ストップ・ザ・シーズン・イン・ソフィア
出立~45日目(通算~208日目) ブルガリア~21日目 ソフィア~13日目
さて、前回からすでに1週間近くたち、その間受領証を待ちながら動けない日々が続いている状況だ。
まったく、担当者が休暇取ったりと、こちらの状況をわかっているんだろうか?ダリンさんはやってくれているけど……
長期旅行者じゃなければ、満足に被害届も受け取れないなんて、どう考えても穴があるな。おかげで、無駄な時間が流れてしまったわけだが……
さて、この間はひたすらに、メールを待つ→動きがない場合は市内をうろつく(だいたい夕方から)という、なんていうか、ニート的な、ブルガリアまで来て引き籠る毎日という、仕方ない部分はあるにしても、褒められたもんじゃない毎日だったわけで、取りあえずこの間に見た、この街の景色でも貼っていくことにする。
国会議事堂。
やっぱり左右対称で、上からの形は日本のに似てるっぽい。
地図で見たら、だけど。
何かの像。
腋毛を気にしているのではなく、何かの文書を示しているので、おそらく露土戦争での勝利がどうとか、その辺のだろう。
こういう感じの像がそこかしこにある。
レッドブルカーだ!
どこでもいるんだなー。
公園で。
おっさんたちが鉄球投げ?転がし?みたいな遊びをしている。
別場所で老人たちもしていたが、多分、カーリング的な遊び。
ハトに餌をやる子供たち。
日本と変わらんねー
この日は博物館へ。
歴史系の発掘物中心で、ヴァルナとか遠方の墳墓のものなども集められていた。
撮影禁止だとは思うが、ブルガリア人撮影→目の前の学芸員何も言わず、だったので、撮ってもいいのか微妙。
取りあえず2つほど晒す。
黄金のマスクと指輪。
ガチゴールド製、だったかな。トラキア人とかもいた地域だが、金の加工技術が有名だったところらしく、金製品が多く展示される。
青銅のものって大体さびて風化するが、金製品はかなりきれいだし、酸化に強いんだっけ?
メドゥーサの皿。
これさ、スープとか入れて、一部だけ出てたら、かなりのヴィジュアルになるよな。すんげーセンス。
ゲオルギ教会を囲むホテルの何かなのか、18過ぎくらいに兵隊さんが行進する。人員の交代なのかな?よくわからんが……
別の公園では、フリーマーケットが毎日行われている様だ。
絵とか、本とか、手工業品も多い。
アート系だと、こっちがゴミ箱。
ちゃんと分別されているようですな。一目でわかるし、かわいい。
メーターと室外バッテリーというのか?
これ系は、他にもテイストの違うものが次々に並んでいて、飽きない。
ま、これは住宅街とかそっちの方だから、観光客の目にはあまり触れないだろう。単純に住民が面白がってやってるんだろうなぁ……
それ以外は教会でボーっとしてから夕食に行くパターンが定着である。
レバーと野菜のソテーに、
焼きそば(相変わらず量が多い。0.4レフで持ち帰りにできるので、余ったものはそうする)
ライスコロッケ
初めての店。ちょい高だがいい雰囲気。
ポークソテー(中にキノコやらクリームソースやらが入っている)
炒飯と炒め物セット(やはり多いので持ち帰り→翌日の昼に回す)
ポークリブ ハニーマスタード焼き+人気のおいしいビール
甘さを取り入れた、和食に通じる料理。ビールもフルーティでほのかな酸味が効いた、どうやらブルガリの人が好みらしいテイスト(他のビール含めた総合)
ちなみに、この日は最終日だからちょっと高めで17.3レフだ!1,200円だけどな!
って感じである。
長期旅行者にはありがたがられるという中華だが、この街なら量も多いし、お持ち帰りできるし、超有能ww
そういえば、食べる量が減ったのか、ラブハンドルがほぼスッキリした。
やはりスイーツはダメだな。ビールの方がマシ。
さて、被害届は警察にサインしに行き、翌日にようやく受け取ることができた。
通訳のダリンさんのおかげである(ちなみに、受け取り時の報酬はなくていいって。スゲーいい人!)
ってことで脱出の算段もついたので、早々に駅まで向かってチケット入手へ。
ダリンさんによると、バスの方が林らしい。インドとか東南アジアかよ!
駅に着くと、おっさんが話しかけてきて、バス会社まで案内してくれた。
つっても駅の真ん前のバス会社の中の一つ。海外行けるとか、表記一切ないけどな。
今日の夜なら、直行便があり、明日は乗り換えで面倒らしい。
電車はなぜか2015年8月現在、夜行がなく、デイタイムでの移動しかなかったので、それなら好都合か。と購入。52レフ。
電車で60レフってのも誰かの記事で見た気がするし、ま、いいだろう。どうせレフが余っても仕方ないので。
ということで、この日の夜に出立決定!
そして、最終日は8月6日ということもあり、それならばと市内の宗教施設に慰霊の祈りをささげに行く。
ユダヤ教、イスラム教、ロシア正教、ブルガリア正教でそれぞれ祈らせていただきました。
ユダヤ教寺院はこんな感じ。「シナゴーク」いうんやで!
六芒星。エロイムエッサイムとか言いたくなる。
そして、前述のラストディナーの後、かつてネセバルで進められた銘柄のビールをホテルで飲み、ブルガリアの締めとするのであった。
しかし、この街に沈没する人間の話はよく聞くが、不本意でやると本当に苦痛。
You tubeなかったら即死だった。ま、その時点で死亡だがな。
ま、代わりに担当してくれた婦警さんがどえらい別嬪さんだったし、書類受け渡し時に頑張って日本語で挨拶ししてくれたから、良しとしよう。
このあと、ルーマニアに夜行で移動だが、0:30出発という、っていうか外歩きたくないんですけど?みたいな時間にバス停まで向かうというスリルが待っているが、さて、無事に着いて、次の記事を更新できるんでしょうかww
ちなみに次に行く街も「世紀末都市」として名高い街なので、イヤー気を引き締めないとww