新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百十二話 Iが止まらない / Have a break

出立122日目 インド37日目 ダラムサラ9日目

 

 

今日も日本晴……インド晴れ!

ヒマラヤがいい感じで見える。ホテルの屋上でもさもさパン食って日光浴ができるくらいには温かい。しかし、ヒマラヤ見ながら優雅な朝食って、素敵じゃね?と今更気づく。

 

英語教室は月~金なので、今日・明日はフリー。街の店を冷やかす。

インド人相手なら値切りが基本だが、チベタンはほぼ応じてくれないらしい。まあ、適正価格ならいいんだけどさ。わかんないじゃん?

 

その後、ホテルのドミの窓ガラスをうっかり叩き割ってから、Lung-Taへ。

長老・Hさんが「体を冷やすからじゃがいもNG」と言われているらしく、ポテトサラダとついでに揚げだし豆腐を1ついただく。うまい。

インドの豆腐はかなり固く、木綿よりも歯ごたえがあるので、まぁ煮崩れしない点はいいんだろうけど、日本のものとは別物だと考えておいた方がいいだろう。

 

そんな私の今日のメインはオムライス。結構ボリューミー。いい感じ。

 

ドミは誰かが窓を叩き割ったおかげで風が吹き込むし、そのままLung-Taで漫画を読んでぼんやり過ごす。

途中でK女史やE女史らに招かれ、チベタン酒粕を使った、甘酒的な飲み物「チャ……」忘れたわ。に揚げ菓子を入れたものをいただく。

残留アルコールが強く、食い続ければ酔っ払いそう。ちなみに、現地ではこれにナッツやチーズやらを入れて、飲み物というより、食べ物的な位置づけでいただくらしい。

またしても役得。糾える縄のごとしである。

 

今日はK女史やN夫妻、Lung-Taの女将さんや娘さんらと一緒に夕飯の予定だったので、そのままゆるりと時を過ごす、

 

A女史からもたらされた、「白砂糖の恐怖」講義の前に、スイーツ男子(笑)に片足突っ込んでいる身として戦々恐々。恐ろしい……。

でも、食べたいときには食べるわ!

よく考えたら、女子会に1人だけ参加している状況だった。男一匹一人旅はどうした。

 

夕食は「火鍋」である。

 

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唐辛子の浮いた真っ赤なスープで肉や野菜を煮込み、オイリー&ソルティーな付けダレでいただく、どう考えても不健康そうなヴィジュアルwww

でも、鍋って。やっぱり寒い日には、たくさんの人で鍋囲みたいじゃないですか。そういう季節じゃないですか。ぬる燗ほしいぃいいいいっ!!焼酎のお湯割りほしいぃいいいいっ!

 

辛いには辛いが、そこまで激辛ではなく、付けダレも案外さっぱり。調子に乗って飲んだらアウトだろうが、白飯によく合う。

 

計9人でいただき、1人頭340R。日頃の食費を考えればアレだが、見合う価値はあった。なにより、異国の地で日本人と鍋って、ありがたいっす。

 

その後数人でカフェへ。「SHANBARA」だったかな。

少し奥まったところにあるが、内装が木目張りで超キレイ。インドじゃないみたいランキングぶっちぎりの1位のおしゃれさ(まぁ、チベットみたいなもんだが)。

ケーキとかも結構そろっているので、次回トライしてみよう。

 

天気がまたしても荒れそうで、それもあってなかなか出られないままだ。

飯食うくらいしかすることないこの街が、まさかここまで居心地がいいとは……。

 

いや、当たり前か。上げ膳据え膳がよくて、引きこもりが多い国もあるわけだしな。