第七十三話 Tより永遠に/首都へ……
出立83日目 タイ24日目 アユタヤ―3日目~バンコク1日目
移動日である。
といっても、2時間かからない距離のため、慌てる必要はない。
チェックアウト後、朝食~カフェという、いつも通りの動きをしつつ、そのままの流れで乗り場へ。
昨日の時点で情報を仕入れていたため、街中で止まる方のミニバンへ乗車。60THB。
バスは順調に走っていき……おお、都会になってきたぞ!ヤバい!
うーん、日本とほとんど変わらんぞwwww大丈夫か???
戦勝記念塔に到着。ここからの移動だが、公共交通機関の利用をしたいわけだが、どこに行くかとかまるで分らん!
時間もあるのでホテルまで歩いてみた。
暑い!!!
炎天下じゃねぇか!えっ?最高気温30℃越えてんの?冬だぞ!自重しろよ!
当然こちらの要求をのんでくれるはずもなく、5キロちょっとの道を小一時間かけて移動。
くふぅ、疲れたぜ……。
とりあえず一休みしてから、ホテル近くの通りへ。
カオサンロードといえば、バックパッカーおなじみの安宿通りである。
……まぁ、今回はリョウ君たっての希望と宿泊代の関係で、ちょっと外れた場所に宿を取ったわけだが、これは正解であった。
ものすごい人ごみ!
なんでも、若者の街として発展したそうで、歩行者天国状態で、左右には出張った露店が所狭しと土産物を並べ、食品関係の屋台も間に並ぶ。
うーむ、なんていうか、ちょっとあか抜けていない原宿という感じwww
バーやレストランなんかもあったので、ちょっと原宿とは違うけど。
ここで夕食を……と考えていたが、げっ、高い……。
日本から来て最初に降り立った町がここだったら、「安い!」と喜んだだろうが、南下してきた我々には、ちょっと高く感じる。だいたい1,5倍くらいだろうか。
うーん、ちょっとなぁ……。
というわけで、一度ホテル前に戻って、吸われる屋台で食事。こっちは普通に1品35~40THBで食えるので、安心だ。まぁ、土地代とかの関係なんだろうな。さすがは都会だ。
カオサンを再び冷かしつつ、今日のところは終了。
それにしても、欧米人の数が増えた。やはり北部より観光客も多いようだ。バーとかレストランとか、欧米人向けが目立つ。通りを歩いていてクラブミュージック聞こえてきたり、恐ろしい。
ひとまずこの都会っぷりに慣れないとなぁ……。