第十九話 Cの衝撃/足で稼ぐ真実
出立18日目 中国15日目 大理3日目~麗江1日目
連投で。
中国人だらけのアウェーなホステルを後にして(まぁ、優しかったけどね、DQNみたいなヤツら以外)、大理を脱出~麗江へ!
麗江はこれまた少数民族のナシ族が多くを占める地域で、雲南省のまあまあ果てなんじゃないかな、うん。
7時起床~9時半の鉄道へ。
中国の長距離鉄道は1時間くらい前には着いていた方がいい。
なんせ、パスポートチェック(人民も身分証チェック在り)やら荷物検査もあるし、出発五分前からは入場できないからね。
そして今回は始発駅ということもあり、30分前にゲートオープン。
さあ始まりましたよ、割り込みが。
これホーム直結じゃなくてゲート設けたやつ、マジで賢い。
普通にやったら、国民性的に事故が続発して鉄道の運行なんぞままならないからな。
2時間半で麗江駅へ。
そしてバス乗り場は再び戦場へwww
30分くらい周辺を散策してからバスに乗り込む。
しかし、今回の宿の発見はかなり難易度が高い。
booking.comとか使って予約してるんですが、中国国内の規制にあってか、地図の表示がされるか否かが毎回賭け。
それなら表示されるところにすればいいじゃないか、と言われるかもしれませんが、
最近泊まったところが中国伝統のトイレ形式・通称ニーハオトイレが多く、しかもシャワー一体型。
何か嫌なんだよ!
そこで今回は欧米人ばっかりが映った画像の載ったところをチョイス。
到着時間が午前中だし、明るいから大丈夫だな!
→結果 明るくなければ死んでいた。
住所情報だけから割り込むのシンドイ(googleマップとかも中国じゃ能力低下してるんだぜ、気持ち悪いね!)。
何とか着いたので、さぁ、観光だ!
と思ったら、宿のお姉さんが、「おなか空いてる?ヌードル作ってあげるよ」と。
おお、ありがたい!追って請求される気がしないでもないが……まぁ、君ならいいだろう!
さて、今回は既視感ありますが、麗江古城近くの宿泊のため、午後から古城を回る。
●四方街
言わずと知れた、中心地。
10年位前までは全体的に静かなとこだったらしいんですが、世界遺産になってから観光地化(中国ではよく聞く話)。えらいにぎやかな街に変わっている。
●獅子山景区
●万古楼
山の上に立った、寺院的な建物で、まぁ、見晴らしがいい。
●木府
明朝の政治家・木氏が執政した官邸。洪武十五年 (1382年)に創建され、 明朝が滅亡するまで機能したとか。唐宋時代の中原建築の古朴豪壮な建築式を受け入れ、中国雲南省麗江ナシー族建築式と融合した建築。
忠義!
大部分が清末兵火に破壊され、 1996年麗江大地震後、世界遺産認定に伴い3年間かけて復元した。
拝観料が食費などに比べてバカ高い。京都とかわらんかそれ以上。
でも見るところはたくさんあるんだよなぁ。
相変わらず彩色が派手。
●夕飯
頼みの店がまさかの休み。
仕方がないので観光客ホイホイの出店をみて、名物のヤク的な生物の串焼きを発注です。
3本で10元。
スパイス爆効きです。
味は漢字に牛が入るだけあり、牛に近い味わい。山羊のような臭みはないが、牛ほど乳臭くない。触感は少し崩しやすい。個人的には山羊の臭みある感じの方が好き。
そんなわけで、無事ニーハオトイレを回避できたので一安心。
ただ、地元が何やら大変なことになってるっぽいな……
心配した友人から「実家大丈夫?」とLINE来たけど、な、何がっ?!ってか返事ができない!
つーかLINEが175件もたまっている!
皆様にはご迷惑をおかけしますが、出国後、改めて……