新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第七十話 Tより永遠に/スコータイのスキヤキ

出立80日目 タイ21日目 スコータイ3日目

 

今日は何もしない日である。

昨日やることをなくさなかったおかげで、何とかなりそうだwww

 

ダラダラと起き出し(というより、特撮成分をYou tubeで接種していたせいで遅くなった、私が)、朝食は市場に行ってみた。

魚をトマト系で煮たものがご飯に乗って、20THB。20!?

安すぎるwwwちなみにおかずはイケていたが、ご飯はおいしくない。まぁ、これが値段の別れどころなのかもしれない。

 

その後はカフェへ移動。アイスカフェモカを頼んで、屋外席で待っていると、トイレから戻ったリョウ君が、

「チーズケーキを頼んできましたよ、フッフッフ」と不敵に笑う。な、なにをぉっ!

と、グリーンティーケーキを注文。

 

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うーん、両方甘いwww合計100THBということで、ご飯がいかに安かったかお分かりいただけるだろう(つっても、100THB=340円とかだから、安いなwww)。

 

おいしくいただいたここでダラダラしながら、明日のホテル予約。ああ、今日することが減ってしまった。。。

 

あとはダラダラとネットを巡る。

長野のご当地ヒーローを検索。おお、六文戦士ウェイダーとかいうのがいるのか!!

非公認か……。今後のためにYou tubeでショーなども見てみる。

うむ、頑張っている。デザインや設定、方言を活かしている点など、いい感じだ。が、全然だめだ!

 

スーツやらに手作り感があるのはOKだが、やはりアクションだ。中に入る人間が本物のアクターでないことは承知だが、しかし、日本のヒーローゆえに、そうでなくてもぐんと見栄えが良くなる方法があるのに、それがわかっていない!ああ、もどかしい!教えに行きたい!

 

と、訳の分からない盛り上がりを見せ、何だか日本に帰りたくなってきた……。どこで慕情を掻き立てられているんだか。

 

Moon Villageを経て、地元・長野について考えることが多くなった。相棒の地元愛が強いのもあるが、自分の街についてわからないことが多い、というのはどうなんだろう。

同級生の中には地元から離れず、そこで人脈を築いて、活動している者も多い。

 

しかし、働き出して数年後、地元の駅前を歩いていたとき、不意に「ああ、ここで生きていくのは無理だ」と思うことがあった。東京での生活(まぁ、アパートは埼玉だったわけだが)に慣れ、あれほど嫌っていた首都圏の生活を受け入れるうちに、いつの間にかそうなっていた。

 

本当にそれでいいのか?

 

日本の経済が持たんとしているときに、なすべきことは地元への回帰、還元ではな……えっ?お腹空いた?ああ、じゃあ、ヌードルでも食べに行くか。

 

15時という微妙な時間にヌードルショップで食事をし、ホテルへ。

明日のバスの手配を済ませ、これでやることなくなっちゃったよ!

 

と、忘れていた次の国の準備なんぞしていたら、あっという間にお夕飯の時間ですわ。

おとといのお店でオムレツ乗せごはんと、「SUKIYAKI」と表記されたスープをチョイス。

 

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どんなんかと思えば、白菜や春雨、モーニンググローリーなんかを薄目のだしで煮たスープに卵とじインし、別途付けダレがつくもの。ただし、タレはタイ風の辛いタレ。

こいつら、どこまで行っても辛くすることから頭が離れないようだが、意図は伝わるぞ、意図は。

 

そして、何と川岸の広場でお祭りが催されている模様!内容は不明だが、広場で踊っている人たちが!(写真撮ってないけどな!)

 

……なるほど。やたら路駐が多いと思ったら、これ目当てか。まぁ、日本人も人のこと言えないよな、これに関しては。

しかし、こんなに人がいたのかというほどの賑わいである。

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うむ、当たり前だが真ん中を人が通るので、過去に上げたナイトマーケットの写真との違いがさっぱり分からんな。

 

更に露店が立ち並び、もうこっちしか見てませんwwww

今川焼みたいなものとココナツミルク的なもの、バナナケーキを購入。

今川焼は5個入りで、中身がすべて異なる味だったが、今川焼以上でも以下でもない、今川焼だ。安心した!

 

スコータイ最終夜はかように更けていき、明日は移動日である。

 

しかしこの、何もしない日が実は一番いいのかもしれない。