第百二十三話 Iが止まらない / 確定?リシケシ・ライフ
出立133日目 インド47日目 リシケシ5日目
アベンジャーズ・アッセンブル!(インド リシケシ地方の方言で、アベンジャーズ集合!の意味)
今日はこれまでとは別の、前日夕方に行ったヨガ教室に向かうため、1時間早くホテルを出る。
いつものところでシナモンロールと紅茶、35+15R。一巡したし、明日から別のところかなー。
さて、「OM SHANTI OM」の9:00~のコースはクラシックハタヨガである。
ちなみに、だいたいのヨガ教室の入り口には、こんな感じで時間とコースが提示されている。
初日から通うViniがハタヨガ系ということもあり、基本的には延長線上にある動きであり、程よくキツくなっている。今日もほぼ満員で、欧米人に人気のようだ。
1:45のスケジュール。いい感じだったので、5回分の回数券を購入。1,200R。
20回分までバリエーションがあり、どんどん安くなる。が、飽きたらあれだしなwww
昨日会ったKATさんと同じクラスであった。それぞれ昨日の情報を交換し、別れた。
さて、本日もガンガーINである。
Viniの前を降り、岩場へ。今日も冷たい!!しんどい!
気温はやっぱり高いので、あがった後の爽快感はたまらない。水がきれいだから、というのは否めないよねぇ。
花売りの少年がやって来た。ヴァラナシでも見たが、ここで需要はあるのか?
少年は自分の描いた絵も見せてきた。
お昼はヨガ教室の情報収集も兼ねて、日本人経営のレストラン「OKAERI」へ。
和食ターリー、160R。「地球の歩き方」記載の額よりも結構上がっている。物価上昇の波か。
五色米や当たり前だがヴぇ次中心メニューのためか、必然的にオーガニックな雰囲気に。
注目すべきは味噌汁。なんと、自家製?納豆入り!
時間経っていたので加熱したものに……ってことらしいが、風味が久し振りでうれしい。
店はとても居心地がよく、土地柄も作用してか、ゆったりとした時間が流れている。
本棚にあった「孤独のグルメ」を読んでいたため、食いながら一人語りしてしまった。
日本に帰ったら買い直さないとな。
人が増えてきたので退避。
女店主、かなり独特の雰囲気を発していて、おもしろかった。
……まぁ、インドで何かやろうって人間が普通なわけないが。
併設されたヨガ教室が、丁寧なアジャストがあるというので、今日の夕方はここにすることに。
時間があるため、キイロイ家の地下レストランへ。今日は欧米人ヒャッハーな店に行きたくないため。確実に孤独のグルメの影響。
「Bonofee tart」80R。
砕いたビスケットにコンデンスミルクを絡め、バナナを乗せてクリームかけたもの。
おいおい、こんかな感じでか?と思って食ってみたら、ん?うまいぞ?
温められたビスケットがいいじゃないか。このマッチ感。
舐めていた。意外にうまい。これは日本に帰ってもひとりでできるもん。
結構ネットが強いおかげで助かった。
さて、夕方のヨガへ出発である。
正式名「RajendraYoga & Wellness Centre」。な、長い。
入ってみたら、なんとE子さんとまたしても会った!
E子さんとは、ダラムサラでティーチングとかで一緒になり、初日でキイロイ家で話をし、つい先ほどもOKAERIで同じ席になったのである。
これが女性なら運命的だな……。いや、女性だ!
残念ながら何も始まらないのがお約束なわけだが、今日の参加者は6人。そのうち5人が日本人という驚異的な状況。な、なぜ?
理由は始まってわかった。この先生、丁寧なのだ。
いや、これまで行った教室はどこも丁寧に教えてくれているが、ここの丁寧さは、理論的な説明をきちんとしてくれるところだ。
ヨガとは何なのか、これをするとどう効果があるのか、など。
少人数だったのも幸いだったのかもしれない。動きも比較的緩やか~ちょっとキツめという流れで、筋肉痛蓄積のある体にはちょうどいい。
まぁ、英語で言ってたから、ほとんど理論部分は何言ってるか分かんなかったけどな!雰囲気は伝わったぞ!
終わりにマントラをカタカナ表記したものをくれた。どこの教室でも、始めと終わりに唱えるマントラ。内容は教室ごとに違っている様だが、いつも空耳で唱えていたから、これが一番ありがたいかも。
うーん、明日の午後もここにしよう。
夕食はいつもの店で、ベジビリアニとマサラティ、70+15R。
ちょっと待て、急にどうした、このオシャレな外見は。
ローカル食堂なのに欧米人に日和った様な見た目でビビったわ!
トマトベースで、カレー味じゃない。意外。野菜たっぷりでなかなかおいしい。
1日1カレーに微妙に反してしまったが、まぁ、いいや。
1日のペースがとりあえずできてきた。
新たな出会いも結構ある。リシケシ編、なかなか面白いことになりそうだな。