第百三十七話 Iが止まらない / カレーの国の光と影
出立147日目 インド61日目 デリー2nd 3日目
久々更新 その1。
理由は翌日のを見てね♪
早朝、出発するR君を見送る。背中を見てる側ってのは、置いていかれる様な気がして、さみしいもんだなぁ。
朝食時、世界一周中の家族と一緒になった。オーストラリア、東南アジアを抜けて、インドに至り、南米などにも向かうらしい。いいなぁ。
お子さんは5歳と3歳というから、この歳でそんな経験をしているってことだ。確かに、修学してしまえばなかなかできないから、いい時期かもしれない。
荷物を預けてチェックアウト。
デリー駅入り口で例の「そのチケットは無効だ詐欺のおじさん」が現われたので、指さして大笑いしつつ、メトロへ向かう。が、思いのほか混み合っていて、乗るにも時間がかかりそう。
仕方がないので、歩いて目的地に向かうことにするま、3kmだしな。
デリー駅前で無効だ詐欺のおじさんたちが屯していたので、写真撮ってみた。
一人が気付いてこっちに向かってきたので、速足に去る。一応悪いことしてる自覚はあるんだな……。皆は危険だからやっちゃダメだぞ!
とりあえず、晒すwww
手口は検索してみてね。駅構内ではなく、ロータリーの前で、的確に外国人にだけ話しかけるという不自然っぷりだから、悲しいけど疑う心があれば大丈夫だ。
向かったのは国立博物館。なぜかmap.meでは表示されていないため、警官のおっさんらに道を尋ねつつ到着。
荷物を預けて入場、300R。別途、カメラ持ち込み代は300R。
いろんな時代のいろんな遺跡から発掘されたものが展示された場所。博物館系はこれまで、遺跡等から切り離された不自然さからか、何か適当になるし、ルーチン感が出てしまうから避けていたのだが、ダラムサラで会ったM君が「よかった、1日では足りなかった」というので、来てみたわけだ。
さすがはインダス文明の昔から遡れるインド。確かにボリュームがすごい。
宗教的にも、仏教、ヒンドゥー教をはじめ、多くのものが存在し、インド占星術をはじめとした学問もあるため、さらに歴史は積み重なるわけだ。
……つっても、英文斜め読みの私はサクサク回るわけだが。近年のインドの発展具合どうだすごいだろうムービーを見て、博物館を後にする。2時間ちょっとであった。
徒歩でホテルのあるメインバザールへ向かう。しかし……暑い。30℃を越えた気温に汗が滴る。サンタナスタッフに聞いたら、翌月には気温が50℃になる日もあるとか。ひゃー、それはもういたくないわ。ヘタレでアレだが。
いつものラッシー屋で一気飲み。やっぱりここはうまいな。場所はアンナブル~のレストランを更に奥に言ったとこなんだが、詳しくは現地サンタナの情報でも見てくれ。
つーか特に当たってないからいいけど、これ作るときに使ってる水って、どういうものなんだろうなぁ……
サンタナで休憩していると、ぼったくられた、という男性がやって来た。
ツアーを組まされる系のやつで、ホテル代が90ドルという。おお。高いww
サンタナのシングルでも500Rで約1,000円だということを鑑みれば、どんだけ高級やねんという感じだが、そこまでいい感じでもないという。
別の国ではぼったくられたこともあるから同情する。洗礼みたいなもんだ。
しかし、今のご時世、ネットを調べれば経験談は結構乗っているから、それを見ればある程度典型的な手口はつかめるのだ。旅慣れてるから大丈夫、が一番危険なのは明確だな、と改めて思い知る。
このパック旅行詐欺は駅や空港のリクシャーやタクシーがグルになって旅行社やホテルに連れていく、というのが提携パターン。妙に安い料金を提示してくるリクシャーなどは、そういうところが多いので、相手にしない方がいい。もしくは、同じ方向に向かう複数人と行けば、数の力で黙らせられる。
それでも、ツアー組まされた、という話はよく聞く。その気になれば、壊滅的な英語力の私でもすべて個人手配もしくは宿泊したホテル(信頼できそうなことが前提)でお願いしてできているのだから、何もそういうところは利用する必要はない。
短期旅行者なら、時短のために使うのだろうが、それならば、きちんとガイドブックや現地日本人宿などの情報を基にするのが賢明だと思う(デリーで言うと、シゲタトラベル。ここはスゴイ丁寧&機転が利くという)。
インド出国を前にして、ちょっとまとめてみた。
夕食はアンナブルナダバでチキンビリアニ。ああ、やっぱうまいわー。
サンタナに戻り、朝会った家族の長男が話しかけてくれたので、その子の持っていたシフトカーを基に、仮面ライダードライブ話に。彼らも12月に出ているから、そこから先は知らないっぽい。
つーか、5歳児と同じ話題で盛り上がれるって、どうなんだ、って気もするが、特オタなんて、その頃の好きな気持が死ななかったわけだし、そんなもんだわ。
……いや、でも、思ったよりちょっとアレだったがww
時間が来たので、スタッフに別れを告げ、デリー駅へ向かう。これでインドともいよいよおさらばである。
ほぼ定刻にやってくる列車。入口に殺到するインド人。
いや、待てよ、指定席だぞ?何でそんな急ぐ必要がある?と外国人は後ろからそっと入っていく。
今回は一番上の席のため、座席の上げ下げに巻き込まれる心配もない。やはりここが一番楽。
明日の朝着く駅から再び移動し、次の国へ入る。
つまり、これがUPされた時点でその国なわけだ。
……どころじゃなかったなww