第百六十九話 Tはわかってくれない / 地中海の優雅な一日
出立16日目(通算179日目) トルコ15日目 カシュ2日目
寝苦しいっ!
蚊が……舞っておる……エアコンないし、窓に網戸ないから仕方がないが、これならついてるドミの方が良かった気が……
このホテルは朝食付き。テラスに登ると、バイキング形式で並んでいる。うん。イイ感じじゃん!
オリーブとかチーズが何ともとること言うかギリシアというか、そんな雰囲気を醸し出す。
これついて1泊1,800円以下だし、これまでに比べると高いとはいえ、安いか。
さて、日が高くならないうちに出掛けよう。ちょっと外れたところに観光スポットがあったので歩き出すが、どうやら山の上らしく、いや、それを差し置いても坂急じゃね?的な道へ。
傾斜20度はあるな。靴の下ローラーならえらい騒ぎになるくらいだ。
そして苦労して参道に辿り着くも、何か崩れてて登れない。
頑張ってみたものの、壊滅的に崩れているので、もう諦めるしかないのであった。くっ!
仕方がないので海へ向かう。昨日とは別の方向にも海岸がありそうなので、そこを目指していく。
途中、「Tomb」をまた発見。3つほどある。異様にまとわりつくネコと遊び、海岸へ。
こんな感じのこじんまりとした入り江にある。
やはり青い!!
11時前ということで、まだ比較的人は少ない。
ここも基本的には無料のようだ(店とかあって売り込み?あるけど)。
対流によって、水の上部は冷たく、下は暖かい。ここで泳いだり浮かんだりして遊び、ベンチに腰掛けて休む。優雅。超優雅。
客は増え始め、水着ギャルも増えだした。待ってたぜっ!!!
日本じゃほぼ見ない欧米人の水着姿に興奮……いや、別にいいが、お前ら、ちょっとラブハンドルが(以下、セクハラ的表現があるため、検閲により削除)
しかし、何故か東洋人を一人も見ないな。そういえばこの街、同じ宿のピンの韓国人以外、あれほどイスタンブールやカッパドキアに溢れていた中国人も韓国人もいない。何だ?どういうことだ?ビーチ嫌いなの?
カンボジアのシアヌークにも二国の人間は滅多にいなかった気がするぞ。海なら日本人で言うところのハワイやグァムみたいなところが、彼らにもあるのかもしれないなぁ。
つまり日本人も見かけないんだが。
結局3時ごろまで、入っては出てを繰り返して過ごす。
楽しいww
街に戻ってコーラを飲み、明日の船のチケットを購入。
もうすることなくなったな!
なんか顔がイヤにつるつるだ。前行ったハマムの効果と……地中海の塩?
うん、何か効きそうな気がするぞ!検索したら出て来るんじゃないか?美肌と地中海の塩!
その後、日暮れを待ってビールを飲む。ああ、これこれ。やっぱこうやってよしもと新喜劇見ながらビール飲むのが至福だわ。
海水浴はやはりいいな。きれいな水のところでってのが最高にいい。癖になる。
明日はフェリーでギリシャ領へ渡るよ!