新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第八十七話 Iが止まらない / インディー・バストライク!

出立97日目 インド12日目 ブッタガヤ~ヴァラナシ1日目

 

 

移動日である。

 

早朝、Yさんと一緒に仏心寺を出た。

清水さんがわざわざ外までお見送り。

何ていい人なんだ……。昨晩も素敵な贈り物をいただいていた。マハボディ寺の釈迦像の写真裏に、「南無釈迦牟尼仏」と書かれたもの。

惚れそうwwww

 

バス乗り場で同じバス利用のJさんに遭遇した。

オートリクシャーの迎えが来て、ピックアップ場所まで移動した。

 

今回利用するバスは「ローカルバス」と書かれていた。

座席番号は書いてあったが、特に指定席はなく、っていうか普通のローカルバスじゃねぇか。

 

乗り降りはまぁまぁ激しいが、まぁ、インドらしさを味わえてご愛嬌だろう。

所要時間6~7時間。7:20発なので、14時半前後か。

 

はい、17時着。 

 

うん、あのね、わかってた。絶対そうなるって。

なんかあっても日のあるうちには着くだろうってことで見てたけど、何もなくてもギリギリじゃねぇか。

 

そりゃあまぁね、あれだけ停車・乗り降りしてればね。

もしかしたら電車の方が早かったかもしれない。しかしバスの実態を、短い区間で知れてよかった。

もしさらに長距離だったらと思うとゾッとする。

 

リクシャーと交渉し、町中へ。

つーか本当に「町」だな!ブッタガヤののんびりした空気とは一転、せわしなさマックスハート

ブティックやたら多いし!なんでや!

 

あとはね、牛。

 

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どこ歩いても出くわす。急に出くわす。

リクシャー乗ってるときも横を歩いている。なんか怖い。ツッコんできたら死ぬ。

あと、インド人の譲らないドライビングのせいで道が混んでると、牛に抜かれる。牛歩戦術ってのがあるが、その下にインドの交通戦術ってのを加えた方がいい。

 

Yさん、Jさんとそれぞれ別の宿に。

 

Jさんとは合流し、飯と散策に出かけた。

出る前に宿の主人に「日本語言ってくる奴は危ないから超注意しろ、マジでマジで」と念押しされたので、距離感はブッタガヤより慎重にはかる必要がある。

 

あー、いろいろ来るなー。目が座った、薬勧めてくる奴。店やってる奴。日本語勉強してるだけという奴。

うーん、移動に時間とられた今日は、特にウザく感じる……。

 

そして人だかり!都会すぎるわ!

 

しかし「日本語勉強してるだけの奴」によると、今日はお祭りがあるために、メインストリートに人だかりができているらしい。

あとメインストリートの店は、同じインド人すら騙す様な悪徳商品が多いとか。

うむ、情報だけありがとう。

 

全ては明日からだな、ということで宿に戻るのだった。

 

しかし、ドミトリールームはほとんど野晒しで寒いのであった。二日も取っちゃったけど大丈夫か。。。