第十六話 Cの衝撃/未来への分岐点
出立14日目、中国11日目 昆明2日目
はい、戻ってきました、中国。
人民が道に痰を吐いています。列に割り込んできます。
このモラハラ加減、実に素晴らしい。
今日は明日移動する先の切符購入後、近くを散策しました。
●圆通寺
漢字打てないからサイトコピーしたらURL付きだよー。
イカにもチャイナな中華式の寺。おお、戻ってきたな、という感じ。
相変わらず派手な色彩の仏たちですが、寺は中に池があったり、いくつも建物が分かれており、結構いい感じ。
街中に給にある割に、落ち着いたところだった。
やっぱり俺、寺好きwww
●翠湖
上野の不忍池や、吉祥寺公園のような、市民の憩いの場で、ボートやら屋台やらもあり。
この国に来て初めて生の二胡演奏を聴くww
それに合わせてバイオリンを弾いたり、歌っている老人たち。
カメラを向けたらピースされ、笑顔でサムズアップされた。いい感じだな、オヤジ。
他にも多様な踊りを踊る集団がおり、なんだか和んだ。
本当は昆明には多くの観光地があるのだが、何もそんなところばかり回らなくてもいいじゃないか、自分が楽しければ。
とか言っていたら、五郎さんよろしく、腹が減ったので、ホステル近くの中華料理屋に。
ここは山羊料理(記載は羊だが、確か中国で羊と言ったら山羊だ。前に解体されて吊るされたのを市場で見たし)も出すので、多分チベット系がすでに混じり始めている。
羊とねぎ炒めのせた麺と、羊串肉を……というと、串肉は指を×にされた。ないの?
散策中の道でも売ってたから食べたかったのに、残念……。
あきらめて「OK」と言い、出来上がった麺をすすっていたら、
いや、できんのかよ!ってか多いよ!
そこで気づいた。あの×は×じゃなく、十だった、と。
つまり、十からならできるとあのオヤジは言っていたのだ!
それに対してOK言った感じになっていたのか!これぞ言葉の壁!しかし納得できる!
しかし、これはちょっと多いぞ、コスト的にも!
いや、もはや据え膳だ!!
やはり山羊。牛のように乳臭くはないが、独特の臭みがある。
それを香辛料でいい感じに活かしつつ、焼き上げた香ばしさでまとめる……いい味だ!
かくして、おいしいのに後なんか毒づきながら食べるのだった……。
さて、先日香港で会った、T氏に、四川地方の五明なるところを勧められました。
各国を渡り歩いた中で、五本の指が……失礼、五本の指に入る景色だったというのです。
見てぇよ!
ところがぎっちょん、行程を考えると、ビザなしで滞在できる15日間では、見ることができんかもしれん。
しかも、最近はビザ申請が厳しくなっているとかいないとかで、行う都市によっても対応が違い、できるかどうか定かではないらしい。
ナニソレー!!
こういう時に「男」が使う言葉には、「それでも」と「それならば」と「だがしかし」があるらしい。
「それならば」、申請する都市まで普通に観光し、可能であればそのまま進む、難しそうであれば、そこで引き返してベトナムに入る。
「だがしかし」、見たいと思った以上は見るべきだ。
インドビザが4/7に切れて、どの道一か月くらいフリーになる。
そこで見足りないところを見ようと思っていたので、
「それならば」そこで見にいけばいいじゃないか。
おお、順調だな、我が男磨き!!
そんなわけで「Cの衝撃」編はまだま続きます!
人民に対するイライラもな!
明日は大理。いよいよ、チベット周辺に突入だってばよ!
追伸:こちらのはてなブログさん、毎月の画像アップ容量が決まっているらしく、
ポンポンポン景気よく画像乗っけてたら、めでたく本日で利用量いっぱいとなりましたwwww
なので、明日以降は文字だけ先出し、来月末にまとめて画像をアップロードしますので、
ご了承ください。
そしてつまりそれは、来月以降も借金する形に(以下略)