新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百五十八話 Tはわかってくれない / High and Low and Higher

出立4日目(通算167日目) トルコ3日目 イスタンブール3日目

 

 

旅行社へ導く男たちは「午前中はツアー客で混むんだ」といった。

嘘を言って引っ張り込むのはよくある手口なので、定かではなかったが、それならば、と午後から行ってみる。

 

f:id:haruki0091:20150627035617j:plain

ケバブサンドを咀嚼しながら、やってきたのは「地下宮殿」。

 

f:id:haruki0091:20150627034731j:plain

おお、スゲーじゃん!

まるでFFにでも出てきそうな雰囲気抜群のこちらは、4~6世紀、ローマ時代の地下貯水池と言われているらしい。というのも、他にもいくつか、別の時代のものがある様なのだ。

うーむ、恐ろしい技術。

 

そして奥には巨大なメドゥーサの首が!

f:id:haruki0091:20150627034841j:plain

英語よくわかんなかったけど、石に変える力を持つこいつをどこかに配置することで、建築物の強度を上げる願掛けなんだとか。

しかし、メドゥーサ誕生には、その美しさに嫉妬した女神の横暴があった辺り、何とも涙を誘う。妙齢の乙女が化け物に返られたら、そりゃあ、暴れるよなぁ。

ちなみにもう一個は登頂を下にしている。だから、いじめんなよ……。

 

f:id:haruki0091:20150627035029j:plain

続いては「スュレイマニエ・ジャーミィ」。

f:id:haruki0091:20150627035131j:plain

オスマン帝国のスュレイマン大帝が作らせたというこちらの寺院。小高い丘の上にあって、いろんな地点からよく見える建物だ。昨日のブルーモスクとは違い、人が少ないのがいいww

おかげで落ち着いてボーッとできる。

 

その後、「グランバザール」を冷やかしてみたが、まぁ、特にほしい物もないので、何とも微妙であったww

 

f:id:haruki0091:20150627035310j:plain

新市街に戻ったところで、「ガラタタワー」という、何だか見晴らしがよさそうな塔を発見。並んでいると、欧米人カップルに金額を聞かれたが、そんなもんは知らん!どこにも書いてないのだ。ということは、おそらく高い。スカイツリーだって高いんだから、高いとこに登るものは高い。金額を伏せて並ばせておいて、「あー高い!でも並んじゃったし、いいかぁ」みたいのを狙っているのが見え見えだ!

まぁ、今回は吊られてやるけどな!

に、25TL!1,000円超えやがった……足元見やがって……。塔だけに……。

 

しかしこれが絶景。イスタンブールを見回せる大パノラマが広がっているのだ。写真に撮ると小さいけど……

f:id:haruki0091:20150627035434j:plainつーか、これで19時半過ぎって、どうなのよ。日が沈んだのは21時ごろっていう……

 

デモ隊を避けつつ、昨夜と同じ食堂でメシ。朝のケバブサンドもここだが。

トルコ人が飲んでいるヨーグルトドリンクを飲んでみたら、えっ?しょっぱい?

なるほど、これなら飯の時もいいわけだ。

しかしスープとこれで、微妙に方向性がかぶってしまったぞ……。

 

徐々に馴染んできたか、トルコ。

しかしまだこう、なんていうか、滾ってこないな!どうしたもんか!

 

んだば!