新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百六十話 Tはわかってくれない / Men 安堵 Women……

出立6日目(通算169日目) トルコ5日目 イスタンブール5日目

 

移動日と言っても夕方なので暇なのだが、だいたいみたい所を見てしまったので、もうダラダラしてました。

 

お昼は別の大衆食堂(ロカンタというらしいぞ!)にて。

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コフタとピラウ、ジャジュクのセットにこっちのレモンソーダ的な飲み物で、7+2TL。

コフタはハンバーグというかつくねだが、イスラム圏であることを考えると、牛か何かだろう。

ジャジュクはきゅうり入りのヨーグルトで、よく冷えている。さっぱりしているので、油多めのお肉料理との取り合わせがいいのだろう。

 

さて、適当に時間を潰して、宿を後にする。繁華街のイスティクラール通りに出た途端、おわっ!?な、なんだっ!? 

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よくわからんがパレードしている!そして時折見かける、おかまさんというかおなべさんというか、女装・男装の人々。

い、一体何のパレードなんだ?

そう言えば、武装した警官やらボランティアスタッフのような人たちが街のあちこちに配置されていた。調べてみると、性少数者による人権主張=「ゲイパレード」だという。

そういや、イスラム教では同性愛者認められてなかったな。国民9割以上がムスリムのこの国でパレードができるなんて、ゆるいというか、さすがはヨーロッパに片足突っ込んでる……って、放水と催涙弾で鎮圧されていやがる……。

 

どうやら選挙で過半数を獲得できなかった大統領が、「もうやら~!」と少数派の弾圧を仕掛けたらしい。おいおい、大丈夫か?

つーか、間一髪じゃねぇか。

 

チケットを取った旅行社に行き、そこの兄ちゃんと話して迎え待ち。ここのトルコ人は本当にいい奴だな。ツアー会社の奴らと違って、信頼できますww

「KIRKIT」だったかな。

イイ奴といえば、2日連続で水を買った店のおっちゃんが、ガムをくれた。積極的に来るやつはどうも胡散臭いが、こういう普通の人たちは、やっぱいい人が多いんだろうなぁ。

 

さて、迎えのバスで「オトガル」と呼ばれるターミナルへ。

ここから乗り換えて移動していくわけだ。

 

ここで日本人Yさんに遭遇。おお、初日本人ww

年下だと思っていたら、上だったでござる。日に焼けてる人って余計ね、そういうのあるよね。

彼や香港から来たという女の子と話していたら、もうバスに乗れるというので、乗り込む。

 

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こんな感じ。デカい。

実際乗ったのはこの会社のじゃないけど、撮り損ねたので……。ちな、オトガルまでの送迎付きで70TL。

 

左右二列だが広く、ゆったりとした座席。さらにそれぞれにモニターが付いており、映画やゲーム、音楽が楽しめるのだ!

さっすが先進国!

また、各氏ブログによると、同性同士が隣り合うように予約・配置してくれるので、女性も安心……ん?

おい、俺の隣の席香港ガールじゃねぇか。

 

他に席が空いていたのでよかった(残念だった)が、同性云々はどうした。まさか、今日のパレードの影響か?

 

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出発後は、レモン香る消毒液という、どうやらこれもお馴染みの通過儀礼を経て、水のサーブやらをうけ、なんとお茶(コーヒー、ジュースも可)とお菓子まで。

うーん、結構至れり尽くせりですなぁ。

 

Yさんが前の席だったので、彼の旅程を聞くと、イスラエルやエジプト等の中東ら辺も経由してきたという。スゲー。いつか行ってみたい。

 

かくして夜は更けていく。

次なる町は、トルコ定番の観光地、カッパドキアである。