新劇場版 世界の果てまで行って:破

新劇場版 世界の果てまで行って:破(仮)

このブログは、特撮オタクの私が、5年半努めて勤めた会社をやめて、ユーラシア大陸をめぐる物語である。〈背景のモデルはフルスクラッチです:自慢〉

第二百七十九話 たったひとつのEのために / 君に夢中湯! I want to 湯!

出立80日目(通算330日目)エクアドル6日目 キト4日目~バーニョス1日目 朝軽く散歩に出かける。明るくなり始めた頃の街の空気は清浄で気持ちがいい。教会の雰囲気も厳かさが2割増しになっている気がする。 途中でパンを買って朝食とし、9時くらいに宿を出る…

第二百七十八話 たったひとつのEのために / 古きを訪ねて新しきも行く

出立79日目(通算329日目)エクアドル5日目 キト3日目 メキシコで再び大地震があったと聞く。 今度はプエプラとメキシコシティ。どちらも結構滞在したので、関わった人々の無事を祈るばかりである。 さて、この日は新市街(ノルテ)を観光しようと出掛ける。…

第二百七十七話 たったひとつのEのために / 伝説は塗り替えるもの

出立78日目(通算328日目)エクアドル4日目 キト2日目 明け方に花火なのか何なのか、散発的に聞こえたが、取り立てて祭りの様子もないようだ。 と思っていたら、独立記念広場でデモなのか何なのかが行われていた。目の前の建物は大統領府だ。暴徒化しそうな…

第二百七十六話 たったひとつのEのために / こ怖良い街!?

出立77日目(通算327日目)エクアドル3日目 オタバロ3日目~キト1日目 朝食の調達も兼ねて、散歩に出かけた。 昨日の喧騒が嘘のようにしっかりと街は片付いており、日曜日ということもあってシャッターが閉じたまま。中央の市場ではすでに出店の準備が始まっ…

第二百七十五話 たったひとつのEのために / サタデー・マーケット・フィーバー

出立76日目(通算326日目)エクアドル2日目 オタバロ2日目 朝食という程でもないが、フルーツとコーヒーはあると聞いていた。パイナップルとバナナだね。昨日の夜突然現れて、私のグミを食べて去っていた子どもは、どうやらスタッフの子だったらしい。 さて…

第二百七十四話 たったひとつのEのごとく / ギリギリのボーダーライン

出立75日目(通算325日目)コロンビア23日目 イピアレス3日目~エクアドル1日目 オタバロ1日目 目覚めは雨の音と共にだった。移動日なのに豪雨感がすごい。 荷物をまとめ、パンをモサモサやってもおさまらないので、意を決して国境を目指す。 国境行きのコレ…

第二百七十三話 Cの時代の愛 / 永遠に美しく…

出立73~4日目(通算323~24日目)コロンビア21~22日目 ポパヤン3日目~イピアレス1~2日目 Kさんと同行し、国境の町を目指す。なんせ遠いもので(8時間かかる)、6時半のバスを目指して宿を出た。 当初予定していた信頼と実績のボリビアーノ社のバスだが、…

第二百七十二話 Cの時代の愛 / あなた色に染めて色の街

出立71~2日目(通算321~22日目)コロンビア19~20日目 カリ3日目~ポパヤン1~2日目 宿の食事はパン、シリアル、フルーツ、コーヒーなんかを好きに取れという感じなので、ここぞとばかりにフルーツを食って栄養補給だ。 さて、カリはすることもないので脱…

第二百七十一話 Cの時代の愛 / 仮にも狩りには会いたくない

出立69~70日目(通算319~20日目)コロンビア17~8日目 サレント5日目~カリ1~2日目 雨は上がり、気持ちのいい朝だ。宿は朝食付きで、それを待つ間に庭を見ながらのんびりと飲むコーヒーもいい。少し肌寒いのもいい具合だ。 猫は他にもいるが、取りあえず…

第二百七十話 Cの時代の愛 / 大きいことが生むもの

出立68日目(通算318日目)コロンビア16日目 サレント4日目 未明にメキシコで多きな地震があったと聞く。 取り急ぎ知人・友人に被害はなさそうなので一安心だが、余震もあるだろうし、まだまだ怖い思いをしそうだ。 私のところは全く揺れに気付かなかったが…

第二百六十九話 Cの時代の愛 / ここらが気合の見せ所?

