新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第六話 Cの衝撃/知らない道もへっちゃらイマジネーション

上海3日目!

 

今日は桂林への移動が午後に控え、それまでは観光をば。

生憎の雨模様でしたが、

 

上海テレビ塔

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川を挟んで浦東にある、近代的な建築物。形状のインパクトがすごい。カプセルコーポレーションの建築物に近い気がする。

 

近くには、上海人民英雄塔なる建築物があり、おそらく昔、我が国と戦った者も祭られているのだろうなぁ。

 

お昼は地域密着型っぽい個人商店で取りましたが、写真撮ってません。忘れてました。

 

肉団子とスープと菜飯。占めて13元(約270円)。金銭感覚が、わけわからなくなっていく…。うまかったが、それ以上に店の人がニコニコと話しかけてくれた。中国語だからわからないけどね。英語で日本人だから中国語わからんと言っても、状況は変わらなかった。そりゃそうだ。彼らが英語を話せる保証なんてない。改めて今、異国にいることを強く感じた。

日本語を話せる人間と、数日会っていないのだから。

 

ただ、この店の人が向けてくれた笑顔は、この国に来て初めてみた、満面の笑みだった。

 

上海老街

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いわゆる商業施設で、中華風の建物の中にこれでもかというくらいに商店が立ちならぶ。おもちゃ屋が多く、どの店の店員も飛行系のラジコンを道路の上まで飛ばしてアピールしてくる。操縦うまいが、そういうことじゃなく、日本じゃ考えられないやり方だな。

 

この巨大な施設の中に、なんと歴史的な施設・豫園がある。いや、本当に中にある。

同じ様な事、京都でやろうものなら暴動起る気がする。

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彼らの感覚では、歴史的建造物だからといって、自分たちの生活から切り離していない、ということなのかもしれない。

すなわち、連綿とこれまでの街の歴史は今とつながっているのであり、今の街の姿に溶け込んでいるのが自然なのだ。

そう考えれば、先日の派手な仏像を見たときに、あるいは塗りなおしたのでは、という疑問も、建築当時の様相を持たせることで、信仰の中心に置こうとし続けている、という考えに基づいているとも考えられる。

こういうことに思いを馳せられるのも、異国への旅の醍醐味かもしれない。

 

さて、その後は上海南駅に移動し、桂林まで寝台列車の旅である。

ランクがいくつかあるが、20時間を超えるので、さすがにベッド付(の中では最低ランクの)「硬臥」に。

三段で一番高い(というかこれしかなかったっぽい)下の段だったが、おかげで過ごしやすい。狭く、荷物管理との戦い。することもないのでさっさと寝ます、16時とかですけど。

 

明日の午後には桂林です~。