第百七十七話 グッド・ウィル・B / Re:Mix トルコアイス忘れた!
出立25日目(通算188日目) トルコ24日目~ブルガリア1日目 ネセバル1日目
何かずっと動かないなぁーとか思って外に出たら、フェリーに乗っていた。
マルマラ海峡横断中である。徐々に夜が明けてきた。あと少しでイスタンブールである。
7時ごろにはオトガルに着。さて、どうするべと思案。ここで時間潰しても仕方ないので、もうさっさと移動しちゃおう!と8:30のバスに乗り込む。
どれがそれかわからずにウロウロしていたら、何となくの場所を教えてくれたので、そこでチケット購入。
「KALE」という会社、ブルガスまで、80TL。
思ったより小さいバスだったので、他のとこの方が楽かもねww
Wi-Fiないし。行き当たりばったりで宿探さなきゃ。
14時くらいに着くんじゃね?と言われ、これまでのバスのペースですっかり油断していたが、休憩が必要以上に多く、国境で1時間以上の足止めを食らう。
おお、懐かしい。東南アジアレベルwwこれはこの会社の問題なのか、国境またぐからなのかわからんが、運転手らは碌に英語も伝わらない!
まぁ、もう慣れたもんですよ、と諦め、時刻は16時を回りw、どの辺かなーとMap.meを開くと……ん?
通り過ぎてるじゃん。
おいぃいいいいっ!?どういうことだぁっ!?
周りはトルコ人とブルガリア人だけっぽい。ということはこいつ等は慣れている。つまり、私様だけルール知らなかったってこと!?何、乗ったら改めて申告みたいな?何か言ってくれよ!
しかし、焦ってはいけない。車は本来の目的地、ネセバルへ向かっている。
チケット購入時にもここ行きとは出ていなかったので、乗り換えていこうと思っていたのだが、うまくいけば通るんじゃね?
何とか交渉し、最寄りの道端に降ろしてもらった。ま、2~3km歩いたけど、安く済んだだろうからいいか。
なんか、隣の人がウェットティッシュくれたり、お菓子くれる人もいたし、いい人多かったな。
この時すでに18時を回り、見つけた宿へ。1階部分がヤサグれたお姉さんたちでなんか必要以上にジャンキーな雰囲気だが、今日だけならここで構うまい。
つーかもう椅子座りっぱなしで疲れたわ。
夕食は宿で、買ってきたビールとピザを楽しむ。
ビールは何と1Lで1.71レフ(1レフ=約70円)。安い!
ピザは15cm直径で2レフ。うーむ、この国、宿は今のところ高いが、食い物がトルコより安い。特にビールが。やったーっ!!
あー、それにしても、あっという間にトルコ出てしまったので、感慨に浸れなかったなぁ。
最初は渋りながらやって来たが、なかなかどうして、思った以上に楽しい国であった。
街も人も食い物も満足。オリエンタルとヨーロッパの中間というのも馴染みやすかったな。
これでやり残したことは……あっ!!
トルコアイス忘れた!!
正式名・ドンドルマ。おいおい、まるでドン・ホラーの息子みたいなけったいな名前じゃねぇか、みたいないじりを、食った時にしようと思っていたのに、だ。
暑いときに食おうとしたら、そういうときに限ってないみたいな状況が続き、気づいたら出国してたよ!!
うーむ……よし、猫フォルダ解放!!
これでお茶を濁すぜ!!!
フェティエ、ホテル前の門に。門番?
セルチュクの教会跡。門番さんにご飯をもらう。
エフェス遺跡の猫。日陰で悠々。
日曜日のお昼寝から起きたお父さんみたいなポーズ。
観光客に撮られまくりww
エフェス考古学博物館の一角。確かにここは涼しいもんな。
……なんか、岩合さんみたくなってきたな。