出立67日目(通算317日目)コロンビア15日目 サレント3日目 コーヒー農園で説明してくれていた姉ちゃんが「明日私もその宿に行く」と言っていたので何かと思ったら、レセプションに座っていた。働き者である。 さて、朝食を済ませた私はセントロへ向かい、ジ…

第二百六十八話 Cの時代の愛 / 恋を忘れた哀れな男に

出立65~6日目(通算315~6日目)コロンビア13~4日目 メデジン7日目~ サレント1~2日目 本日は移動日。メデジンからサレントまで目指す。 アルメニアを経由して乗り換えるのが一般的なようだが、直通の便がいくつか出ていて、8時、9時、11時、13時の便がと…

第二百六十七話 Cの時代の愛 / Dethティニーを越えて行け

出立63~4日目(通算313~4日目)コロンビア11~2日目 グアタペ3日目~メデジン5 ~6日目 8時過ぎに宿を出て、バス乗り場へ。 少年が客の呼び込みをしており、料金は乗ってからでいいという。 8:30発のバスは、街の大通りを呼び込みをしてから出たため少し遅…

第二百六十六話 Cの時代の愛 / Die another day

出立62日目(通算312日目)コロンビア10日目 グアタペ2日目 海外の病院に行くことになったのは、これで二度目だった。一度目は黄熱病の予防接種。そして今回は治療のためである。何ゆえなのか、時間を巻き戻してみよう。 宿には有料の朝食があるが、10,000ペ…

第二百六十五話 Cの時代の愛 / 天使と悪魔の間に…

出立61日目(通算311日目)コロンビア9日目 メデジン4日目~グアタペ1日目 コーヒーを飲んで宿を出た。居心地は大変いい宿だったが、駅まで距離があったので、重い荷物を抱えてだと、大変いい運動だ。 途中で例のフライドチキン屋で丸いのと円盤を買う。 球…

第二百六十四話 Cの時代の愛 / 微笑みの爆弾

出立60日目(通算310日目)コロンビア8日目 メデジン3日目 うっかり昼過ぎまでホテルで過ごしてしまったが(すごく過ごしやすいです)、今日は南の方、つまり新市街?的な方に行こうと思う。 ホテルから30分しないくらい。 若干の坂道を登って辿り着いたのは…

第二百六十三話 Cの時代の愛 / アニマル怪進撃

出立59日目(通算309日目)コロンビア7日目 メデジン2日目 宿に朝食はついていないが、コーヒーはサービス。簡単に入れているだろうに、旨い。流石コーヒーの本場はレベルが違う。 情報収集中にアメリカオヤジがやって来て、日本の話に。同僚から日本語を習…

第二百六十二話 Cの時代の愛 / アップ・ダウンタウン

出立58日目(通算308日目)コロンビア6日目 メデジン1日目 バスは途中で横におっさんが乗り込んできたり、このおっさんが歌い出したり、バスの空調が不安定で脱いだり着たり寝袋に出たり入ったりでバタバタしたが、おおむね満足な状況だ。 8時前にバスはター…

第二百六十一話 Cの時代の愛 / ノーコンテニューでクリアーしてやるつもりだぜ!

