新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第二十話 Cの衝撃/確かに一人旅とは言ったが……

出立18日目 中国15日目 麗江2日目

 

今日は朝から黒龍潭に出かけました。

画像ないとあんまりなので(まぁもう張りましたが)、以下、参考サイトとして、「トリップアドバイザー」のURLを貼ります。

 

黒龍潭公園

f:id:haruki0091:20190522150132j:plain

黑龙潭公园 口コミ・写真・地図・情報 – トリップアドバイザー

f:id:haruki0091:20190522150156j:plain
青空は広がっているし、今日はいい一日になりそうだ!

f:id:haruki0091:20190522150309j:plain

入場料は無料だが、別途「麗江古城維持費」の領収書が必要で、これは古城付近の歴史的景観鑑賞には必須。なんだが、本当は昨日見た木府や獅子山にも必要だったのに確認されなかった。よって、今日初めて支払いwww

80元……商売してんなぁ……

 

●束河古鎮

f:id:haruki0091:20190522150506j:plain

束河古鎮 口コミ・写真・地図・情報 – トリップアドバイザー

バスや乗り合いバスで行けるこちらの世界文化遺産だったかな、のこちら。

しかし、やはりここにも観光化のすさまじい進撃が!

f:id:haruki0091:20190522150533j:plain

ほとんどお土産屋。しかも置いてあるものもほとんど同じ。昨日の麗江古城とな。

ここを見るに至って、本当に辟易してしまった。

 

確かに景観はまぁ、いい感じなのだが、上記開発の手が入ったために、ビルの中に取ってつけて作った「昭和横丁」のような、いかにも商業施設になっている。

これなら麗江古城でもいいじゃん。

 

しかも、行きに乗ってみた乗り合いタクシーは、行きは3元、帰りは5元と、金額がUPした。

確かに、帰りは利用せざるを得ないのだから、足元を見ているとはいえ、いい商売方法だ。

だが、気に入らん!!

古鎮内の商業化と相まって、露骨な金儲けに走る態度に、これ以上いたら、この国を嫌いになりそうな予感がして、ビザ延長をせずに出ることにした。

 

街はそこに住んでいる人間(動植物もね☆)のものであり、彼らが望む姿にすることが、何よりも優先されてしかるべきだし、それは外側の人間が「もったいない」「資源を殺している」「文化遺産が」と口をはさむべきではない。

すべては生活している者に委ねられるべきだ。

 

そういう前提を踏まえて、やっぱり気に入らん。

なんだか今にも周りの中国人たちに暴言を吐きそうだったので(孔子孟子の教えに従う人にはしたくないし)、サングラスで殺意のこもった視線をカット、iPodで日本の曲聞きながら、歩いて帰りました

 

夕方に宿に着き、今日は宿で食事をいただくことに。

大皿に乗った中華料理が複数、テーブルに並べられている。

おお、このバリエーションは一人飯では 不可能!バランスもとれるし、これで20元ならいいじゃないか!と大喜びで箸を付ける。

 

しかし、ここで思わぬ事態が起こる。

麗江滞在中の宿は、昨日の記事の通り、ニーハオ・トイレ脱出のための措置を取っている。そうなのだ。

私以外全員西洋人、それも英語圏の人間たちなのである。

会話はハイスピードにやり取りされ、しかも遅れて食卓についた私には、単語から会話内容を推察することはできても、積極的にかかわることは不可能。

 

ああ、確かに中国嫌いになりそうとかいったけどさ、いきなり食卓の場がオール・イングリッシュとか、振り幅デカすぎだろ。望んでねぇよっ!

あまりの事態にシニカルな笑みを浮かべて黙々と食事する始末。

きっと彼らも遅れて現れた東洋人が会話に参加せずにニヤけて飯食ってるの見て、さぞ気味が悪かったことだろう。

中国で仲間の輪に入れず、引きこもり状態www

 

あ、明日から頑張るもん!!

 

皆様も、良き終末を。あ、週末だわ。