新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百三十九話 Nにラブソングを / 天の道を行き、総てを司る

出立148日目 ネパール2日目 ルンビニ2日目

 

更新 その3!

 

さすがに寺というだけあって、朝食の時間も6時~と早い。

食事時間(厳密には、サーブされる時間)は30分と決まっているため、悠長なことはしていられないわけである。

メニューは、多少変更あるが、昨日の夕食の延長線上。強いて言うなら、お粥が増えている。朝から腹パンパンになるまで食ったがな。

 

さて、相変わらず停電中だし、やることもないので、観光に出掛ける。7時10分って、出勤かよww

 

前日の日記の通り、ここは仏陀生誕の地であり、故に聖地となっている。

日本人建築家丹下健三とやらがデザインしたマスタープランに従って、各施設や各国寺院が建築されているらしい。誰か知らんが、すげぇじゃねぇか、丹下のおっちゃん。

つっても、まだ完成していないらしいんで、まぁ、なんですけどね。

 

さぁ、早速行きますよ。基本的に入場料が必要なのは、「聖園」と呼ばれるエリアで、円形の池に木々が茂り、その中に遺跡がある(前日の蛍は、この円形の庭園内で目撃)

入り口で靴を脱いで入場。さっそく見えてきたのは「アショーカ王の石柱」。彼が即位20年の年にこの地を訪れたことを記念して、紀元前249年に建てたもの。埋もれていたものを発掘したらしい。

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柱の前では、各国寺院の僧たちが集まって、経を唱えていた。

後で韓国寺のネパーリーが教えてくれたが、今日は満月であり、その日は特別に集まってこの様な形で執り行うらしい。

ラッキー、なのかな。

 

すぐ裏手にはマーヤー聖堂が。

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仏陀生誕の地を意味するマークストーンがこれまたアショーカ王の手によって置かれ、遺跡も作られていたのだが、例によってインドを侵略したイスラム勢力によって、表面が削り取られ、顔やら腹やらすべて真っ平らで、もう訳が分からない。

またお前らか、蛮族。

如何に戦争といえど、エレガントに事を運びたまえ。

 

近くに池があり、その脇には菩提樹が。

地球の歩き方」曰く、「マーヤー王妃が手をかけたのは無憂樹であり、これではない」「仏歴2500年を記念して、マヘンドラ国王が植えたもの」とされている。そうか。

 

ここを出て、隣のネパール寺にその無憂樹はあり、これがそうである。

 

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うーむ、確かにそんな感じにされているなぁ。

ここはマスタープラン作成以前にすでに寺として存在していたらしく、聖園の外扱い=入場料いらない場所。

おい、一番肝心な場所、タダなのかよ。

なんだかなぁ。

しかも、本来なら人が溢れてしかるべきこちらにはほとんど人がいなく、記念撮影してる奴なんて、僕くらいなもんだ。さっきの本当かよ

 

一度宿坊に戻って休む。考えてみれば長時間移動明けということで、眠っていた。

 

昼食の時間になり、向かう。おお、韓国っぽいインスタントラーメンが追加されている!

ダルもあるのか。全種は無理だな!

 

しかし、ここで気付いてしまった。さすがに3食連続で飽きてきたなぁ、と。韓国人ならいざ知らず、同じような味付けがこうも続くと厳しいぞ!

……よし、決めた。明日出よう!Wi-Fiも繋がんないし!

 

そうと決まれば、残る観光地も回らねばな!これまで培ってきた理論に反するが、文字通り、背に腹は代えられん!

 

聖園とは逆方向に上っていくと、誕生仏という、韓国が建立した天上天下唯我独尊ポーズの石柱が。

 

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ああ、なるほど。足元に脇挙げてるマーヤ―王妃がいるのね。よくできてるじゃないか!

 

つーか、当たり前だが、ここにある仏像、大体これ。

勝手なこと言って悪いが、見飽きてきたな……。 

 

更にそこから上ると、件の日本寺、妙法寺が。つーか、このストゥーパ、ラージギルとサールナートでも見たけど……。どこでも同じもの建ててるのね。うん、何となくわかってた。

 

1日のお勤めが載った張り紙を発見。

朝4時半~10時までと、夕方4時半~6時半までお勤め。「Anybody is welcome to Join!」って、そんなサクッという内容じゃねぇ……。

 

雨がぱらついてきたので、博物館へ。発掘されたものが展示されている、ということだったが、ほとんどレプリカ&写真で、本物は土器の破片とか、そういうのばっかり。うーむ、50Rとはいえ、微妙……。

ちなみに、ここの情報だと「聖園内の菩提樹がマーヤ―王妃の ……」となっている。

どっちやねん。

 

寺に戻りがてら(ギャグじゃないぞ!)、各国寺院を見て歩く。まぁ、これも、うん。新人が深くて、このために旅行に来てたら、そりゃあ熱心に見るだろうけど。ちょっともういいかな感が漂うのに寺が多すぎてルーチンワークが終わらない。ダメな観光の典型パターン!

 

というわけで、ヘトヘトになりながら戻ってきて、夕食。

……うん、まぁ、多くは語るまい。ただ、韓国キムチにはまりつつある。

日本のキムチ→うまみ成分多く含有→ご飯がススム

韓国キムチ→酸味が強く、あくまで漬物というピクルスの一種という、そのひた向きさに惹かれる

こんな感じ。

 

さ、基地局の関係で相変わらずネット繋がらないので、さっさと寝ましょうか。

というわけで、ご覧いただいた記事は、おそらく次の都市からの更新ですww

 

それにしても、書いてる時点では次の都市のホテル情報がなくて不安すぎるんだが……。