第二十六話 サインはV/熱に浮かされた散歩
シンチャオ!
昨日はマジで寝苦しかった。
先日の香格里拉で震えていたのがウソのように、シャワーが水しか出なくても何も問題がない、むしろ歩いているだけで汗が滴る状況。
ああ、これが海外なんだな。こちらもクリスマスの飾りが店頭に並び始めているが、
サンタは日本と同じ厚着。お前、絶対倒れるぞ。
ナイトマーケットでもなぜか革ジャンやダウンジャケットが売られているが、国内で使うことはあるんだろうか。
さて、明日はツアーに参加なので、今日はハノイの歩いて行けるところに行ってみようのコーナー。
歩行距離にして23キロ程度の、軽い運動です。
●ホアンキエム湖
町の中心にある湖。確かにデートスポットとしてもってこいだったが、早朝から発情しているベトミンはいなかったので、俺に良し。
湖の中に寺院や建物があり、いい景色でがす。
●セント ジョゼフ教会
これまた大きいキリスト教の教会。
古い。それくらい。
ここでフエ行きの切符を購入。駅がルート上にあり、一石二鳥。
ここで電車が19:30発→8:48着が判明。
4日目がほぼ空くため、もう一本ツアーを入れよう。宿で相談することにする。
露店のコーヒーを購入。
聞くところによると、有名らしいので。
これがスゴイ。エスプレッソバリの濃さに砂糖をぶち込み(ミルクインも可)、抹茶よろしく泡立てるようにかき混ぜる。すると高濃度のビターチョコレート風の飲み物になるのだ。これはまだ眠かった脳が激起こプンプン丸です。
●文廟
ベトナム風の寺
卒業式か何かなのか、アオザイやら過去の文官風衣装をまとった学生がうじゃうじゃ。
うざかったが、かわいい子が結構いたのでよし。
中国よりもたくさん見かける気がする。以前書いた化粧の件もそうだが、中国人よりも日本人寄りの顔をしている、親近感が理由かもしれない。
ここで昼飯。
フライドライス(要はチャーハン)ときゅうりの漬物
チャーハンは牛肉とピクルスのもので、上に砕いたポテチ的なものが乗っていた。
ナンプラー等のほか、生唐辛子が薬味として提供される。
おいおいマジかよ、と食ったら予想通りだった。しかし、暑いときに辛い物はいいな。
逆にキュウリはちょい甘めの味付けがされてこんもり盛られていた。
こちらは体を冷やす、香港でいうところの「涼」のもので、こちらも暑さにちょうどよかった。
●一柱寺
読んで字のごとく、一本の柱の上に立った、寺。
しかし改装中で、本体はともかく、周りが雰囲気ぶち壊しで、これで合ってるのか不安になった。
なぜか仏像の光背に電極が仕込まれており、フィーバーしたパチンコみたいに七色に光っていた。あ、ありがたくないぞ、この仕込みは!
●ホーチミン博物館
ホーチミン博物館 口コミ・写真・地図・情報 – トリップアドバイザー
マジスゲーだろ的な内容ばかりと思っていたが、ゲルニカ的な展示物があったり、建国にかかわる内容がかなり多かった。
まあ、適当に英語読んだだけだけどな!
●軍事博物館
多分ここ(これ系がクッソある)。
同じく、スゲーだろ的な話と
兵器の展示。まぁ、文字もよくわからんし、兵器に興奮していた30歳児。
ちょっとベトナム戦争調べなおそうと思った。
●ホーチミン生家&廟
官憲どもが張っていたので、中に入ることはおろか、近づくこと能わず。
何かあるんだろうか。
●真武観
寺院。
街中にあるこじんまりとしたものだったが、この辺のはどこも勇ましい。
●ウエストレイク
でき湖だが、水は汚かった。中国の秘境できれいな水を見ていただけに、余計心証が。
ボートなんかもあったが、疲れてぼーっとしていたので、感動もそこそこ。偶然生まれたギャグも、ひいき目に見てもそこそこ。
仕方がないので、湖の歌を歌ったが、ひょっとすると単語が世界共通の可能性があり、今更ビクビクしている。
●鎮国寺
ウエストレイクに位置するお寺で、塔がこれまで見たことのない、各スペースに仏像が安置された形式。
日本語読みがなぜか湖の歌にかかわりが合ってビックリ。
塔もか……。
●セラミックモザイクの壁
なぜかトリップアドバイザーだと人気上位にあるが、ベトミンたちのアグレッシブドライブが展開される道路の壁にあり、落ち着いて見れない。特にこれと言ってどうということもなかった。
イヤー長かったwww
明日は朝から遠出ですので、飯食ってビール飲んで寝よう。
そして昨晩は同室のクレイジーな欧米オヤジが超絶デカい音で音楽を聴いていた。
頼むから今日はチェックアウトしてろ!