第百二十六話 Iが止まらない / 週末だし、リシケシ流まったりライフ
出立136日目 インド50日目 リシケシ8日目
チャー・ガンガー・マー!
元気に週末でも始めようか。
朝食はまた別のところに行ってみた。
名前は……次の日記で入れるとして、ガンガービューのナイスなパン屋。
しかも、ちゃんとクロワッサンっぽい生地!
サクサクのパイ生地っぽさ。これまでただのパンみたいなのしか食ってこなかったし、眺めイイし、これまでで一番評価できるかもしれん。30+チャイ20Rと良心的だし。
さて、今日のヨガも同じく「OM SHANTI OM」。週末だからどうなるかと思えば、相変わらずのスパイシーさである。
これは効果が期待できるぞ!続けられればな!
その後はKATさんと早めの朝食。
チョコボールwithアイスクリームでおなじみの、「LITTLE BUDDA CAFE」へ。
ビタミン不足感が募っていたので、フルーツサラダに、ちょっとアイス乗っけちゃおうかな、120R(なぜか会計時に100Rだったが)。
……おい、デカいぞ。
確かに昼食代わりの覚悟で頼んだが、アイス多くないか?なんだ、3つって?
欧米人仕様ともいえる、この殺人的な一品。やっぱりここはアメリカン寄せのものしかないのか(スイーツ系頼まなければいい)。
思っていたよりも量があったので、お得ではあるが、にも関わらず、喜べない。半額で半分の量でいいだろ、って思う。
ガンガービューということもあって、ガンガー入るべ、ということで、橋を渡ってラムジュラ方向に歩く。
今週頭にはアーティスティックデーみたいな形で、世界中からやって来た絵描きたちが、町中の至る所に絵を描いていく行事があったらしい。
アシュラムの宣伝が消えているが、大丈夫か?
向こう岸に泳いで渡れるポイントはないか、と理不尽に探しながら、取りあえずここで、と本日のガンガーIN!
いやー、日差しも強いし、今日は一段と気持ちがいい。
ラフティングで川を下ってくるインド人にガンガーに入る半裸の日本人が手を振るという、ある種の倒錯した世界観を味わいながら、花売りと遊んだり、サドゥーに思いを馳せたり、瞑想をしたりと、訳の分からない遊びを展開。
いつもの日課、11回出入りを高速で、浅瀬で展開する私。
髪の毛伸びたなー。TVから出てきそうっていうか、怖いわー。
しかし僕もKATさんも、生まれを正せば山の民。どことなく故郷を思い出させる、山と川のある自然は、一番力をくれるようだ。
疲労もたまっていたし、今日の夕方のアーサナ(ヨガのタスクのことをそう言うらしい)はお休みして、小腹がすいたのでカフェへ。
ピラミッドカフェに向かう途中に見つけた、大通りからは裏に位置する入口を持つ奇妙な店。内装はいい感じだが、ちょっと怪しい?と思っていたら、ありましたよ、「Special Lassi」。
要はアレ入りの一品ですね。
それは無視して、普通に食事しつつ、まったりと過ごす。
日も暮れてきたし、夕飯は別の店に移動。ORGANIC なんとかCAFÉ。丁度ライブをやっているらしいので、楽しいかもしれない。
ベジバーガー、150R。肉の代わりに豆腐生地と野菜を混ぜて揚げたものだろうか、さつま揚げの緩いバージョンみたいのが挟まっている。アツアツだとうまい!このサラダもいい感じである。
KATさんの頼んだ「Raw」がつくベジバーガーは、火の通っていないもので構成されているらしく、すすり下ろされた人参がトマトときゅうりには挟まれている物体が3つと生サラダのセット。
まぁ、普通のでいいかな、って感じ。
ライブはインド人や西洋人が地元楽器のシタールやタブラーでインドの曲を演奏。シヴァを讃えていると思われる曲。食い終わる頃には多くの欧米人がおり、帰るに帰れないほどの状態に。
コイツらやっぱりお祭り好きだなぁ。
明日は「OM SHANTI OM」がスペシャルデーとか言っていたが、何やるんだろう。
割と部分部分で筋肉痛だぜっ!