新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第七十一話 Tより永遠に/割り切れぬ思い……

出立81日目 タイ22日目 スコータイ4日目~アユタヤ―1日目

 

移動日!

 

早めに朝食を取りに、いつもの路肩へ。

見ると、おかゆ屋さんがあったのでこちらにインシテミル

 

肉団子と温泉卵入りで25THB。優しい味で、辛さに暴力的にこだわっている様なタイでもほっとできる一品だった。

 

さて、前日に手配をかけていたバスであるが、昨日の話をまとめると、

「出発前に駅まで送るから、そこで切符買え」ということである。

おい、それで大丈夫なのか、と不安になったが、どのみち他に手はなさそうだし、これまで多くのトラブルはなかったんだろう、と承諾し、今に至る。

 

初めて見るスタイルだが、前輪の方に客席がついたトゥクトゥクである。

乗ってみると、なるほど、風を受けて走るのは気持ちがいいが、見た瞬間に思う、「曲がりにくいんじゃないか」は最初の角で立証され、幸運なことに、「ぶつかったらまず客が死ぬ」という内容は確認せずに済んだ。

 

駅の窓口で切符は買え、予定通りに9:45出発。しかし、ほぼ満席であり、ちょっとどうなんだろうとwwwこれ逃したら次は2時間は待たないといけないというのに……。

 

6時間と言われていたので、まぁ、誤差30分くらいだろう、と想定していたが、ここはクリアした。アユタヤ―である。

 

問題なのは、よくわからん、道端で下されたことだ。

長距離バスターミナルなるものが存在するにもかかわらず、どこだコレwww

 

地球の歩き方』によると、「北からのバスの場合、ハイウェイ途中で降ろされることがあります」だと。何なんだろうか。北からくる奴いないのか?

確かに、降りたのは我々の他は欧米人のカップルのみ。しかし、街までは遠い!

待ってましたとばかりに親父が登場。4人300THBで、街の中心まで連れてく、と言ってきた。例によって欧米人たちはすぐには動かない。

その間に親父に「4人で300THBだな?じゃあ、1人75THBでいいんだな?」と確認するも、なぜかわからない、と言い出す。

あとで揉めたくないので、きちんと確認したいのだ。

「お前らとお前ら(カップル)でそれぞれ150THBだ」

「じゃあ、1人75THBってことでいいんだな?」

オヤジ、首を傾げる。

何でわかんないんだよ!割り算できないのかよ!アレか?1の位が複雑か?そこが引っ掛かるのか?

 

もう面倒くさい、2人で150THBは揺るがなそうなので、まぁ、最悪ポケットに金ねじ込んで去ればいいや、と思い、乗車。つっても、ただの軽トラの荷台に乗せられた格好。ソンテオじゃないのかよ!

 

10~15分ほど乗って、街に到着。カフェで場所確認してからホテルへ。

キュートな女の子の受付を済ませる。タイの女の子は、かわいい子はかわいい。レディボーイもキレイな人はキレイ。ああ、そういえば、昨日の屋台群にその団体いたな。忘れてた。背の高さと声以外は、あの、ホーチミンのサイボーグみたいだったwwww思い出させんなwwww

 

本棚になぜか日本語の小説だけが並びまくっており、何だと思ったが、スタッフに日本語をしゃべれる子がいた。いわゆる有名どころばかりだったので、私物なのか、はたまた旅行者が置いていったのかもしれない。

 

夕食を外に食べに行ったのだが、店がまるでない。スコータイと比べても、屋台が見当たらないため、その差は歴然。全然ダメだぞ!

 

考えてみれば、バンコクから1時間半やそこらで来られる距離である。

別にここに泊まらなくてもいいんだろうな。それで降りる人間も少なければ、街もこんな感じなのかもしれないなぁ。

 

ホテルはネットの調子が悪く、手持無沙汰だ。明日のために早く寝ろ、ということかもしれない。

 

明日……ああ、もう今日か。はアユタヤ―の遺跡を巡るぜ!