出立57日目(通算307日目)コロンビア5日目 ボゴタ5日目~ 風都探偵マジおもしれぇええええっ!続き読みてぇえええええっ! (コロンビアの方言で、思った以上にWで血沸き肉踊っちゃうの意味) 本日は移動日で、といっても夜なので少し出掛けよう。 最終日に…

第二百六十話 Cの時代の愛 / 時代に輝け

出立56日目(通算306日目)コロンビア4日目 ボゴタ4日目 お昼前に宿を出る。日曜日ということもあり、お店は結構閉まっている。 「Museo National de Colombia」はその名の通り、国立博物館だ。 3階建ての各フロアーに先住民族系の資料や美術品、歴史の資料…

第二百五十九話 Cの時代の愛 / 上・昇・嗜・好

出立55日目(通算305日目)コロンビア3日目 ボゴタ3日目 朝食にゆで卵が付かないことにショックを受けるなんて、わしゃ板東英二か!(ボゴタの方言で、ゆで卵食べたかった) さて、今日はちょっとしたピクニックに出掛けようと思う。 目指すは「Cerro de Mon…

第二百五十八話 Cの時代の愛 / 遠きエルドラド

出立53~4日目(通算303~4日目)コロンビア1~2日目 ボゴタ1~2日目 ざっくりしたサンドイッチとお菓子が出たが、つまみとしてはよかったな。 さて、入国も問題なく終え、ここから市内への移動だ。 当然の様にタクシーはあるが、やはりそれ以外の方が安い…

第二百五十七話 M・オブ・デス / 海よさらば

出立50~53日目(通算300~3日目)メキシコ25~8日目 カンクン4~7日目 空港に着き、市内に向かうバスを目指す。 CUC→メキシコペソはかなりレートが悪い。キューバで変えた方がマシかも。 バスを待つ間に台湾人と、スイス人の女の子と話をしていたが、乗り込…

第二百五十六話 C 32歳の革命 / 生きる力

出立47~50日目(通算297~300日目)キューバ22~5日目 ハバナ6~9日目 長時間待機した、懐かしのサンタ・クララを朝経由し、バスは昼過ぎに少し遅れてビアスールへ。 慣れたものでバス停まで行き、セントロまで行くかと聞くが、行かない様子だがとりあえず…

第二百五十五話 C 32歳の革命 / ナチュラルに恋して

出立44~6日目(通算294~6日目)キューバ19~21日目 バラコア1~3日目~サンティアゴ・デ・クーバ 6日目~ 丁度チェックインのタイミングだったバスに乗り込み、下手するとずれ落ちる座席というハンディを抱えながらのバス旅は、相変わらず運転手たちの気ま…

第二百五十四話 C 32歳の革命 / 灼・熱・都・市

出立40~4日目(通算290~4日目)キューバ15~9日目 サンティアゴ・デ・クーバ1~5日目 疲れている割には意外に眠れず、バスの空調もアホみたいに効いて冷蔵庫並み、というのは中米のお約束なんだろうか。途中に何度か止まって客の乗り降りがあるが、こんな…

第二百五十三話 C 32歳の革命 / 安らかな眠りのために

出立37~9日目(通算287~9日目)キューバ12~4日目 サンタ・クララ1~3日目 レオとヤミの家を出て、ビアスールのバス停へ。 人気のトリニダーからのバスは取りづらく、サンタ・クララ行は3日後とかのが取れる始末だったので注意。8:30発~11:25着 8CUC 荷…

第二百五十二話 C 32歳の革命 / やさしさに包まれたなら

出立33~7日目(通算283~7日目)キューバ8~12日目 (シエンフエゴス~)トリニダー1~5日目 プラヤ・ヒロンの配給所前から10時頃発で乗ったカミオン。3CUCでシエンフエゴスまで2時間半くらいかな。 地元民の中に一人だけアジア人。しかし好奇の目もあまり…

第二百五十一話 C 32歳の革命 / ブルー・シー・ブルー

出立30~3日目(通算280~3日目)キューバ5~8日目 プラヤ・ヒロン1~4日目 さて、キューバ国内の移動方法は数あれど、今回は最もポピュラーな「ビアスール社」というツーリスト向けバスを利用することにした。しかし! 出るのがギリギリになったうえ、バス…

第二百五十話 C 32歳の革命 / HAVe A Nice dAy

出立27~30日目(通算277~80日目)キューバ 2~5日目 ハバナ2~5日目 朝食はパンとオムレツ。にフレッシュマンゴージュース、コーヒー。 Kさんとコリアンカップルが先におり、あとから日本人女性Yさんもやって来た。 彼女が醤油を持っていたのでそれを使わ…