新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第百十一話 Iが止まらない / ホーリーな日和見主義

出立121日目 インド36日目 ダラムサラ8日目

 

 

昨日の願いが天に通じたらしい。

 

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ナイス・ヒマラヤ!聖なる山感半端ないっす!!

 

まぁ、ここ最近朝は望めていたんだが、

「おっ!いい感じだ!あっ、携帯ないorz(←ティーチングに持ち込めないから)」

って状況だったので。

 

そんなこんなで久しぶりの英語教室の後、BLACK TENTでお茶をして、昼食に。

 

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「LOTUS LEAF」のマトン・フライド・テントゥク、90R。

ボリューム少なめだが、肉が大きく、パクチーが入っているのが特徴。

この2つの組み合わせが抜群。麺も大きめ。そして、店からはマウントビューが素敵!

……なんだけど、既に雲に覆われた山頂。儚ねー。

 

せっかく晴れたので、お散歩に出発。

バグズ村は歩いて30分程度の距離で、滝なんかがあるらしいので、いいんじゃないかと行ってみた。

 

所々で見かけるインド人が、顔や髪、服をカラフルに染め上げている。

そう、今日は「ホーリー」という、シヴァ神のお祭りで、インド人の街はカラーパウダーの投げ合いが行われるというデンジャラス・デーなのだ。

ヴァラナシの日本人宿だと、外出禁止になるなんて話も聞くくらい、見境なく襲ってくるぞ!気を付けろ!

 

ちなみにダラムサラチベット人がほとんど、彼らや外国人には基本的に手を出さないというルールがある様で、特に被害はない。まぁ、インド人(ヒンディー)相手に「2月9日は肉の日だから牛食べようぜー!」とか言って無理やり食わせたらキレるだろうしな。

望んでそうなったのか、まみれた欧米人がちらほらいるが。アイツら好きそうだよな、こういうの。

 

そんな訳で、たまに見かけるインド人以外は至って平穏な道を歩んだ先に見えてきた滝。

 

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チベット仏教でおなじみのカラフルな旗が風に靡いている。

さすがというべきか、水は澄んでいて、川底の石が見える。

聖地でもあるらしく、「ゴミ捨てるな」と記載され、ゴミ箱も設置されている。

それでも捨てるのがインド人。ブレないな。

結構上の方まで行けるのだが、ガンジャキメてるインド人とかもいたし、バイクに乗って爆走するカラーギャング共もいた。これは……ここ以外にいたら即死だった。

 

帰りには雨がぱらつき始めたので、何とかホテルに退避。

バグス村で購入したスイーツに手を出す。

 

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バグスケーキ。1つ30R。

チョコレートとソフトクッキー状の生地の間にチーズ系の風味のクリームが挟まったもの。N夫妻に以前一口いただいていたこともあり、購入。つーか、これ買いに行ったようなもんだな。

 

しっとりとした生地感と、チーズ風味がアクセントになって、甘すぎないところが素敵。

見た目小さめだが、意外と腹に溜まった。

 

ちなみにミルクチョコの方が売れていたけど、チーズ系の風味とカカオ風味のぶつかり具合がちょうどいいからだろう。ホワイトはすっきりめで上品な味。

 

夕食は久しぶりのカレーが食いたくなったので、「ASHOKA」へ。ターリー150Rを頼んだ。ダルカレーがちょっとしょっぱかったけど、まぁうまい。

「まぁ」というのは、デリーなら同じ金額で肉入りのもっとうまいのが食えることがわかっているからである。やっぱこの街はインド料理以外の方がいい気がするなー。あ、ここのチキンアフガニーはうまかったか。

 

さて、ぼちぼちダラムサラも満喫しつつある。そろそろ移動の頃なんだろうか。

いや、もう少しだな。何せ飯がうまいし。