新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百七十三話 Tはわかってくれない / 超古代・超誇大

出立21日目(通算184日目) トルコ20日目 パムッカレ2日目

 

 

ホテルは実は朝食なしであった。それでこの価格か……エアコンもないし、微妙……。

 

気を取り直して、この街の観光地へ向かう。

 

街の名前・パムッカレは、「綿の城」を意味する温泉保養地だ。

その名前の由来になっているのが、この石灰棚。

入場料は25TL。

 

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し、白い!

石灰成分を含む湯が、長い年月をかけて結晶し、台地全体を覆ったものらしい。

所々水が湛えられ、ぬるま湯~やや冷たい水程度の温度で点在している。

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裸足で歩かされるのだが、地形や砂利で微妙に痛い。まぁ、石灰棚保護のためなら仕方ないが、スパイクで歩く奴もいないだろうに……

水着で戯れる、主に欧米人たち。ま、一応こっちも水着だけどな!

 

 

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更に上るとヒエロポリスの遺跡が現われる。ここも石灰棚と共通券で入れる。

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紀元前190年の年の遺跡で、ローマ、ビザンツと続き、セルジューク朝に滅ぼされるまで続いた。

 

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かなりの範囲に点在している。 

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「Map.me」の道を進んでいったが、途中でもうここ何シーズンは人が通っていない道に出た。男ゆえ後ろには下がれぬと突き進んだが、色々痛かったぞ!アプリを使ったのに獣道。誰か私のiPhoneにワイルドのシフトカーか「WILD」のカードでもスキャンしたんですか。

 

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最も有名なのがこちらの円形劇場。ハドリアヌス帝によって2世紀に建設されたものだ。

 

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全盛期には15,000人を収容したらしいが、かなり保存状態が良く、神々の彫刻もかなりわかる形で残っている。

 

ハドリアヌス帝か。するとあの石灰棚はテルマエ……なんでもない。

 

石灰棚を戻る。

水着で戯れる人間が増えてきたな。ちなみにここは泥パックもできる。

 

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スケキヨやら怪奇大作戦やらを思い出す不気味さだが、何も私だけではなく、無数のスケキヨが歩いて……怖いな。

 

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キメッキメで撮影する人が多いので、そこを撮ってみた。下が白いからライティング的にもいい場所なのはわかる。Sexy, sexy you~。

ちなみに、欧米人以上にこだわるのが韓国人。もうウザいレベル。

 

昼は昨日行ったトルコ料理の店へ。

ザンビアから来たという黒人青年がなぜか働いているこちらで、チキンとビール。

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チキンにはこの後ヨーグルトソースを付けてもらったが、これが当たりであった。

チーズほどしつこくないコクと酸味を足すことで、肉の味が引き立つのだ。ヨーグルトはプレーンなのだが、やはり単純にこれがうまいのかもしれない。

あ、チキンの下は麦的なものです、ようわからんが。

 

さ、もうこの街ですることはないし、ホテルも微妙だしw明日の朝ここを出るぞ!

 

次は歴史溢れる街へ。